発売日まであと2日!立ち読みがわりにどうぞ。本日は『ルッキズム』について。
アクロストン初めての書籍『3~9歳ではじめるアクロストン式 いま、子どもに伝えたい性のQ&A』の発売まであと2日!電子書籍も同日発売されますが、カラフルなクラフト作品が満載なので書店で一度お手にとってパラパラめくっていただきたいな、と思っていました。が!!!新型コロナウイルスがここまで感染拡大しはじめた今、外出は必要最小限にしてできるだけ自宅で過ごすことが大切です。なので、これから数日間、立ち読み代わりに書籍の内容を載せていくことにしました。本日は私達アクロストンがとても問題意識をもっている『ルッキズム』についてのページです。
Q ❝あの子はかわいくて私はかわくない❞と言われたら・・・(P143、144)
A まずは、どうしてそう思ったのかを聞いてみましょう。年齢にもよりますが、抱っこをしながら話を聞いたり、おいしいおやつを食べつつ話をしたりと、傷ついた気持ちをまずはやさしく包み込むことが優先です。そのうえで、「見た目も中身もとても素敵だと思っているよ」ということを伝えるのはどうでしょうか?
さらに話せそうなら、顔などの見た目の好みは人によって違うこと、人と比べるものではないこと、などつけ加えてもいいと思います。
子どもは親をはじめ、近い関係の大人の言葉に敏感です。芸能人のことであっても、「○○太ったよね」「○○かわいくないのに主役なんだね」といった体形や顔の批評をたびたび聞くことにより、体形や顔の評価が自分の評価として重要なんだと思い込むようになります。また、「クラスの○○ちゃん(顔が)かわいいよね」というような言葉も、ほめ言葉ではありますが、子どもにとっては突き刺さる言葉のひとつです。小さい子どもは親に注目され
たいと思っているので「あの子はかわいいけど私はかわいくない」というメッセージに受け取ってしまいがち。体形や顔の批評はなるべく口に出さないようにしたいものです。
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