クルスタ 実際問題水属性誰育てりゃいいんですかという話
※この記事は2024/3/4時点の古いものになっています。最新(9/10時点)の水属性編成については以下のnoteをご覧ください。
始めに
僕も全員が有能というつもりは全くなくて、水属性の中でもこのキャラは必須でこのキャラはあんまり使うことはないよな、と普通に考えるわけです。
ういずです、いらっしゃい。前回のパルミエが人権であるという主張をお読みいただいた方はありがとうございます。そうでない方は一度ご一読くださると僕が喜ぶよ。
人権という言葉は、ことソシャゲにおいては必要不可欠な代替の困難なキャラ、持っていないと苦戦するよ――といったニュアンスで用いられることが多いだろうけど、クルスタにおいて一般的に人権という言葉が用いられるキャラといえばやっぱりヴィーナスにイクシリオンとコハルコ。まあここは異論はないと思う、客観的に。
けど別にイクシリオンはシフォンとかで代替可能だし、アタッカーはソシャゲの常としてインフレしていくものだからいずれ更新される。
コハルコは人権とは言うが簡単に手に入る☆2キャラで入手も☆3にするのも容易、全員持ってる前提にしても問題ないようなキャラだしこれは人権というよりは運営の用意した楽で単純な手段、ぐらいなもんだと思う。
ヴィーナスは……正月通常どちらともちょっと替えが効かないEX1過ぎてこれは否定がしにくい、うん。EX1で無条件全体ノーツ移動はズル
パルミエは本当の人権だけどね。代わりがいない。
あとは個人的にはウィステリアなんかも代用しようのないキャラだと思うけど、まあこの記事の趣旨とは離れるから割愛。
で、今回何を書きたいんだという話なんだけど……
水属性キャラに興味を持ったけど、誰を育てるべきなのかわからない。
そんな人向けの記事というわけ。
というのも、クルスタというゲームは育成リソースがかなりシビアなゲームで、特にEXスキルのレベルを上げる際には多くのスキレポとテルスが要求される。
その素材を集めるクエストも基本毎日2回しか出来ず、入手量も微々たるもの。更にスキルレベル9・10で要求される『スキルレポートA』に関してはドロップせず、毎月の交換所での交換とイベント入手でしか手に入らない――つまり入手量に限りがあるから、プレイヤーは皆育成に慎重になってるのよね。
だから主流の育成方法として、スキルレベルは4or7で運用するって人は多いと思う。もしかしたらスキレベ10にしたことのないプレイヤーもいるかもしれない。8~10の区間は要求されるテルスもスキレポも多いから、さもありなん。
そんな事情もあって、クルスタってゲームは育てたいキャラをすぐに育てられるゲームじゃない。だからこそプレイヤーはスキレベ上げには慎重になるし、なら皆から評価されているキャラを使いたくなる。
Tier表を求める人の心理は、多分始めから最高率でプレイしたいとか損をしたくないとかそんなところだと思う。
だから僕が水キャラ育成の正解を書こうと思う。育てて絶対損しない水属性キャラをピックアップしてやろうというわけだ。
その前に断っておけば、僕は本来そういった順位付けを好まない。時と場合で使いやすいキャラ強いキャラなんて変わるゲームだし、パルミエが追加されて以降は全キャラクターに何かしらの価値が出来たとすら思っている。
なので育てるべきキャラクターを何体かピックアップこそするが、されなかったキャラが弱いと言っているわけではないということをご了承頂きたい。
では本題に入ろうか。
ピックアップキャラの選定基準
じゃあ水属性キャラを選ぶにあたって、その基準とはなんぞや?
