公証役場に行く
昨年、今年と、公証役場に行った。
公証役場とは、
公証役場(こうしょうやくば。公証人役場ともいう)とは、公正証書の作成、私文書の認証、確定日付の付与等を行う役場である。各法務局が所管し、公証人が執務する。公証人独立採算制がとられている点が一般の官公庁と異なる特徴である。
公証制度とは、国民の私的な法律紛争を未然に防ぎ、私的法律関係の明確化、安定化を図ることを目的として、証書の作成等の方法により一定の事項を公証人に証明させる制度です。我が国の公証制度は、ラテン系の公証制度に属しています。我が国における公証人は、明治19年法律第2号「公証規則」の制定以来、国の公務である公証事務を担ってきました。
世界の公証人は、文書の認証、宣誓供述書の作成のみが職務とされているアメリカ型の公証人(Notary Public)と、これに加えて公正証書の作成も公証人の職務権限とされているラテン系の公証人(Notary)とに分かれています。我が国の公証人は、ラテン系公証人に属しています。日本公証人連合会は、ドイツ、フランス、イタリア、ギリシャ、スペイン、メキシコなどラテン系公証制度の国の公証人会により結成された公証人国際連合(UINL)に加盟しています。
「公証人」というと、日本ではあんまり馴染みがないけど、よくフランス法などの教科書には登場する言葉。
一般の人にとって、公証人が必要になるパターンは、遺言、離婚などになるのかなあ。昨年は、病気で亡くなった叔父(未婚で甥姪が多い)を連れて東京都内にある公証役場で公正証書遺言を作成した。今年は、父が事前に作成した遺言書を公正証書遺言に再作成した方がよいか?という相談をしに、訪問。公証人の方が良い人で、父の自筆遺言書は「有効」とのことなので、兄弟がいる私には安心した2020年9月となりました♬