【つみたてイーさん】暗号資産を始めたい
私には、休職前後にお金の勉強をするという習性があります。
前回(2年前)は、投資の勉強をして、つみたてNISAやiDeCoを始めました。それがいまや200万円ほどの資産に育っているのだから驚きです。
今回は、暗号資産(仮想通貨)について勉強しました。巷では怪しいだの詐欺だのギャンブルだの騒がれているけど実際はどうなんだろう?と疑問に思ったのがきっかけです。
結論、近いうちに暗号資産を始めるつもりですので、その考えに至った理由や今後の投資方針についてまとめます。まだ、仕組みに理解が追い付いていない部分もありますので、間違いがあればご指摘ください。
1.暗号資産とは?
(1)ブロックチェーン技術の一形態
暗号資産は、ブロックチェーン技術の一形態であり、ブロックチェーン技術とは、情報を分散して管理する仕組みだとザックリ理解しています。
詳細はリンク先の解説にゆだねますので、そちらをご参照ください。
【ブロックチェーンの概要】
【ブロックチェーンの定義】
暗号資産それ自体が新技術、みたいに語られることがありますが、そうではなく、ブロックチェーンという新技術を使ったひとつのサービスに過ぎないという理解でいます。
(2)バーチャル世界の地域通貨
そして、調べれば調べるほど、ブロックチェーン技術の運用形態は、自治会のそれに近いと思いました。
管理者を仲介してやり取りするのではなく、当事者間で直接やり取りをする。そしてそのやり取りを関係者全員がチェックする。この運用方法は国家よりも自治会に近い形態ですよね。
また、ブロックチェーンを用いた仕組みのひとつとしてDAO(Decentralized Autonomous Organization)がありますけど、これはまんま自治会の意思決定方式だと感じられました。株式会社にも近いですけど。
となると、暗号資産は自治会で使用できる地域通貨みたいなものだと理解できそうです。今、地域通貨がインターネット上で、しかも全世界で使えるものに進化しようとしているといったところでしょうか。
私は、ブロックチェーン技術や暗号資産について肯定的な立場をとっています。そして、この技術の世界に参加したいと思いました。
2.参入するワケ
(1)現実世界と同じだと思った
私が暗号資産やブロックチェーン技術に肯定的な立場を取るに至った一番大きな理由は、現実世界にある営みをデジタル化しただけに過ぎないと感じられたからです。
中央集権ではないという点が、現実世界とは少し違いますけども、自治会をイメージすれば理解できます。暗号資産は地域通貨みたいなものだし、DAOは自治会の寄合みたいなものだし、スマートコントラクトも現実世界でいう契約書を巻いて、条文通りに履行して、その対価としてお金を支払うという仕組みをプログラムにしただけに思えます。
現実世界で行われている営みをしっかり理解していれば、それがデジタル化されても恐れることはないなと思いました。
(2)デジタル化は必ずするから
一方、こうした技術に対して肯定的にならざるを得ない理由として、デジタル化の波は必ず来るということがあります。
小売店での買い物がamazonや楽天での買い物になったり、紙の本が電子書籍になったりと、日常生活において電子化の波はすでに押し寄せています。そして今回、その波が社会生活にまで押し寄せてこようとしているのだと認識しました。
ブロックチェーン技術が一般的になれば、中央で集権する立場の官公庁はあり方の見直しを迫られるでしょう。すると、公務員の働き方にも変革が予想されます。下手すりゃ失業するかも…。
この波は私ひとりが反対しても押し返せるものではありませんし、それどころか波に流されてしまう可能性すらあります。ならば、今のうちに勉強して、波の乗る方法を模索する必要があると考えました。
(3)市場規模が全世界だから
あと、個人的に夢があると思う点が、この技術が生む市場規模は全世界に広がりそうだという点です。
円(日本語圏)なら対象者はせいぜい1億人ですが、仮想通貨なら対象者が80億人になる可能性がある。単純計算で市場規模が80倍になりますから、夢も80倍ですね。その分リスクも80倍ですけど。
ますます技術が発展し、法の整備が進められることによって、世界規模でやり取りができる将来になることを期待するばかりです。
前置きが長くなりましたが、最後に私の暗号資産投資方針を書いていこうと思います。
3.暗号資産投資方針
(1)長期積み立てで
私は、暗号資産で一攫千金を狙うつもりは一切ありません。どちらかといえば、暗号資産技術やそれを支えるブロックチェーン技術の成長を応援するスタンスでいるつもりです。
なので、デカイの一発ブチ込むのではなく、毎月コツコツ積み立て投資でやっていきます。要はNISAやiDecoと同じ方針です。
株式市場が拡大を続けているのと同様に、暗号資産も市場そのものは拡大し続けるはずですから、長期で積み立てていればご褒美がもらえるかもね?くらいの気持ちでいます。損をしても生活に支障の出ない範囲で。
(2)ビットコインとイーサを買う
投資する通貨も、一発逆転を狙う新参通貨ではなく、すでに地位を確立しているビットコインとイーサ(「イーサリアム」はプラットフォームの名前です)に絞るつもりです。
なぜなら、リアル通貨の歴史を見ても、最終的にはドルやポンドといった強い通貨が安定し、弱小通貨は破綻するか吸収されているからです。
黎明期ということもあって、色々な暗号資産が生まれていますけど、もうしばらくしたら弱小通貨は淘汰されて、寡占状態になるんじゃないでしょうかね。
そこで、ビットコインとイーサの2種類でポートフォリオを組むつもりです。個人的にはスマートコントラクトに魅力を感じていますから、イーサに重きを置きたいと考えています。つみたてイーさんです。
4.口座開設準備中
というわけで、さっそく暗号資産の取引口座を開設しにかかっています。証券口座を開設した時と流れは似ているので、スムーズに開設できそうです。
今後はは、つみたて兄さん 兼 くみたて兄さん 兼 つみたてイーさんとして活動していきますので、今後の動向にも期待してください。