それは汎用性である。キャラ単体での強さというより、他のキャラと組み合わせやすく、かつ水属性編成以外でも使用しやすいEXスキルを持っているキャラをピックアップする。
例えば水属性最強の火力役であるプリムラなんかは、今回のこの基準からは外れる。プリムラだけ育てても戦略の幅が広がるわけではないからだ。
とはいえ、僕は水使いである。故に水属性編成で強い水属性キャラも本当は紹介したい。
なので前半をどんな編成にも採用しやすい優秀な水属性キャラ、後半を水属性編成における育成したいキャラと分けて紹介したいと思う。
それでは小時間のお付き合いを。
おすすめ水属性~汎用編~
【蒼穹の仮想歌姫】ルルカ
ピックアップポイント
☆1のため入手が簡単
ノーツ移動メインならEXスキルのレベル上げが不要
どんな場面でも腐ることのない2種のEXスキル
属性・種族に囚われずとりあえず採用できる利便性
クルスタの営業部長。キラキラ妹 前から三番目のキャラを二番目のキャラの位置まで移動させた上でATKバフを与えるEX1と最後尾のキャラを大きく前進させ行動CTを短縮、クリティカル率をアップするEX2の二種類の移動スキルを持つ。
離れた味方を引き上げるのが主な使い方になるが、EX1のATKバフも156%で40CT持続と侮れず、これをEX1で超えるのは【命紡ぐ灼熱】イクシリオンのような自己バフか【空間の魔女】リノのような極めてCTの短いバフだけであり、アタッカーに使用することで優秀なバフスキルになる。
EX2は最後尾を最大14ノーツも引き上げ、CTを19.2%短縮しクリティカル率を20.2%上昇させる強力なバフまでついてくる。
どちらのEXスキルも対象が単体であり、狙った味方に打つには慣れが必要になるが、その分使いこなせばゲーム性がソリティアに変わるだろう。
またどちらのスキルも条件は味方の位置だけで、属性や種族を指定していないためどんな編成でも入れておけばとりあえず仕事するのが強み。
とりあえず編成しておけば何かしら仕事が出来る。
☆1のため入手が容易で、EX1メイン運用であれば限界突破も不要。そもそもある程度ガチャを回していれば自然と☆3にはなっているだろう。
元が☆1のため要求素材が少なく、スキルレベルが上げやすいためとりあえず4/4or7/7まで上げてしまっても後悔することは無い。
使用する上で意識したいのが、EX1EX2共に対象がユニゾン状態の場合はユニゾンしている全員が対象になるということだ。
例えば最後尾で二人ユニゾンしている時にEX2を使用すれば、二人同時に14ノーツ引き上げた上でバフを掛けることが出来る。狙って行うのは難しいが覚えておこう。
相性の良いキャラ
・【ナターレの黒聖女】イレーナ
→EX1でルルカのCTを短縮することが出来る。加速したルルカのEXを使い分けて味方を引っ張りまくろう。
・【お転婆バサラ姫】パルミエ
→CTが固定されているためルルカのEXを使う上で計算が楽になる。行動CTが早いためEX2の対象にはしにくいが、EX1の対象にはし易い。
・【計算された旋律】エスメラルダ
→こちらも優秀な二つの移動スキルを持っている。ルルカのEXを狙った味方に打つための行動順整理として、主にパルミエ始動の行動順固定編成で同時に運用することが多い。
・【命紡ぐ灼熱】イクシリオンetcアタッカー全般
→アタッカー全般と相性は良いが、EX1で常にCT5以内を維持し続けるイクシリオンがいれば、ルルカのEX1は味方を常にCT5以内まで引っ張りあげるスキルになる。この場合はATKバフがイクシリオンにはかからないのが傷だが……
・【渚の生徒会長】フィオナ
→全体ノーツ移動を持つキャラとしてはアタックであるためCTが遅め。EX1・2を使用してルルカ含み全員を引っ張り、引っ張られたルルカのEX2でフィオナを引っ張り、という使い方がシンプルで強力。実は行動CTが同じの為、初手ユニゾンには注意しよう。
【幸運の魔法少女】サチ
ピックアップポイント
7連撃&確定クリティカル付与の攻撃的なEX1
戦力が揃ってない間はアタッカーの代わりになれる
水サポの中で最もノーツ移動量とATK増加量が多いEX2
第二の水妹枠。幸運を引き寄せる星術を使うラッキーガール。彼女がシナリオに登場するだけで殆どの問題が解決しかねないのでメインシナリオに絡むことは一生無さそう、悲しい。
