「新年度」を生きてみて
こんばんは。昨日の話の後日談にはなりますが、例のお怒りメールのなかで、私にとってどうしても納得できない点が1つありました。最後の機会ですし、それを指摘してみたところ、なぜかメールの返信が来なくなりました。やっちまったぜ・・・。
(昨日何があったかは下の記事の冒頭を参照のこと)
こんなことが言えるくらい、私は強くなりました(笑)
さて、くだらない話はさておいて。働いてきましたよー、新しい職場で。今日はその報告。結論から先に言っておくと、「前の職場より100倍居心地が良いのでは?」と予感しました。その辺りも詳しく書きますね。
環境の変化
まず働く環境の変化について。フロアが中層階から低層階になりました。階段を上り下りする機会が減るから足腰は別で鍛える必要があるなーと思ったり。スクワットだな。
そして、低層階に降りたことですれ違う人数が段違いに増えました。住民の方も職員もです。今日だけで前職場時代での1ヶ月分くらい人とすれ違いましたね。
ここまでが場所的な変化。次は職場内の変化です。まず、同じ仕事に従事する人数が大幅に増えました。旧職場は10人もいませんでしたが、今の職場は20人を超えています。
また、職場内の平均年齢が下がりました。旧職場の平均年齢は(私を含めて)50歳を超えていましたが、新しい職場は40いってるかなーくらいです(人が多いのでよう計算しませんが)。
それに伴い(?)、上司の年齢も下がりました。旧職場における直属の上司はアラフィフ(男性)でしたが、新しい職場の直属の上司は(おそらく)前よりも一回り以上若い方(女性)です。所属長も40代だとうかがっています。
これらのことから、環境がガラリと変わったことがお分かりいただけたでしょう。
業務内容の変化
仕事のモデルが大きく変わりました。前の職場では役所内(もしくは他市役所)の人間や業者とのやり取りが主な業務でした。そして、そのやり取りによって得られた成果物がまわりまわって市民サービスの一環になるというのが業務モデルでした。
一方、今回の職場は窓口業務がほとんどで、やり取りする相手は主に住民の方です。詳しくはまだわかっていませんが、自分で判断し、対応したことが直接住民の方に伝わる業務だと思います。その点でプレッシャーのかかる業務だとは思いますが、相手の表情が見えますから、成果がわかりすい業務モデルだといえるでしょう。
また、先述のとおり職場の人数が結構多い。前の職場では1つの業務に1人がつくという感じでしたが、新しい職場では1つの業務をみんなでさばいていこうという空気感が感じられます。特定の業務に対する責任を自分だけで抱え込む必要がない。そういった点では、少し気が楽かなーと思います。
本当の意味での「仕事」
ここで、こうした変化を経験して本当の意味での「仕事」についておもいをめぐらせてみたので聞いてください。
前の職場にいた人たちは、直属の上司をはじめとして感情的になりやすい人たちばかりでした。その結果、私は配属わずか数ヶ月で委縮しきってしまったのです。最初の2年間は「上司の機嫌をとる」ための手段として「仕事」をしていたように思います。常に上司の顔色をうかがい、上司の言うことにただただ従っていました。ですから、私の仕事の先には「住民の満足」はなかったように感じます。こんなの仕事としては△です。
ところが今回の職場では、自分の機嫌は自分でとれる(とれそうな)方ばかりですし、住民の目がある位置に職場がありますから、感情的なもの(とくに負の感情)が表に出る頻度は低いものと予想されます。また、業務が直接住民の方と関わるものである以上、「上司の機嫌をとる」手段として「仕事」をしていては話にならないでしょう。だから、今回は自然と「住民の満足」を見すえた「仕事」をするようになっていくのではないかと思います。
まだ勤務初日ですし、この段階で判断するのはいささか早合点に思われますが、あえて言っておきたい。ここ(今の職場)でなら、本当の意味での「仕事」をすることができるかもしれない。そう思わされる1日でした。
おわりに
新しい所属での勤務初日を終えた率直な感想は、「こんなにリラックスして職場にいていいの?」でした。丁寧に教えていただいたことに基づいて、自分の出せる力を最大限出して仕事をする。そして、空いた時間には周りの人と他愛のない話をする。そんな1日でした。
前の職場では常に上司の顔色をうかがわないといけなかったし、業務量もハンパじゃなかったし、そもそも仕事が肌にあわなかったので、出社から退社まで常に緊張状態(臨戦態勢)でした。そんな状態が1年半も続いたら、そりゃ体調も崩すわな(笑)
というわけで、今日感じたこの感想が、未来永劫続くことを祈っています。
以上です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。