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フードインク


自分の食の背景にとても衝撃的なことがあるってことを、細かく、そしてわかりやすく、ちょっと過剰なところもあるかもしれませんが印象的に表現されていました。


無理矢理に合理化を目指して使った農薬や飼料の簡易化が、病気や害を生み出してそれを回避するためにさらなる科学やテクノロジーを駆使する。

いたちごっこともいえる、そのループには消費者は気づかない。

怖いなって思うその背景は意識の高い一部の人たちだけでは変えられようもない。

単に便利な世の中にしたかっただけなのに。

でも、手遅れなんかじゃなかって。

それは、みんなが少しずつ意識を変えていくことからはじまるし、それだけで始められる。

毎日、そんなことを考えながら買い物したり食事していると、今の社会では生きることが難しいから、ちょっと余裕のあるときのひとつの選択からでも良いのだと、そう思わせてくれる映画でした。

このような映画を見てると、あー意識高いねっていう言葉で片付けるひともいるけれど、知らないよりは知っていた方が良いし、

自分が大きな力はなくてもお金がそんなになかったとしても、ちょっとした選択でその力になれるんじゃないかなっていう、

むしろ、そんな勇気をもらえる映画なのではと思いました。


自分にできることは少ない。

でも、知ることから知ろうと意識して身の回りのことをひとつだけでも変えることから、変えられることはあるのだと思います。

安いもの、便利なもの、それが全てではないです。

高くても、不便でも、そこにはひとらしさを得られたりお金では買えないものが隠れているのかもしれません。


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Haruna Oda
発酵のこと、毎日更新中。コメントにてネタや知りたいことも随時受け付けています♪ わたし自身も学びながら書いていますので、みなさんも一緒に発酵のものしりになりましょう^^