いわゆる水のルリエル枠。例に漏れず水属性全体を最大8ノーツ移動しながら327%のバフを付与するEX2は当然強力だが、真に注目すべきはEX1。
最大強化で150%×7回攻撃をしながら、味方全体のノーツを1~3引き上げ、1CTの間確定クリティカルを付与することが出来る。
この1CTというのはサチと同じ位置=サチとユニゾンしている場合に恩恵を受けることが出来るという、一見すれば使いにくい効果に思える。
確かにアタッカーとサチをユニゾンさせるのはある程度計算が必要だが、ユニゾンコマンドや全体ノーツ移動、先に紹介したルルカのEX1を利用したりとそれなりに方法は多い。水属性編成や魔族編成であれば、対応した全体ノーツ移動によってアタッカーとユニゾンするのは比較的容易だろう。
そうじゃなくても7連撃でラッシュを稼ぐことが出来、運が絡む上に移動量が多いわけではないが全体移動も出来る破格なEX1だ。
ちなみにサポートだが火力も侮れず、確定クリティカルは自身のEX1にも効果がある為WAVEの道中くらいなら倒していける程度の威力がある。
相性の良いキャラ
・【悪の終末兵器】プリムラ
→言わずと知れたサチの相方。設定ではサチに使役されているが性能面で言えばサチは彼女を補助する側。
ユニゾンからのサチEX1→プリムラEX2のコンボで倒せない敵はいない。プリムラがEX1で自身のCTを調整できるため、ユニゾンしやすいのもポイント。恐らくはデザイナーズコンボだろう。
・【氷刃の妖精】ソフィア
→プリムラがいない場合の代用アタッカーと侮るなかれ。
EX1という低消費でありプリムラEX2と違ってデメリットがないどころかCTが短縮されていくため、雑にユニゾンしてとりあえずサチEX1→ソフィアEX1と繋ぐだけでそれなりのダメージを叩き出す。
ラッシュもどんどん稼いでいくため、気がついたら100ラッシュを超えていた、なんてことも珍しくない。
・【星雲の支配者】クラウディア
→クラウディアは編成内に五属性揃えることで最大効果となる魔族対象のATKバフを持ち、水の魔族枠として採用が考えられる。
その際は基本的に高いEX上昇を活かしたEX回収役と、フィニッシュに併せたEX1のみの運用になるだろう。
【空間の魔女】リノ
ピックアップポイント
持続が1CTだがEX1では破格のATK200%増加バフ
サチと同じく自分が殴れるバッファー
水光対応で範囲の広く腐りにくいEX2
何故か息子をサポートしない主人公の母
基本的な使用感は前述のサチとほぼ変わらないが、EX1はクリティカルではなくATKをバフし、EX2は持続が25CTと短めな代わりに水光の2属性に対応している。
光には【正義のハッカー】コハルコや【ハローフィクサー】ヴィーナスといった優秀で属性を問わないキャラがいるため、水光混成編成も強力だ。
サチの紹介でも触れた【星雲の支配者】クラウディアは光属性のため、リノであればEX2の使い道も産まれる。
CTもサチより1CT速いため、上手く使い分けよう。
相性の良いキャラ
・【幸運の魔法少女】サチ
→役割が被りがちだが、手っ取り早く高いダメージを出したい場合はサチリノを同時に使用してもいい。
その場合は水着フィオナEX1などでアタッカー含み3人ユニゾンをしなければならないため編成難易度は高くなるが、スコアアタックコンテンツでは一考の余地がある。
・【チャームバニー】セーラ
→最近実装された光の純粋3300%アタッカー。バニラ
光属性は優秀ではあるが、取り回しの良いバフとしては【加護の角笛】ルリエルか、倍率の劣りノーツ移動も全体ではない【嗜虐の貴族令嬢】シャルレーヌくらいしか居らず、他には強力だが多少倍率が低くコラボ限定故入手性に難がある【騎士皇女】リアや本領発揮するためにはオーバーヒールを条件にするため自傷してしまうセーラとの相性があまり良くない【愛遁チョコギフト】せつなと癖が強い。
水属性には自傷ダメージ対策のヒールやバリアを貼れるキャラも多いため、リノセーラを中心にした編成はかなり強力だ。
【ナターレの黒聖女】イレーナ
ピックアップポイント
対象が左固定のCT短縮&ノーツ移動のEX1
サポートとして最速のCT12~16族
炎水対応で範囲の広く腐りにくいEX2
