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アニメ「ちはやふる」コラボで話題の音声ガイド

アコースティガイドのnoteへようこそ。
今回は、京都国立博物館 平成知新館にて好評開催中の「特別展 流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」の音声ガイドについてご紹介します。

―アニメ「ちはやふる」とコラボ!

名品《佐竹本三十六歌仙絵》をはじめとする、平安・鎌倉時代から江戸時代までの和歌にまつわる美術品の数々をご覧いただけるこの展覧会。

音声ガイドのスペシャルトラックでは、アニメ「ちはやふる」より、
瀬戸麻沙美さん演じる主人公・綾瀬千早さん
宮野真守さん演じる真島太一くんがゲストとして登場!
「ちはやふる」の歌に秘められた恋心や、ある歌仙と太一くんとの意外な共通点などをご紹介しています。(綾瀬千早さんと真島太一くんが登場するスペシャルトラックはそれぞれ2本ずつです)

そして、綾瀬千早役の瀬戸麻沙美さんは、音声ガイド本編のナビゲーターも務めてくださっています。歴史がお好きで大学時代は史学科で学ばれていたとのこと。ガイドで扱う作品の時代背景や登場する昔の人々の逸話など、楽しく収録していただきました。

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瀬戸さんのインタビューはこちら(スクロールしてご覧ください)

―100年前の「絵巻切断」事件

展覧会のタイトルにも入っている《佐竹本三十六歌仙絵》は、三十六人の優れた和歌の詠み人「歌仙」を描いた、鎌倉時代の名品です。かつて二巻の絵巻物だったこの作品は、大正8年(1919)に売りに出されましたが、あまりの高値に誰も購入できませんでした。そこで、経済界の重鎮で茶人や古美術コレクターとしても著名だった益田孝(鈍翁)の主導で、一歌仙ずつに分割されることに。購入者を決めるくじ引きの末、歌仙たちは散り散りになっていきました。
今年はこの「絵巻切断」事件からちょうど100年。展覧会としては過去最大の規模で、離れ離れとなった断簡31件が一堂に会したのがこの展覧会です。

音声ガイドでは各作品の解説に加えて、「絵巻切断」当日の様子や、その後の歌仙たちの流転のドラマもたっぷりご紹介しています。

―「佐竹本」所有者の貴重なインタビュー音源も

また、1983年放送のNHK「絵巻切断~秘宝36歌仙の流転~」より、《佐竹本三十六歌仙絵》の所有者の貴重なインタビュー音源も特別収録! 「絵巻切断」当日の参加者だった関戸有彦さんと、のちに「在原業平」の所有者となった湯木貞一さんのお二人のお話をお聴きいただけます。

久しぶりの再会を果たした歌仙たちと出会える秋の京都へ、ぜひ足をお運びください。(カシワザキ)

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アコースティガイド・ジャパン
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Twitter: @ADaudioguide
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―展覧会情報

「特別展 流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」
会期:2019年10月12日(土)~11月24日(日)
会場:京都国立博物館 平成知新館【東山七条】
   〒605-0931 京都市東山区茶屋町527
開館時間:午前9時30分~午後6時 (金・土曜日は午後8時まで)
   ※最終入館は各閉館の30分前まで
休館日:月曜日
   ※11月18日(月)は臨時開館します。
   (10月14日と11月4日は開館、翌火曜日休館)
音声ガイド貸出料金:お一人様1台 550円(税込)

※会期中、一部の作品は展示替えを行います。
主な展示替:前期10月12日―11月4日/後期11月6日―11月24日


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