基本情報技術者試験受かったよ!【公務員の資格取得】
皆さんこんにちは。先日記事をあげましたとおり、基本情報技術者試験を受けてきました。
結果、科目Aが825点(1,000点満点)、科目Bが775点(1,000点満点)で、無事に合格となりました(合格基準はA・Bともに600点超え)。
ということで、安全な位置から、基本情報技術者試験対策の振り返りと、これから受ける人へのアドバイスを上から目線でやっていこうと思います。
ただし、どんな問題が出たか、とか、どの過去問に似た問題が出たか、を具体的に述べることは禁じられていますので、私の体験談と感想だけをお話します。そこはご容赦ください。
想定する読者層は、文系非IT職の社会人です。要は、仕事中にIT用語を使う場面が少なく、学生時代にあまり数字を触ってこなかった人向け。
試験の振り返り
対策は2ヶ月で十分だった
今思うと、試験対策に3ヶ月はとりすぎた気がします。前回の記事の時点で合格圏は超えていましたし、最後の1ヶ月間はダレましたから。受験料を職場に出してもらったため、絶対に落ちられないという理由で余分にとったんですけどね。(じゃあダレるな)
ということで、実際のところは1カ月半あれば合格圏内、2カ月もあれば安全圏内だと思います。私の場合は、昨年にITパスポートを受けていたのもあって、科目Aの対策が楽だったというのはありますけど。
試験対策のスケジュールは、下記の動画を参考にさせていただきました。
さすがに1ヶ月合格は無理があると思いますけど、勉強時間の配分は大変参考になりました。投稿主がいう対策期間を×2して、2カ月合格を目指すのが現実的かなと思います。
対策は本5冊(実質4冊)+過去問
今回の試験対策で購入した参考書は、以下の5冊でした。
栢木 厚『かやのき先生の基本情報技術者教室』
城田 比佐子『知識と実力がしっかり身につく 基本情報技術者 科目B』
橋本 祐史『出るとこだけ! 基本情報技術者科目B 予想+過去問題集』
大滝 みや子『アルゴリズム×疑似言語 トレーニングブック』
岡嶋 裕史『うかる! 基本情報技術者 科目B・セキュリティ編』
岡嶋氏の書籍は残念ながら合わず、途中で読むのを止めてしまったので、実質は上の4冊で対策しました。
あと、科目A対策として、過去問道場さんを活用させていただきました。
教材ベースで対策順を整理しておくと、
・科目A:栢木本 → 過去問道場
・科目B:城田本 → 橋本本 → 大滝本
科目Aは、栢木本を2周後、ひたすら過去問道場(1日100問以上!)。これだけしかやってないですけど、800点は超えられました。
科目Bは、各本を3周ずつやりました。私の体験ベースでいうと、アルゴリズムをまったくやったことない人はまず城田本でしっかり理解を深めて、そこから他のアルゴリズム本に手をつけたほうが良いと思いました。
計算問題が得点源だった
解いていくなかで手ごたえを感じられたのは、計算系(数字をさわる)の問題でした。というのも、計算系の問題は解き方さえわかっていれば選択肢にある数字がピシャっと出てきてくれます。一方、文章系の問題はヒッカケがあったり、見たことがない単語がよく登場するので、確信をもてない問題が多かったです。
結果、皮肉なことに、一番の鬼門と位置付けていた科目Bのアルゴリズムが一番手ごたえを感じられました。あれは解き方がわかれば解けるので。
ということで、大変ですけど、計算問題やアルゴリズムの対策はしっかりやっておきましょう。
科目Aは時間余り・科目Bは時間不足
試験時間の過不足については・・・
科目Aは、2周(解き+見直し)しても10分余るくらいの余裕があって、科目Bは、1問捨てても見直しができないくらいカツカツでした。なので、科目Aは周回する前提でスパスパ進めていく、科目Bは時間がかかってもいいからケアレスミスをしないように進めていくのが確実だと思います。
科目Bを見直す前提で進めると痛い目に遭うと思います。
今後の展望・・・
情報セキュリティマネジメント受ける
これだけ勉強したのだから得た知識をどこかで活用したい。ということで、基本情報技術者試験と同じレベルに位置付けられている情報セキュリティマネジメントを11月末に受ける予定です(申し込み済み)。
試験直後に情報セキュリティマネジメントの過去問を解いてみたところ、だいたい6~7割くらいは取れていて、参考書を1周した後に解いてみると9割弱とれたので、少し根を詰めたら取れそうな気がします。
ただ、基本情報技術者試験をやり切ったことで燃え尽きてしまい、現状、試験対策にまったく背骨が入っていないので下手したら落ちそうです。
応用情報は悩みどころ
そして、情報セキュリティマネジメントに合格したらどうようかと考えたとき、ぱっと思いつくのは上位である応用情報技術者を受けることなんですけど、正直そこまでやる必要あるかな?と思うところもあります。それに、来年の10月に宅建士(宅地建物取引士)を受ける予定なので、そことの塩梅も難しいところです。
社会人の資格取得は時間とリソースの取り合いである・・・。