(腹)黒聖女様。クリスマスイレーナ、以後クリイレ。 水編成のメインエンジンの一人だが、左レーンの味方の行動CTを短縮し7ノーツ移動するEX1は水属性編成でなくても強力。
基本的な運用としては、ノーツ加速や全体ノックバックを持つキャラを左に配置して、EX1を重ね掛けして加速させるのが役割となる。
具体的には【渚の生徒会長】フィオナを左に置けば、EX1を3~4回使用でCT5で水属性全体を7ノーツ引き上げるようになる。他にも【ドールマスター】マリオンや【クール&クリーン】ナミエルのような複数強制移動キャラを加速させれば、相手に何もさせずにクリアするのは容易になるだろう。
このEX1の強い点は、左レーンを必ず対象に取るため、最後尾や二番目を指定するノーツ移動と比べて編成段階で実践の想像がしやすいという点である。反対にこれはどんな状況でも左レーンの味方しか加速出来ないともいえるのだが、イレーナには水炎対象の全体ノーツ移動&ATKバフのEX2があるため困るということはほぼないだろう。
同じことを出来る【歩く図書館】モネが炎属性には以前から存在しているが、あちらは炎属性に対してはより大きくCT短縮をすることが出来る。しかし炎属性には現状、【宵闇の極星】マハムートくらいしか相方になるキャラがいないということもあり、編成面での汎用性としてはこちらが多少勝るか。自身の所持キャラに合わせて使い分けよう。
※属性に縛られなければ使用感は両者ほぼ同じ。強いて言えばクリイレの方がCTが1速い。
また、EX1はチャージ状態のときには状態異常デバフを解除し、味方に自身のHPの110%のバリアを貼ることが出来る。これまではほとんど使わないおまけのような効果だったが、2/28に実装された【チャームバニー】セーラのEX1が自傷のデメリットがあり、それをバリアで防ぐという役割が出来た。
【舞うは九浄の桜花】ヘレナのEX2により人間編成では無理なくチャージを付与できるため、相性は非常に良いだろう。
最速でCT12のため、現在水属性編成では主流となっているパルミエ始動の編成と相性が悪いのが少々悲しいところ。
相性の良いキャラ
・【舞うは九浄の桜花】ヘレナ&【チャームバニー】セーラ
→ヘレナ軸の人間編成の水属性枠として採用されることが多い。【お転婆バサラ姫】パルミエの実装により立場が揺らいでいたが、前述の【チャームバニー】セーラとの相性の良さもあり再び評価されている。
・【渚の生徒会長】フィオナ
→ベストパートナー。CTの加速した水着フィオナで雑にEX1打ってるだけで水編成は回る。共にEX2が水全体へのATKバフのため、EXに余裕があるタイミングでバフを回しやすいのもグッド。
・全体ノックバック・強制移動持ちキャラ各種
→炎編成には【宵闇の極星】マハムートを【歩く図書館】モネのEX1でCT5にして、全体強制移動のEX2で完封する戦術があるが、それは当然クリイレでも可能。水属性で言えば【クール&クリーン】ナミエルや強制移動ではないが【アイスクイーン】サーシャが該当する。
あちらと比べて特定属性に対してCT短縮効果が強まることはないものの、二割短縮は十分に強力。
【自称隠れ天使】ルリエル
ピックアップポイント
イベント配布のため所持率が高い
実質サポートと同等の高いEX上昇ステータス
EXスキル育成が不要なコスパの良さ
コラボイベントで入手可能だった衣装替えルリエル。衣装の元ネタのキャラクターにちなんで、ロロエルと呼ばれていることが多いか。
その優秀性はわかりやすくEX上昇の高さにある。アタックでありながら装飾品込みで170にまでなり、本職のサポートである【蒼穹の仮想歌姫】ルルカが装飾品込みで182だということを考えると、☆5にしやすいことも併せて優秀なEX回収役と言える。その代わりにATKはかなり低いが、ロロエルが攻撃に転じることはまず無いので問題にならない。
編成全員が常にEXスキルを使用し続けるというのは目的が定まっていない限り珍しいので、EX回収役としてロロエルを採用するという選択肢は大いに有り得るだろう。
EXスキル自体は特別優秀という訳でもないが、EX1は自身の右レーンのキャラにチャージを付与することが出来る。
チャージ状態のキャラはよりダメージを与えることが出来るようになるため、アタッカーの左隣に配置して普段はEX回収役、余裕があるときは火力補助としてEX1を撃つ、という運用がシンプルに使いやすい。
