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【つみたて兄さん】新NISAへ向けた作戦



1.新NISA制度が2024年に開始

 2024年より、現行のNISA・つみたてNISAにかわる新しいNISA制度が開始されます。今後に改変(改悪)などもあり得るでしょうが、現在発表されている情報を見る限りは現行制度の完全上位互換で、やらない理由はない制度になっています。

 そのあたりのことは下記記事に書いておりますのでご参照ください。


 そこで今回は、現時点での貯蓄リズムの棚卸しと新制度へ向けた計画作成を念頭に置き、自分の貯蓄について記事にしていこうと思います。



2.現制度での貯蓄リズム

 まずは現在の私の貯蓄リズムについてご報告します。


(1)投資は月6.2万円

 結論から言うと、私の毎月の投資額は6.2万円です。大きく分けると、楽天クレカ決済での投信積立が月5万円+iDeCoが月1.2万円です。クレカ決済での積立のうち、NISA口座(非課税)への投資が3.3万円、特定口座(課税)への投資が1.7万円ってところです。

 2年位前にYouTuberとかインフルエンサーとかがゴリ押ししていたモデルをほぼ丸パクリしただけのものです。それでも継続は力で、積立てた合計は今月末で170万円を超える見通しです。

 ちなみに損益は、元本ちょっと割れくらいです(1月11日時点)。


(2)現金貯蓄の目標は達成済

 現金での貯蓄は、月にいくらと決めてはおらず、給与所得から投資資金(6.2万)と生活費を差し引いた残りをそのまま残しています。

 実家住まいだったころは生活費もほぼかからず、投資もまだ始めていなかったので貯蓄はすくすく貯まっていましたけど、現在では生活費と投資資金に給与のほとんどを持っていかれています。なので現金での貯蓄はほぼ期末勤勉手当(ボーナス)分のみという状態です。

 とはいうものの、昨年末には目標としていた額を達成でき、現金での貯蓄はもういいかなって思っています。やはり、実家時代に貯めこんでいたのが大きかったと思います。お金は大事だよ…。


(3)我慢はしていない

 ところで、これだけ投資や貯金のことばかり考えていたら、自分のしたいことを押し殺しているんじゃないの?と疑問を持たれるかもしれませんが、そうでもありません。

 ご存じのとおり、昨年はWAIS-Ⅳの受検(4万円)、MENSA入会手続き(2万円)、47都道府県制覇(60万円)など金のかかることをたくさんやりましたし、サウナ代やマッサージ代、書籍代などにも毎月十分な予算措置をしています。

 もともと金のかかる趣味が少ないということもあるのか、資産を貯めつつ機嫌よく生きていますよ。



3.新NISA制度下での貯蓄方針

 では、新NISA制度開始以降における貯蓄方針を書いていきます。


(1)余剰資金はNISAに全振り

 2024年以降は、余剰資金をNISA口座に全振りしたいと思っています。なぜなら、全振りしないとNISAの上限1,800万円を埋めきるのは難しいからと、複利による恩恵が期待できるので早く埋めてしまいからです。

 具体的には、クレカ決済での5万円はすべてNISAへ移行。また、これまでは現金保有にしていた期末勤勉手当分もNISAに追加投資といった感じです。これなら今の生活水準さえ崩さなければ順調に進むと思っています。


(2)NISA口座は崩さない

 そしてもうひとつの方針は、一度NISA口座に突っ込んだ資金は崩さないということ。先述のとおりNISA口座では複利を期待します。にもかかわらず、途中で引き出してしまってはその恩恵を十分に受けることができなくなってしまいます。だから、一度突っ込んだら引き出さないという強い覚悟で運用していく所存です。

 まぁそのためにこれまで現金を貯蓄して、非常時の支出に備えているわけですから、公務員にしがみつきさえしていればNISA口座は崩れることがないような気はしていますけどね。



4.iDeCoは少し早すぎたかも

 正直、iDeCoを始めたのは少し早かったかもなぁと思っています。安月給にもかかわらず月1.2万を持っていかれ、そのお金は60歳になるまで引き出せない。これは結構痛かったりします。

 つみたてNISAは非課税の枠が少額だったので、非課税の枠を増やす目的で始めたiDeCoですが、新NISA誕生によってその目的を失いました。これならiDeCoに突っ込む1.2万円もNISAに回したいんだけど…。iDeCoも走り出したら複利を期待して続けたいというジレンマ…。

 とはいえiDeCoだったら税制上有利な面があったりしますので、この投資が10年後・20年後に花開くと信じて大人しくお金を落としていきます。



5.来年にならないとわからない

 そんな感じで、現行制度での貯蓄モデルと新NISA制度における貯蓄計画をまとめてきたわけですけど、いざ2024年が始まったらこの通りにはいかない可能性も十分にあり得ます。

 計画の柱になっている新NISAが、開始直前になって大幅改悪される可能性もありますし、逆にさらなる改善があるかもしれない。

 私自身の立場も変わっているかもしれません。今より収入が下がったり、支出が増えたりしたら貯蓄の計画を見直さねばなりませんから。現在の私は20代後半ということで、ライフイベントも動きやすい年齢ですから、転職や結婚などで来年にはまったく違う生活になっていても不思議ではないです。

 しかし、こういった計画を考えておくことは決して無駄ではないと思っています。実現するにせよしないにせよ、理論を学び、自分なりに解釈して、骨組みを作っておけば、状況の変化に対応しやすくなると思いますから。


 休職中という、お金に不安が出る期間だからこそ、勉強しておくべき話題だと思いました。いかにしてお金という問題から勝ち逃げできるかを考える今日この頃です…。

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