展覧会『マリー・ローランサンとモード』―音声ガイドは俳優・浦井健治さんがご案内!
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東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催中の展覧会「マリー・ローランサンとモード」(~2023年4月9日まで)。もうご覧になりましたか?
女性的な美をひたすら追求した画家マリー・ローランサン。男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたココ・シャネル。美術とファッションの境界を交差するように生きた2人の活躍を軸に、2つの世界大戦間のパリの芸術界を俯瞰する展覧会です。
今回は、本展のレポートをお届けします!
ーいざ、1920年代のパリへ
「狂騒の時代」と呼ばれる1920年代のパリでは、様々なジャンルで活躍した芸術家たちが、次々に新しいムーブメントを生みだしました。そこで大成功を収めたのが、画家のマリー・ローランサンとデザイナーのココ・シャネル。共に1883年に生まれ、絵画とファッション、それぞれの分野で独自のスタイルを貫きました。
ー優美なマリー・ローランサンの世界
会場に入り、まず展示されているのは、ローランサンが手掛けた肖像画の数々。ピンク、青、緑、グレーなど、夢見るような柔らかな色合いに、乙女心をくすぐられます。女性が抱く子犬の姿が、なんとも可愛らしいですね。
こちらは、シャネルがローランサンに注文した肖像画。でも実は、シャネルは作品の受取りを拒否したとか・・・。音声ガイドでは、そのエピソードが詳しく紹介されています。
ー舞台芸術とのコラボレーションも
世界中から芸術家が集まった1920年代のパリでは、ジャンルを越えたコラボレーションが盛んでした。ローランサンは、バレエの舞台美術や衣装も手掛けているんですよ。
音声ガイドで、プーランク作曲のバレエ音楽「牝鹿」を聴きながら鑑賞すれば、より深くローランサンの世界に浸れそうです。
ーエレガントなココ・シャネルの世界
会場には、シャネルが手掛けたドレスも展示されています。
彼女が生み出した装飾の少ない黒一色のドレスは、いまや永遠のスタンダードアイテムと言っても過言ではないですよね。
ー音声ガイドは、俳優・浦井健治さんがナビゲート!
ローランサンとシャネルの世界をより深く知りたくなったら、音声ガイドをお供に鑑賞するのがおススメ。
本展で音声ガイドナビゲーターを務めるのは、俳優の浦井健治さんです。1920年代のパリを、一緒に旅してみませんか?ローランサンが残した詩や、同時代の芸術家たちの言葉を交えながら、わかりやすくご案内します。
ー時代の空気を感じる音楽で色鮮やかに♪
さらに音声ガイドでは、ローランサンと同時代に活躍した作曲家たちの音楽も収録されていますよ。気になる方は、こちらのプレイリストからチェックしてみてください!
時代を超えた女性たちの輝きを、目と耳で、体感しに行きませんか?(オノデラ)
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