その運用方法故に、EXスキルの育成が一切不要なコスパの良さが何よりの魅力かもしれない……。
一応、EX1には自信のCT短縮効果もあるため、余裕があればあげても良いだろう。
相性のいいキャラ
・チャージ状態で効果を発揮するEXスキルを持つキャラ
→【ナターレの黒聖女】イレーナのEX1のように、チャージ状態で使用することで追加効果を発揮するキャラが何人か存在している。
わざわざ自前でチャージするのはテンポロスでしかないため、もし活用するのであればロロエルのEXは役に立つかもしれない。
最も、全体にチャージ状態を付与する【舞うは九浄の桜花】ヘレナや【さすらいの破天荒】ラティエのようなキャラもいて、そちらはアタッカーとしても優秀なためチャージ用途でロロエルを選ぶのは少ないかもしれない。
あくまでEXゲージに余裕がある時に使える火力補助、くらいに割り切った方が運用しやすいだろう。
【クール&クリーン】ナミエル
ピックアップポイント
複数強制移動キャラとしては最速のCT12~16族
専用装飾品によりEXタンクとして優秀
EX1・2で使い分けの出来る強制移動スキルを持つ
初期実装の☆3キャラであり元祖複数強制移動スキルキャラ。
全体強制移動を持つ【宵闇の極星】マハムートや【ドールマスター】マリオンと比較されることが多いが、こちらは強制移動が全体ではなく3レーンの代わりにCT12~16と速く、移動量もEX1で単体9ノーツ、EX2で3レーンに12ノーツの強制移動と大きいのが特徴(先に挙げた2キャラはCT14~18、強制移動も最大10)
また、装飾品含めて単独で初期EXを100以上盛ることが出来、装備をEXに特化すれば一人でEX200越え、というのも難しくはない。
継戦能力が高めのマハムート・マリオンに対してナミエルは初動を安定させる能力に特化していると言えるだろう。役割が違う。
EXタンクを兼ねながら初期配置位置が近い敵を強制移動させる役割が主になる。相手との距離によって2つの強制移動を使い分けよう。
相性のいいキャラ
・【ナターレの黒聖女】イレーナ
→基本的にクリイレの左は水着フィオナの方が優先されるが、ナミエルでも十分強力。CT短縮してEX2を撃っていれば相手はすぐに壁際から戻ってくることが出来なくなる。
また、水編成で最大ダメージを目指す場合は、長期戦にしたい都合こちらが水着フィオナより優先される。
【お転婆バサラ姫】パルミエ
ピックアップポイント
行動CTが12で固定されている為CTガチャと無縁
10ノーツ味方を引っ張りながら自身を強化するEX1
スピードながら3486%と高い倍率でフィニッシャーもこなせるEX2
こちらの運用方法の詳細は前回の記事も参照してもらいたい
説明不要のオンリーワン性能!
相性の良いキャラ
・全体ノーツ移動EXを持つキャラ全て
→特定種族・属性全体のノーツを移動するEXを持つキャラ(【ハローフィクサー】ヴィーナスなど)は多く実装されているが、それら全てと相性がいい。
その中でも自身が水・人間族・スピードであるため水属性対応の【幸運の魔法少女】サチや人間族対応の【舞うは九浄の桜花】ヘレナ、強力なSPDバフを持つ【清澄の雛騎士】モナカ等は特に相性がいいだろう。
右レーンにこれらをおいて、パルミエのEX1を使用することで二手目の全体ノーツ移動が確定する。
・【清澄の雛騎士】モナカ
→パルミエ登場時のイベントで入手可能だった水・人間族のスピード。
スピードの弱点であったEX上昇の低さを補うEX1にはスピードを3ノーツ移動させる効果もあり、スピードキャラをより速く行動させることが出来る。
EX2はATKバフこそスピードのみが対象だが、ノーツ移動部分は種族属性を問わない全体移動。編成内のスピードがパルミエとモナカだけでも問題なく使っていける。
持続が15CTと短いので、二人を同時に起用するときはいかにモナカを素早く再行動させてEX2を重ねるかを念頭に置くといいだろう。
・【計算された旋律】エスメラルダ
→優秀なノーツ移動EXを持ちながら行動CTが19~23CTと難があったエスメラルダだが、パルミエの右レーンであれば二番手に行動することが出来る。
