「見かけ上」の良い人をやめる

私は、どうやら優しそうに見えるらしい。そして、声も同様らしい。

人の印象は、悪人づらよりも良い人に見える方がいい。私もそう思っていたし、私自身「優しそうに見える」「真面目そうに見える」ということで徳をしていると思っていた。

しかしながら、決して徳ばかりでもないと思い始めた。ビジネスにおいて、営業など第１印象で決まる業務では、「良い印象」は強みである。しかし、「良い人」という印象は「こいつを利用できるな」と逆手にとる人もいることがわかったことも確かだ。

私自身が良い人であることは、自分でも自覚している。他人を不快にさせることは好きでないし、理不尽なことは大嫌いである。そしてできることなら他人に親切にしたいと思っている。

世の中は、親切な人だらけな社会だと思いたいが、決してそうではない。最近まで、私自身の体験でも「この人に舐められてるんじゃないか？」と思うことがあった。私の内面は、正義感に溢れ、曲がったことが嫌いなタチである。たとえば、会社内である人が別の人に理不尽な行為をしているのを見ている・目撃するだけでも不快で腹が立つ。

良い機会なので、婚活で初対面の女性に挨拶するとき、以外は「見かけ上の良い人」から卒業しようと思う。