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立ち読みがわりにどうぞ。『おちんちんの皮ってむかなくていいの?』

本日の立ち読み企画はワークショップの際や友人からきかれることが多い質問、おちんちんの皮どうする問題です。

Q おちんちんの皮ってむかなくていいの?

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お母さんにとって、息子のおちんちんの皮をむく・むかない問題は未知の世界ですよね。「おちんちんの皮はこうするべき」という絶対的な方針は存在しませんが、特定の場合を除いては、無理にむく必要はないと考えています。理由は、年齢が上がると自然とむけてくることが多いからです。小児外科学会によると、真性包茎(皮がかぶりっぱなしの状態)は新生児で100%、1歳までで80%、1〜5歳で60%、小学生に30%、思春期以降はさらに減少します。

また、小さいころにむくのは手間がかかります。幼少期のおちんちんは小さくやわらかいため、大きくなってからよりも皮をむきづらいんです。しかも、それなりの頻度で、間隔をあけずに繰り返さないと、むいた皮が再びくっついてしまうので、なかなか大変です。自分でからだを洗えるようになったら、むける範囲でおちんちんの皮をむいて洗うように教えましょう。そうしているうちに自然にむけていく、という流れがいいかと思います。

ただ、先ほど特定の場合を除いてむく必要はないと説明しましたが、皮がむけていない場合、亀頭包皮炎(95ページ)になったり、おしっこの出口が狭くなりすぎたりすることがあります。おしっこの方向がうまくコントロールできずに便器の外におしっこがかかってしまったり、ズボンをぬらしてしまうことがあれば、小児科や泌尿器科に相談してみてください。

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