行動順を固定する編成を組む際の候補に成り得るので覚えておこう。
おすすめ水属性~水編成編~
【渚の生徒会長】フィオナ
ピックアップポイント
EX1で水属性全員を7ノーツも移動できる
EX2はサチに並ぶ高倍率のATKバフ&ノーツ移動
説明不要の水属性のメインエンジン。水着フィオナ。
わかりやすく言えば、EX1は水属性限定の【ハローフィクサー】ヴィーナスEX1で、EX2にルリエル互換の全体ATKバフ&ノーツ移動を持つ。
EX1で全体ノーツ移動を持つ便利さはヴィーナスを使ったことがあるプレイヤーなら理解できると思うが、水着フィオナは更にEX2で全体バフももっており、状況次第で使い分けることが出来る。
バフをサチ等に任せて自身はEX1でのノーツ移動に専念することも出来るし、余裕があれば自身がバフを撃つことも可能。
アタックであるため行動CTは15~19と少々遅めだが、ノーツ移動キャラは他のキャラとユニゾンしてしまうと十分な効果を発揮しにくいため、サチなどのサポートと行動をずらしやすいのはメリットと言えるだろう。
アタックタイプでありながら役割としては完全にサポートになるが、何故かATKの数値は【悪の終末兵器】プリムラよりも300近く高いため、EX1のダメージでWAVEの道中を突破していく使い方も出来る。
反面、最大ダメージを高くしたいスコアアタックではアタッカーの準備中に誤って水着フィオナが敵を倒してしまう、ということもあり得るので注意が必要だ。
相性のいいキャラ
【ナターレの黒聖女】イレーナ
→クリイレの紹介でも触れたため簡潔に述べるが、クリイレEX1で水着フィオナを加速してCT5にする運用が水属性編成の基本になる。
【悪の終末兵器】プリムラ
ピックアップポイント
水属性が誇る合計3300%かつ10連撃の高火力のEX2
実質消費無しで使用できるEX1
裏フィーニスの塔8階など耐久系の高難易度適正◎
水属性・魔族の3300%アタッカー。
3300%アタッカーとしては自身へのATKバフを持たないため単体で高火力を出すのは難しいが、水属性にはバッファーが豊富なため気にならない。
EX1は最大強化だと実質消費無しで使えるため、スタンゲージを削りながら自身の再行動を速めるスキルだと考えよう。もし☆4以上に限界突破できているなら、EX消費が軽減されるためその分EXが回復するEXになる。
EX2は3300%アタッカー共通のCT増加デバフのついた高威力の攻撃だが、イクシリオンらとは違い10連撃の合計威力で3300%となっている。
追加で相手のEXゲージを300削る効果は普段は役に立つことは少ないが、裏フィーニスの塔の第8階層のような耐久が求められる場面ではEX1も併せて相手のEXを撃たせないための手段として優秀。相手がバリアを貼っていようが関係なく効果がある。
また、同じく裏フィーニスの塔では最大ダメージを制限してくる敵が現れたが、連続攻撃するEXスキルは攻撃一回ごとに上限判定が行われる仕様のため、プリムラEX2はダメージ効率が高い。
例えば上限が20万ダメージであれば、イクシリオンであれば20万ダメージで終わってしまうところをプリムラは20万×10連撃=200万ダメージを与えることが出来るというわけだ。
水のアタッカー役としてはパルミエが追加されたが、未だ選択肢が少ない状態の為、まだまだプリムラの出番は無くなることはなさそうである。
難点としては育成コストが非常に高い。
EX1・2どちらとも10レベルが推奨になるため、育成するときは水編成と心中する覚悟を決めよう。
相性の良いキャラ
【幸運の魔法少女】サチ
→サチの紹介で触れたため簡単に。
サチEX1で確定クリティカルを付与した状態でのプリムラEX2がシンプルに強力。サチEX2でATKにバフを掛けて、更なる高火力を叩き込もう。
【清澄の雛騎士】モナカ
ピックアップポイント
イベント配布のため所持率が高い
パルミエなど優秀なSPDを更に強化出来る
持続が短いが高倍率のSPD対応ATKバフと属性を問わない全体ノーツ移動を兼ねるEX2
イベント入手の3人目の水妹。俺がにぃ様だ こちらは入手性の高さやその性能的に汎用で紹介するか悩んだが、スピードというタイプをサポートする性質を考えてこちらにおいた。
