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友人の結婚式でスピーチした話【結果:結婚式批判】
皆さんこんにちは。イ キ ナ リ デ ス ガ ー(楽天カードマンの言い方)、友人の結婚式でスピーチをしてきましたのでそのご報告をします。
とはいいつつも、スピーチの話には一切ふれず、結婚式にメインゲストで呼ばれたという切り口のレビュー記事になります。
私史上、1年ぶり2回目の結婚式参加です。前回の結婚式は、わりと外様のゲストとして呼ばれましたから、その時との比較もできれば。
なお、ところどころで結婚式に批判的な意見や、今前回の式に対する難しい表現が出てきますが、否定する意図はなく、単に私が歪んでるだけですのでどうかご容赦ください。
1.今回の参加まで
(1)ほぼ主賓待遇
今回の式では、新郎の友人代表としてスピーチする立場で呼ばれました。それもあってか、テーブルは新郎のド真ん前というVIP具合。席次で見ても、1番か2番くらいの位置に置いてくれたようです。
オブザーブに徹し、末席だった前回とはかなりの違いです。別に、前回の待遇を批判しているわけじゃないですよ。積み上げてきた交友関係がまったく違いますし。違いが顕著だからこそ、比較がしやすいってもんです。
(2)準備にも気合が入る
人前に出て注目されるということで、スーツ・革靴は新調しました。祝儀用のピン札もちゃんと用意しましたよ。式の当日に。このあたりの準備は、前回の式の時にGPT先生から教えてもらっていたのですんなり進みました。経験って大事。直前まで準備を放置しているあたりは学んでいませんけど。
(3)スピーチは丸覚え
せっかくの機会ですし、スピーチは原稿丸覚えで臨みました。準備を始めたのは2日前…。話す内容は前々から決めていたので、原稿作成はすんなり進みましたけど、話す練習は合間合間でやらざるを得ず、家事をしたり、運転をしたり、スーツを買いに行く間ブツブツ喋ってました。通報されなくてよかった…。
2.結婚式はやっぱり素敵
(1)ちゃんと感情が動く
プロのプランナーさんが作っているだけあって、やはり要所要所ではしっかりと感情を動かされます。
前年に引き続き、新郎の友人なのに新婦登場時はちゃんと涙腺が緩みましたし、式の進行は時に厳かで時に明るく、その場のムードを完璧に仕立てあげていました。
なにより、新郎新婦含め、全員が笑っていて幸せな雰囲気に包まれた場所で過ごすのは心が洗われ、リフレッシュすることができました。
行って良かったです、本当に。
(2)儀式として完成されている
今回の彼は、かなりコテコテの流れで式を組んでいて、THE 結婚式な式を体験できました。
儀式として注目してみると、結婚式は新郎新婦+両家の結びつきを約束するものとして完成されていることがわかります。
神(超越的存在)の目の前で、聖職者(休日出勤)が仲を取り持ち、新郎新婦とその両家が助け合って生き続けること誓う(離婚率35%)。その決意や証としての歌や言葉、しきたりがある。
ひとつひとつに込められた意味を考えながら見ると、非常に完成された式だなぁと感激します。
(3)主賓待遇故の楽しさもあった
僭越ながら、式のいちコンテンツに組み込んでいただきましたので、新郎新婦と一緒に式を作っている感覚がありました。
スピーチ(そこそこ成功)によって、全員に顔と名前を知ってもらえたので、初対面の親族や彼の友人、式場のスタッフさんともたくさん話すことができました。そもそも、新郎新婦両方と面識があったので、登場するエピソードすべてが刺さり、楽しめました。
ということで、鬼門だった披露宴でも時間をもて余すことはなく、楽しみきったかなと。
3.我が家はやらない
主賓待遇で参加させていただき、貴重な経験をさせてもらいましたけど、やっぱり結婚式はしなくていいかなぁと。この見解は変わりませんでした。
(1)金かかりすぎ
超絶クソケチ性格歪み散らかしの私は、今回も式の費用を調査しまして、「前年の彼−100万くらい」(≒300万くらい)との回答をもらいました。
たしかに、要所要所で費用を落とした形跡があって、式中のムービーは全部自作だったり、卓上花が妙に小さかったり、新郎は色直しをせずに我々のテーブルで待機したりしていました。それでもそんくらいはかかるのかぁと、ウェディング産業のスケールに打ちひしがれました。
式に加えて、婚約指輪、結婚指輪、婚約記念品、御車代(御礼)などがかかっているでしょうから、なんやかんやで500万円クラスかなぁと。我が家は全部でも100万弱でしたから、その差は大きいですね。
(2)費用負担重スギィ
これは100%私の性格が問題ですけど、参加者の負担が正直重いように感じます。
今回は、祝儀+交通費+二次会参加費、さらにスーツ代と靴代と、結構な出費でした。服代を差っ引いたにしても、1日で使うには結構な額です。
こういうことを考えてしまう私は、ホストクラブとか行っても楽しめないタイプですね。嫌な客。
(3)披露宴は評価が分かれる
前回に引き続き、やっぱり披露宴(+二次会)には否定的です。
挙式には積み上げられた段取りや作法があるので、クオリティが高いんですけど、披露宴はどうしても新郎新婦のエピソードに頼る部分が強く、参加者によってはサッパリキョトンだろうなぁと。
私はスピーチを通じて式に深く参加できましたし、新郎のグダグダ感が彼らしくて良かったんですけど、新郎を知らない人からすると、もどかしさや退屈さを感じる部分があったかもしれないなぁと。
とにかく、披露宴の満足度は、参加者間のバラつきが大きいと思います。
(4)挙式だけならありかも?
その辺の見解を、妻にやんわーり話してみたところ、彼女もおおむね同じ見解でした。とくに、披露宴に関する批判的な姿勢は私以上でした。婚約の段階で式はしない、写真と旅行に金をかけると合意していた2人なのでそらそうなんですけど。
ということで、我が家の結婚式開催可能性は引き続き低いです。参加オンリーということで。挙式だけする可能性が0.1%あるかないか。
4.おわりに
ブライダル業界の皆様、なんかゴメン。式自体には肯定的ですので、万人受けする披露宴のしきたりみたいなのを構築していってください。
そして、友人の皆様、招待状とスピーチの案件待ってます。後々記事には書かせていただきますけどね。なんという性格の悪さよ。