【格ゲー初中級者向け】 "読み合い"をするな
こんにちは。格闘ゲーマーのあくあです。
前々から格闘ゲーム全般に関するnoteを何か書きたいなぁとは思いつつも、中々重い腰が上がらなかったのですが、ふと気が向いたので書いてみようと思います。
今回の内容は格闘ゲームにおいて、初~中級者くらいまでの方に向けた「読み合いをするな」という考え方に関してです。
そう思われた方も多いと思います。
というか厳密には読み合いはするものです。
ただ、それはあくまで上級者のレベルになってからで十分だと思っています。
もっと具体的に言うと
・お互いの出せる選択肢をほぼ把握している
・リスクリターンを考えて選択肢を選べる
・読み合いをしかけないと通用しない対戦相手
これくらいのレベルになってから、
初めて"読み合い"を主軸にした戦い方をすれば十分です。
・相手の行動に確定反撃を決める
・相手のジャンプ攻撃を対空する
・相手の飛び道具を弾抜けする
・相手の空振りに差し返しをする
・起き攻めで2択を仕掛ける
・表裏や中下段を見てからガードする
・最大コンボを決める
これらは直接的な「読み合い」では無いです。
試合の中で発生する、いわば「作業」です。
ここで求められるのは「読み」ではなく「精度」です。
言うなれば自分との闘い。
初中級者の間は、ひたすらこれらの作業の精度を上げることで最も勝利に近づく事が出来ます。
まずは作業だけで勝てることを目指すべきです。
その為に必要なのは大きく分けて2つ。
「知識」と「コマンドテクニック」です。
▼知識
・この技をガードしたらどっちが有利なのか?
・どの技で確定反撃が取れるのか?
・各始動の最大コンボのレシピを把握しているか?
・相手キャラの技のリーチや連携をどこまで把握しているか?
など
▼コマンドテクニック
・相手のジャンプにきちんと対空技を入力出来るか?
・コンボをきちんと完走できるか?
・中下段や表裏をガード出来るか?
など
これらの積み重ねが実力になります。
正直、「超反応!」なんて全く必要ないです。
同じ人間なのでそこまで差はないですし、よっぽどシビアなものでない限りは練習すれば誰でも出来るようになります。これは本当。
ただ、やはり格ゲーは最終的には読み合ってナンボですし、作業だけでは通用しない相手にいつかぶち当たります。
相手の思考を読み切って、裏をかいてやった時の気持ち良さこそ格ゲーの醍醐味と言っても過言じゃないでしょう。
なのでまずは「作業」ベースの部分を仕上げて、「読み合い」が必要な高みを目指しましょう!