今までのスピードタイプは不遇なタイプであるという言説が強かった中で実装された彼女のEXスキルは、両方ともその不遇と言われていた理由を補うものとなっている。
EX1ではスピード全体を3ノーツ引き上げながらEX上昇を40CTの間40も増加させることが出来る。一度使っただけではまだ低めではあるが、持続CTが長めのため何度も重ね掛けすることが可能。EX1という軽さとノーツ移動も併せて、スピードタイプ統一編成を組むのも現実的になった。
しかしスピードタイプの弱点はEX上昇だけでない。低めのATKステータスもまた、不遇であると言われてきた理由の一つである。
スピードタイプには時折、【ちびっこ風紀委員】ミアや【氷剣藤花】閃のように高い攻撃倍率のEXスキルを持ちながら、ATKの低さによりアタッカーとしての運用は少々厳しい、というキャラが実装されてきた。
【夏のお姉ちゃん♪】サーシャや【魔を断つ聖剣】ユーリス、実装が近いところでは【お転婆バサラ姫】パルミエのようにそれでも高火力を出せるキャラも存在したが、純粋なアタッカーと比べてしまうと一歩遅れてしまう。
そういったキャラをまとめて救済するのがモナカのEX2である。
最大400%という倍率は、本職のサポートであるサチが327%ということを考えると相当高い。それでいてノーツ移動は最大6と少々控えめではあるが対象が属性問わない全体で、アタッカー寄りのスピードをモナカと他のサポートで強化してフィニッシャーに据える、ということが現実的になった。
持続こそ短いものの、スピードには【元祖・三太九郎】紅明や【ちびっこ風紀委員】ミア、【氷剣藤花】閃といったEX1に優秀なノーツ移動スキルを持つキャラが在籍しており、スピードの特徴であるCTの速さも考えれば問題になることは少ないだろう。
火力を出す際にも【マスターメイド】キリカでスタンを狙ったり、【命脈の守護天使】アルモタヘルでダメージ増加を付与したりとスピードだけで考えても選択肢は多め。
クリスマス紅明や閃が配布ということもあり、編成難易度は低めである。
相性の良いキャラ
・【お転婆バサラ姫】パルミエ
→運営の想定したデザイナーズコンボ。
他のスピードとも当然相性がいいが、同じ属性でもあり強力なノーツ移動を持つパルミエとは最も相性がいい。
パルミエのEX1でモナカを引っ張り、モナカでパルミエをバフしながら引っ張りを繰り返して2~3回バフを重ねれば、交流会地獄級程度なら一撃で倒せる火力が出る。
行動CTが重なってしまう可能性があることだけ注意しよう。
【計算された旋律】エスメラルダ
ピックアップポイント
水属性であれば最後尾or二番目をほぼ即時に行動させる2つのEX
持続が長めで上昇量の多いクリティカルバフのEX2
裏フィーニスの塔8階など耐久系の高難易度適正◎
ここ最近評価がかなり進んだキャラ。
クリティカルバフと多めのノーツ移動を持つ彼女は、ダメージチャレンジを行う層の間では使用されてきたのだが限定的であり、本人のCTの遅さもあって中々話題にはなりにくかった。回復自体が基本的に不要の環境だということも向かい風であり、そもそもヒールタイプ全体が評価が低かった。
しかし【お転婆バサラ姫】パルミエの登場によりCT面での心配が少なくなったり、裏フィーニスの塔のような敵の攻撃を受けることが基本的に避けられないコンテンツが登場したことで評価が進むことになる。
EX1・2共にノーツ移動&味方のHPが回復するスキルであり、主な違いは移動させる対象と追加効果。
EX1では味方の状態異常やデバフを解除することが出来、スタン状態から即座に復帰させることが出来る。
EX2ではノーツ移動させた味方のクリティカルを29.7%増加させる。
どちらも水属性を対象にした場合12/13ノーツと移動量が大きく、スピードなら即時行動、アタックやサポートでも速いものならほぼ即時行動させることが可能である。
水属性を対象にしない場合でも10/11と充分なため、裏フィーニスの塔8階層のようなコンテンツではエスメラルダを採用することでかなり攻略が簡単になるだろう。
また、クリティカルバフとしては1CTしか持続しない【幸運の魔法少女】サチのEX1を除けば最高値であり、一千万~一億級の最大ダメージを狙うのにも重宝されているようだ。
相性の良いキャラ
【お転婆バサラ姫】パルミエ
