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令和5年5月時点の投資計画【つみたて兄さん】


 皆さんこんにちは。イ キ ナ リ デ ス ガ ー(楽天カードマンの言い方)、現時点で私が想定している新NISA開始後の投資計画を発表します。

 この記事は、4月にあげたこの記事をアップデートさせた形です。



1.2023年

(1)現在のペースを崩さない

 2023年は、現行のつみたてNISA下にありますので、そのままのペースで投資を続けていこうと考えています。具体的には、有価証券に6.2万円(うちつみたてNISAが5.0万円、iDeCoが1.2万円)、暗号資産に1.0万円です。


(2)特定口座は非常時の出金用に

 このまま積み立てを続けていくと、特定口座(利益に税金がかかる口座)には元本だけで90万円が入る見通しです。株式市場の好調が年内まで続いていれば、含み益をあわせて100万円程度になるでしょう。

 当初はこいつを売ってしまって、新NISAの元手に回すことも検討しました。しかし、税金を20%払ってまで現金化する意味は少ないと判断しましたので、そのまま置いておくことにしました。そして、急に現金が必要になった時に切り崩そうと考えています。



2.2024年

(1)現金資産に余力あり

 現時点では、保有資産に対する現金の割合が高い状態ですので、投資余力は十分にあります。

 YouTuberとかブロガーにさんざん擦られている表現ですけど、今の時代、銀行に預けていても全然利子がつかず、利益を生んでくれませんから、現金のまま保有しておくのはもったいないように思っています。


(2)限度額いっぱい投資

 ということで、新NISA元年である2024年には、限度額いっぱいの360万円(月30万円)を投資するつもりです。

 幸い、2024年は現金の支出が穏やかになる見通しですので、このチャンスにしっかり投資しておこうかなと。

 4月時点では投資信託ぜんつっぱにする予定でしたけど、今は投資信託120万、ETF(上場投資信託)240万にしようと考えています。なぜなら、配当を受け取る生活を送ってみたいからです。もちろん、配当は全額再投資に回すほうが資産形成のペースは早くなりやすいですけど、別に急がなくとも必要な金額は集まりそうですから、楽しく投資を続けるためにあえて配当を受け取る方向で進めようかと考えています。



3.2025年

(1)依然現金資産に余裕あり

 2024年に360万円投資した場合、現金残高がどうなるかをシミュレーションしたところ、まだ余力がありそうだということがわかりました。2025年はまだ30歳なので、引き続き強気の投資をやれると判断しました。


(2)月20万円:年240万円投資

 そこで、2025年はETF投資を年120万円に落とした年240万円の投資を目指します。2年先の予測なのでこんなにうまくいくとは思っていませんけど、おそらくは達成できると思われます。

 ただ、2年で600万円も投資するとさすがに現金が生活防衛水準ギリギリになりますから、2026年以降はペースを落とします。


4.2026年以降

(1)現金資産300万を維持

 2026年以降は、現金残高が300万円を下回らないように投資のペースを落とします。300万円あれば、私だけなら2年くらいは無収入でも生活できる金額ですし、仮に世帯構成が変わっていて、突発的な支出が発生しやすくなっていたとしても、十分に対応できる水準だと思いますので。


(2)願望は月8万円ペース

 300万円の貯金を維持しつつ、生活費以外に発生する投資的な経費(多分年50万円程度)差し引いて残ったお金をすべて投資に回したとすると、だいたい月8万円(年96万円)をNISA口座に積み立てることができそうです。

 これにiDeCoの月1.2万円(年14.4万円)を合わせると年110万円です。ここ数年の貯蓄実績が年100~150万円程度であることを考えると、まぁまぁ妥当なペースかなぁという感じです。


(3)場合によってはiDeCoを停止

 とはいえ、NISAに月8万円投資するとなると、月1.2万円すら重い負担に感じられます。上記では、年110万円の投資を目標にしていますけど、なかなか実現は難しそうです。

 iDeCoの所得控除は魅力的ですが、60歳まで引き出せない資金拘束が痛いですし、今はiDeCoよりもNISAを育てるべきだと考えています(もちろん考えが変わる可能性はあり)。なので、場合によってはiDeCoの積み立てを一時停止するかもしれません。

 この辺は、投資しながら判断しようと思います。


(4)暗号資産は余裕がない

 こうなると、暗号資産に投資する余力はほとんどないと思われます。正直有価証券への投資でもいっぱいいっぱい。

 私自身、ブロックチェーン技術は発展すると信じていますし、暗号資産の成長には夢がありますけど、資産形成という観点では不安定過ぎる。というのも、この2ヶ月間は暗号資産の価格推移をこまめにチェックしましたけど、やはり上がり下がりが証券以上に激しかったからです。

 なので、資産形成の仲間としてはカウントせず、証券に投資をしてもなお余ったお金が出たときに買う、宝くじ的なポジションにしておこうかなと。



5.ゴール(新NISA満額)

(1)成功すれば43.5歳でお勤め終了

 4.(2)通りに積み立てができれば、積み立て開始から15年目:43歳になった年にNISA口座が満額の1,800万円に到達する見通しです。

 シミュレーションした結果がこちら。

2024年は年360万円、2025年は年240万円、以降は月8万円で計算
最終年の2038年は半年分のみとなる。


 ちなみに、月10万円ペース(NISA8.8万円、iDeCo1.2万円)にすると、NISA口座が埋まるのは1年強早まります(=42歳半ばで終了)。


(2)現実的には46歳!?

 投資額は今までどおりの月6.2万円のままで、すべてNISA口座へ入金する場合を考えてみました(つまりiDeCoは一時停止)。これなら今の生活水準のまま続けることができるので現実的です。

 これでシミュレーションし直してみると、1年目の360万円と、2年目の240万円差し引いた残り1,200万円を16.1年で埋めきる形になりました(合計18.1年)。最終年を月7万円とすれば、丸18年で完了します。

 この場合、満額になるのは46歳になる年の末になります。4月の計算よりも3年程度早く終わる予定になりました。シミュレーション結果がこちら。

2024年は年360万円、2025年は年240万円、以降は月6.2万円で計算。
最終年の2041年は月7万にするとちょうど18年で1,800万円達成。

 ちなみに、50歳になる年に1,800万円達成する条件で計算したら、月5万円の投資で達成できるようです。これは完全に今の水準ですね。


(3)多分達成できる

 (1)は難しいにせよ、(2)なら問題なく達成できそうです。今は結構カツカツですけど、このまま公務員にしがみついていれば、昇進&昇給できて、もっと楽に積み立てられると思います。



5.若いうちにリスクをとる

 こんな感じで、いずれにせよ新NISA1,800万円の旅は長く険しい道のりです。ただ、4月の案と5月の案を比較検討してみると、体感的にはなるべく早く枠を埋めたほうが恩恵を得られやすそうだと感じられました。

 ブロックチェーン技術がどこまで急激な進化を遂げるかはわかりませんけど、当面の間は株式市場が圧倒的な力をふるうでしょう。なので、株式市場にはなるべく早めに資金を投じておいたほうが良いかなと。そして、そんなことができるのも若いうちだけだなとも思います。

 30歳になるまでは、株式投資をガンガンやっていこうと思います。

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