書籍を出すことになりました!本の紹介をします。
色々と大変な時節と重なってしまいましたが、アクロストン初の本を4月1日に発売することになりました!今月は少しずつ本に対する私達の想い、内容の紹介などをしていきたいと思います。
1.本の紹介 ”誰向け?” ”どんな本?” ←今回の記事はココ
2.「はじめに」を公開します
3.書籍より:自己紹介『アクロストンって?』
4.序章を順次公開します。
・序章①性教育のはじめどきっていつ?
・序章②小さい頃から始めると性教育がラクになる
・序章③日本の性教育は諸外国に比べて遅れている
・序章④イマドキの性教育はセックスや生理のことだけじゃない
5. 目次の公開
6.立ち読みがわりにどうぞ。
・書籍より:『ルッキズム』について
・書籍より:『性暴力』について
・書籍より:『赤ちゃんってどうやってできるの?』『どこから生まれるの?』『体外受精って?』
・書籍より:『おちんちんの皮ってむかなくていいの?』
・書籍より:『男の子らしさ、女の子らしさ』『LGBTsを知ろう』『家族の多様性』
★番外編:無料で絵本教材ダウンロード
本の紹介 "誰向け?"
本のタイトルにあるように、3~9歳の子を持つ保護者向け・・・は建前で、具体的はこんな方向けです。
・性教育ってそもそも、どんなもの?と思っている方
・性教育をはじめたいのだけれど、どんな話をしていいのかわからない方
・性に関するからだの仕組みを知りたい方
・性についての対話をはじめたい方
・おしゃれな性教育の本が欲しかった方 などなど。
思春期前に身に付けたい性教育の軸となるところを丁寧に記載しました。この部分、実は大人の方も知らないことが多かったりアップデートしたほうが良いこともあります。なので、保護者の方でなくても参考になる部分は多いかと。また、お子さんと一緒にひろげて見る図も入っています。ポップなクラフト写真も満載ですので、パラパラめくるだけでもワクワクするはず。
本の紹介 "どんな本?"
からだの仕組みを詳しく説明しつつ、思春期前のこども達に伝えたい性教育の芯となるところを書きました。こどもが発する性に関する質問、保護者が困っていたり疑問に思っていることをQ&A方式で解説しています。
特にこだわったところは「おしゃれに」と「対話」です。アクロストンのワークショップへのこだわりと一緒です。「おしゃれに」というのは、リビングにかざりたい!カフェで読みたい!と思える本であること。性の話は日常生活の中にあるものなので、かしこまった本でも、こどもじみた絵の本でもなく、おしゃれな本であることをめざしました。アートディレクターのholiday堀出さんにそのあたりを叶えてくださる素敵なクラフト作品を多数作っていただいたことで、飾りたくなるページ、開きたくなるページが沢山入っています。
「対話」というのは、とにかく子どもやパートナーと話をしてほしいということです。性教育であれ何であれ、○歳で△△をしましょう!女の子にはコレ!男の子にはコレ!と年齢や性別で決めてしまうものが世の中には沢山ありますが、本来はそんな簡単な話ではありません。年齢による発達の目安はありますが、一人の子でもひとつひとつの事柄に関する発達の程度はバラバラです。性別に関しては、そもそも生まれ持ったからだの性別自体も不確かですし、様々な項目においてもそれぞれグラデーションです。年齢や生まれ持った性別にとらわれずに、こども自身の気持ちや考え、パートナーの気持ちや考え、自分自身の気持ちや考えをとことん話し合って、各家庭オリジナルの性の話をすすめてほしいので、対話のヒントになることを願って本をつくりました。
そして何よりも、性の話って面白い!という私達自身のワクワクが読んでいる方に伝わるといいなと思っています。これもワークショップの時と同じ。性教育は面白く、しかも自分の人生を豊かにしてくれるものです。不安にかられてや義務感のみで性教育をするのはもったいない。性教育を始めたきっかけは不安や義務感だったからだとしても、学んでいくにつれ、面白さやワクワクがこどもにも大人にもうまれますように。「赤ちゃんはどうやってできるの?」とタイトルに入ってはいますが、セックスの話をどう伝えるかにとらわれるのではなく、不安にとらわれ続けることもなく、人生を豊かにしてくれる性教育を是非一緒にはじめましょう。
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