→自身の遅めのCTを補いつつ、パルミエのEX1一回では100%に届かないクリティカル率を補うことが出来る。
二番目を対象にとるというのも、EX1使用後はCT10で行動するパルミエを対象にしやすく相性が良い。
使い道が限定的だが優秀な水属性
・【氷刃の妖精】ソフィア
自分の行動CTを短縮しながら、装飾品の効果を含めて最大7回のダメージを与えられるEX1が優秀。
RUSH稼ぎやバリア割に適しているのはもちろん、サチのEX1と組み合わせてアタッカーのように使用することが出来る。
☆2のため入手が簡単だが、EXレベルで攻撃回数が大きく変わるためスキレポを多く消費してしまうのに加えて装飾品の有無で大きく性能が変わるため、他にアタッカーや連撃キャラが育っているなら優先度は下がる。特にプリムラがいる場合は敢えてソフィアを育てる利点は薄いが、所持していないのなら次点の水属性魔族アタッカー候補になるだろう。
・【アイスクイーン】サーシャ
初期選択可能☆3のため入手が容易だが、優秀な移動スキルを持つネーゼマインや条件が厳しいが高倍率の全体攻撃を持つメルエルと比べると選択優先度は下がる。
EX2は無条件の全体ノックバックスキルの中では最大の14ノックバックであり、相手が重くないのなら強力。火力に寄せた編成が組めない内は【救世の錬金術師】アニマや【新春アクセル】ソフィアなど相手を軽くするキャラと組み合わせてノックバック軸の編成を組むのも良い。
但しアタッカーとしては今の環境では攻撃倍率は控えめのため、マハムート・マリオン・ナミエルら複数レーンを強制移動させるEXを保持しているキャラを所持していない場合のノックバック要員として採用が検討される。
開始したばかりでノックバックキャラがいない!というプレイヤーには心強いだろう。
・【氷剣藤花】閃
イベント配布キャラのため所持率高め。味方に雷属性がいる場合、EX1は優秀な移動スキルになるが、そのため水属性統一では採用しにくい。
限定的な使い方になるが、EX1は高確率で敵に毒を付与する。これは相手がバリアを貼っていても付与されるので、裏フィーニスの塔8階層などの攻略に役立つこともある。
EX2もSPDの弱点である低いEX上昇を補える効果だが、その為にEXゲージを200消費するのはコスパが悪く、長期戦になるなら使用することもあるかというくらい。高威力に見えるEX2だが、本人のATKが低いため火力には期待しない方が無難だろう。
同じく配布のモナカがSPD特化のEX構成のため、同時に運用するのがおすすめ。雷属性の候補はSPDなら【嵐を翔る射手】聖沙や【マスターメイド】キリカだがどちらも☆3で前者はコラボ限定キャラのため、入手性で言えば【紫電のくの一】せつなも悪くない。SPDに拘らないのであれば【ドールマスター】マリオンが最も使いやすく入手も容易な雷属性になるか。
種族人間統一編成の水枠として検討されることもあるが、パルミエが現在時点では主流なようだ。
・【純白のシスター】シャロン
水、というよりは神族編成のメインエンジン。
【万成の幼天使】セシアを使いやすくしたようなEX構成をしており、あちらのEX2が消費300なのに対してこちらは200。その代わりATKバフ量は下がっているが攻撃倍率は上がっており、属性をばらけさせる必要もない為クリスマスシャロンの方が使いやすいという声も大きい。
基本的には次回のEX2のEX消費量を100軽減しCTを短縮するEX1と前述のEX2を交互に使う運用になる。
ノーツ移動の対象が神族のみと、編成難易度が少々高めだがセシアやウズメイアなどを所持しているなら強力な編成を組むことが出来るだろう。
終わりに
ピックアップしたつもりが数が多くなり、長い記事にになってしまって申し訳ない。水属性に優秀なキャラが多いのが悪い、ぼかぁ悪くない
しかしこう改めてまとめてみると、思っていた以上に水属性の汎用性が高いことを再認識した。というか実際、いまのキャラプールでサービス終了まで困るようなビジョンが見えない。
ここ最近強い水キャラの追加が多かったため、暫く――二か月くらいは――落ち着いてもいいんだよと思いながら、筆をおこうと思う。
改めて、長時間のお付き合いありがとう。また来てね。
ういず
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