MENSA会員が思う「IQ」が高い人の特徴
皆さんこんにちは。イ キ ナ リ デ ス ガ ー(楽天カードマンの言い方)、IQが高いとはどういうことなのか、IQが高い私が検討します。あくまでも主観ですけど。
1.そもそもIQとは?
心理学者でも医者でもないのでハッキリとは言えません。なので、昔読んだ何かの本で語られていた、一番禁欲的な定義を引用したいと思います。
知能(=IQ)とは、知能検査で測られる数値のこと
非常にシンプルというか、身も蓋もない話ですけど、あながち間違ってないのでは、と個人的には思っています。
たとえば、人の体力や運動能力(=俗に言う"運動神経")を測るため、しばしば体力テストが実施されます。皆さんも中学・高校時代にやったことがあるのではないでしょうか。反復横跳びとか、シャトルランとか、いくつかのテストを実施して、それらの結果を総合的に判定する。
当然、あのテストでその人の体力・運動能力のすべてを測定することは不可能ですけど、ある程度の運動水準を見ることは可能です。
私が受けた知能テスト(WAIS-4)も考え方はほぼ同じで、言語力、短期記憶、視覚認識、処理速度を測るテストを実施して、それらの結果から総合的に判定する。そうすれば、知能のすべては測れないだろうけど、知能水準をある程度見ることができるというからくりです。
知能テストについては、以下の記事を参照してください。私のお気に入り記事です。
2.私の知的能力(=IQ)
で、私の知的能力(=IQ)はというと、結論、かなり高い水準だといえます。詳細は以下の記事に委ねますが、総合結果(=いわゆる"IQ")が141(SD15)で、これは上位0.3%の水準。能力別にみると、一番高かったのが言語能力で146(上位0.1%)、一番低かった視覚認識でも118(上位11%)でした。実際は、受けるごとに結果はバラつくものなので、広く130〜140くらいでしょうね。
もう1個高IQエピソードとして、MENSA会員であることを挙げておきます。入会の基準が上位2%以上(統計的にはIQ130以上)とされているので、ここからも高IQと言えそうです。
いずれにせよ、知能(=IQ)を測る検査を受けたことがあって、その検査で高い数値を残したことがあるというのは紛れもない事実です。なので、知能を測る検査がどのようなもので、どのような力を測られたと感じたかを述べることは可能でしょう。
という前提で、完全な独断と偏見のもと、IQが高い人(=知能検査の点数が高く出る人)にはどのような特徴(=力)があるか、私なりの見解お話しします。
3.高IQの特徴とは?
結論から申し上げますと、IQが高い人の特徴は、捨てる力があることだと考えています。取捨選択に近いかもしれませんが、「取」より「捨」が大事だと思うので、あえて捨てる力としています。
知能検査の内容を振り返ってみると、程度の差はあれ、どのテストも要らないもの(=情報)を切り捨てられる力があれば点が取りやすいと思いました。
短期記憶系でいえば、与えられた情報のなかから回答に使わない情報を捨て、答えを導き出す。一見「取」が大事そうな言語系であっても、結局は不要な情報(=知識)を捨てることがキモだった気がします。
日常生活でも…たとえば、車の運転なら、入ってくる膨大な情報のなかから要らない情報捨て、正しい判断を求められますよね。
そもそも、「取捨選択」という言葉の意味をみても、多くのもの(=取)のなかから不必要なもの(=捨)をなくして選び取る(=選択)わけですから、大事なのは「捨」だと思います。
ということで、要らないものを的確、かつ、素早く切り捨て、正しい判断を下せる。これが頭の良さの本質なのかなぁと、私は考えています。
4.誰でも高IQになれる!
「高IQとは」を定義してしまえば、そこへ向かう方法が探れそうです。「高IQの特徴=捨てる力がある」なら、「捨てる力を鍛える=IQが高くなる」と考えられないでしょうか。ということで、世間一般にIQを高める方法と言われているものを、捨てる力という観点から本当か?と見ていきます。
IQを高めるものとしてよく挙げられるのが読書ですね。たしかに読書って、膨大な文字列のなかから要らない情報を捨てて、筆者が伝えたい内容を見つけるわけですから、自然と捨てる力がついてきそうだなぁ思います。よって、効果あり。
個人的に推したいのは運転ですね。運転は判断の連続ですし、瞬時に対応することが求められる。IQを高めるのに効果ありだと思います。
瞑想(マインドフルネス)も、目を瞑って要らない情報を遮断する行為ですから、効果ありそう。
あとは何でしょう。部屋の片づけをするとか、タスク整理する習慣をつけるとか、人員整理してみるとか、人間関係を減らすとか、そういうことを繰り返せば、IQを高くできるのではないかと思います。
5.最後に・・・
本記事の内容は、これまでの経験や読んできた文献、視聴覚資料などをふまえて思いついたことを書き出したものです。当然、学術的エビデンスはありませんし、すでに出されている何かしらの学説と重複があるかもしれません。万が一、誤りがあったり、重複(=要はパクり)があったと指摘があれば、真摯に謝罪いたします(撤回はしません)。