大卒の婚活は、意外と時間がないかもしれない
はじめに言い訳します
既婚者のポジショントーク
まずはじめに、本記事は最近結婚した私の完全なるポジショントークだと言い切っておきます。とくに医学的・統計的に基づかない発言もするので、批判はどうぞしてください。反省と謝罪と改善と自粛をします。
それと、本記事では子どもについても当然言及します。なるべく中立的な表現になるよう心掛けますが、ポジションを取る以上、どうしても偏りが出ると思います。ですが、他者の価値観を否定する意図はありません。
記事の特性上、どうしても結婚(異性婚)に焦点を当てることになりますが、一部、同性婚や事実婚にも当てはまるよう意識しています。
という前提ありきで、あえて発信しておきたい。結婚したいと思う大卒者にとって、時間は意外と少ないんじゃないの?と。
結婚に悩む同世代多数
なぜ私がこんなデリケートな話題に踏み込んだかというと、私の周りで、結婚に悩む人が急増したからです。「結婚相手が見つからない」「今の人と結婚するか悩む」「そもそも結婚したいかわからない」などなど。ここ数年は、同期会でも同窓会でも結婚の話題を聞かない日はありません。
幸い、私は結婚させていただき、婚活を終えた立場になりました。私には結婚願望があったし、妻も素晴らしい御方なので、結婚出来てよかったと思っています(←"結婚"それ自体が100:0で良いという価値観ではありません)。
なので、結婚願望がある同世代(おおむね20代後半)、または、少し若い新卒世代、あるいは、もっと若い大学生・大学院生に向けて、何か情報提供をしておきたい。そう思ったのです。完全な自己満です。
マイナビの調査では・・・
マイナビ社が18~39歳に向けて実施した調査では、恋愛or結婚したい人が約8割。(今でなくても、)結婚したいと思っている人が約6割でした。
全体として、30歳までには結婚したいと思っている人が多かったようです。
なるほど、私の周りで結婚の話題が増えたのも納得ですね。
ちなみに、同社の子どもに関する調査では、子どもが欲しいと回答したのは約8割。子どもを希望する年齢は、女性:35~40歳までに欲しい、男性:決めていないがボリュームゾーンだったようです。おい、男性。
ちなみに私は、30歳までに婚活を終えて、35歳までに妊活を終えたいと思っていたようです(昔の日記に書いてありました)。
こうした情報もあるよという前提で、以下、自論を展開します。
私の自論
結婚3年/子ども5年
私は長らく「結婚3年/子ども5年説」を唱えています。医学的・統計的に基づかない完全な自論ですけど、あながち間違っていないとも思っています。詳細は割愛しますが、ざっくりこんな目安を設けています。
・交際するまで1年間
・婚約するまで1年間
・結婚関係に1年間
※挨拶、挙式、旅行など、もろもろすべての期間として。
・妊活の区切りが1年間
※妊活を止める、しないという選択肢も含めた平均として。
・子が生まれるまで1年間
大卒スタートだと26~28歳
この説に基づくと、大学卒業(=23歳になる年)から行動を開始した場合、結婚するのが26歳で、第1子が生まれるのは28歳です。院卒は+2年なので、結婚が28歳、第1子が30歳になります。浪人・留年があると、さらに加算されていきます。
こう考えていると、30歳までに結婚(=20代で結婚)するという私の目標は、結構タイトなものだと感じられました。私の場合、1浪+大学院卒なので、大卒から3年加算されています。この時点で結婚29歳想定、第1子が31歳想定になります。あ、結婚はほぼピッタリだな。
30歳を過ぎると保守的になりがち
それと、年上世代(おおむね30歳代)の動向を見ていて、30歳を過ぎると婚活(+離婚)に対して保守的な思考・行動に出やすい気がしています。
周りの30代からは、相手を選び過ぎて決めきれない(=妥協できない)、今から他の相手を探す気力がない(今の相手との結婚には後ろ向き)などの声を結構耳にします。一方の20代からは、駆け落ち同然で結婚したけどすぐ離婚、その後、20代のうちに再婚といった話だったり、今の人がダメならまた探せばいいやという声を聞いたりします。
良くも悪くも、20代にはリスクをとったりやり直したりする気力体力がある。そんな気がします。保守的なのが悪いわけではないですけどね。
「結婚」を取り扱うとき
ここまでつらつら書きましたけど、少し切り口を変えて、結婚に関しては深く考えるべきところもあるが、もっとハードルを下げれば楽じゃない?という話をします。
以下、結婚について考えるときに取り入れてほしい3つの視点をご提示。私も取り入れました(といったら語弊がある気もしますが…)。
結婚するか否かは具体的に精査
ということで、まずは自分に結婚願望があるかないかをを見つめてみるのがいいと思います。なければないでOKだし、あるならいくつまでにしたいか?子どもは欲しいか?などを、具体的な数字で整理するのが良い。
そして、婚活開始の目安は、設定した目標年齢から3~5歳程度差っ引いたくらいが良いと申し添えます。25歳までに結婚したい人は、卒業後すぐに動くべし。在学中でもOK。
とりあえず結婚を経験してみる
身も蓋もない話、婚姻届さえ出せば結婚はできます。相手がいれば結婚(それに準じる関係構築)もできます。逆に、離婚届やそれに準じる書類を出せば、その関係を解消することもできます。
結婚願望があるなら、とりあえずスパッと結婚してみてはどうでしょう。若いうちならやり直せる可能性が高いし、上手くいけばそれに越したことはない。自由が欲しいなら、私たちのように別居婚という選択肢もあります。
結婚やパートナーシップという行為に対して、もっともっとハードルを下げてみてはいかがでしょうか。
ただし、出会った頃に感じた違和感は、時間が経っても変わらず残り続けます。その違和感に身の危険を感じるならば、早め離れたほうがいいことは申し添えます。第一印象ってあながち間違ってないですよ。これ、ほんと。
未婚・バツありでもOKな風潮を
個人的には、結婚をし(てい)ない、あるいは、離婚経験がある人に対して、もっと親和的であってほしいと思います。
これはあなたにもっておいて欲しい価値観でもあり、社会全体がそういう風潮であってほしい。
いつの時代でも、ひとりで楽しく生きていけますよ。むしろ、気質的にひとりのほうがあっている方もたくさんいるはず。みんな違ってみんな良い。
離婚もそう。人と人ですから、合う合わないはありますよ。合わなければやり直せばいいだけ、1回で合格点取れるほうが恵まれてると思いますよ。
ついでにいえば、別居婚にも親和的であってほしい。私自身、周りから批判的なコメントを結構もらいます。ほっとけよっていう。
そんなこんなで、色々な生き方があっていいと思うんですよね。
ちなみに・・・
自分の戸籍謄本を見てみると、両親の婚姻日~私の出生日がわずか7ヶ月でした。我が子の自論を砕いてくれる素晴らしい両親、さすがです。
あと、私のツレには、出会ってから3週間で婚約したやつもおります。
結局は個人差。そういうことですね。ありがとうございました。