明星中学校 「花と緑の探究プログラム」第8回
11月18日(土)に、府中市内の明星学苑の空中庭園にて一貫中学生を対象に「第8回 花と緑の探究プログラム」を実施しました。
このプログラムは、農業に触れる機会が少ない生徒たちに、自然と触れ合いながら農業の魅力を体験し、自然と共生することについて理解を深めていくことを目的としています。
act634府中は生徒さんたちの自発的な気付きをサポートしています。
今回は「夏秋花の抜き取り」と「コンポストからの堆肥を花壇に鋤き込み」、「春に咲くたねダンゴ®づくり」、「かぶとソラマメの種まきのその後の観察」を行いました。
まずは、夏にたくさんお花摘みをしたり、染め物に活用した、花壇の植物を抜き取ります。
次は、コンポストですっかり完熟した堆肥をみんなで花壇に。カブトムシの幼虫が見つかり、みんなそっちに夢中?(笑)
その後スタッフが整地をして整え、空になったコンポストに枝葉を入れます。堆肥にする作業は来月改めて行います。
次はたねダンゴ®づくりです。
2回目!という2年生もいましたが、改めてたねダンゴ®のお話をスタッフから紙芝居を使ってしてもらい、なるほど、、という表情の1年生。そのあとに実際にやってもらいました。必ずやってみる、それがとても大切ですね。
たくさんできたたねダンゴ®をいよいようえつけます。あまり深く植えない、発芽には種まきしたときの環境が大事であることがスタッフから伝えられました。
スタッフが最後はお水やりをしている間に
生徒さんは南側の花壇に移動して、前月種まきをしたそら豆やかぶの状況を観察。
かぶの花壇は、発芽の状況に違いがありました。明らかに出てないところが続いてたり、ちゃんと出てるところがつづいてたり。
「なぜだろう?」とスタッフの問いかけに、みんなで考えました。
覆土が厚すぎたのかも? とスタッフから答えの1つを提供。
そらまめの発芽の様子も見てみると、やっぱり、うまく発芽しているものもあれば、だめになっているものもありました。
「そもそもタネには発芽率というものがあるんだよ」
「農家さんは発芽率のいいタネを買うか、発芽しない可能性も考えて、多めにつくっている」
といったことも、スタッフから伝えられました。
たくさん作業をして、春に咲く花が楽しみ!と生徒さん。イキイキしている姿からスタッフが逆に元気をもらっています。
次回は12月18日月曜日を予定しています。
(文責 林 瑞恵)
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