人材紹介会社と媒体社の求人票の違いとかいろいろ思うこと。

こんにちは、べるうっど。です。


昨今たくさんの人材に関わる仕事を行う会社が増え、2008年以降たった約10年間で多くの人材に関わるサービスが生まれたと感じています。

ダイレクトリクルーティングやら個人AG、新卒紹介、マッチングサービス、ドラフト会議、逆オファーなどなど。

「iPhone3G」登場の衝撃から、ITサービスがここまで人々の生活の中心に根付くなかで、人材業のサービスも発展を遂げてきました。


そんな中、発展を遂げ、新たなサービスは増えど

根幹としては普遍的なものが2つ。


それは

「求人媒体」と「人材紹介」


この二つ、時代とともにUIとUXは進化し、かつ付属するような形で新たなサービスは生まれてきましたが、サービスの根本の変化はなく、むしろほぼ変わることなく歩んできました。

つまり、早い段階から完成度がかなり高いサービスだったということかもしれませんね。※今後このサービスも淘汰されるものであろうとは思いますが。


今回はこの求人媒体と人材紹介における、「求人票」について触れていきたいと思います。


まずこの求人票ですが、求人媒体と人材紹介では、作成に関わる手順や工数が違います。


詳しく見ていくと、


◆求人媒体

求人媒体は、その媒体保有企業が掲載枠を持ち、その掲載枠を採用したい企業が買い、掲載するものです。掲載にはもちろん金額がかかりますので、媒体社はちゃんと求人作成をします。※例外あり

作成手順としては、掲載受注後、まず取材をします。取材は、専門のライターとカメラマンをアサインし、ディレクター(媒体社社員)とともに企業に伺います。取材後、ライティングをし、ページ作成に取り掛かり、掲載という流れです。

専門のライターやカメラマンが入ることにより、比較的ちゃんとした求人票が作成され、様々な押しポイントなどが記事コンテンツに盛り込まれているため、ちゃんとしてるっている感じです。


◆人材紹介

人材紹介の場合、基本1から求人票を作ることは珍しいです。

基本ありもの(企業がつくったもの、同じ募集ですでに媒体社に掲載しているもの、過去使ったもの、他の人材会社のものなどなど)で作ります。

勿論、詳細は企業に訪問の際に聞くものの、一から作成は手間もかかるため比較的パクられて作られてます。そのため、2つの人材会社に登録をした際に両会社から同企業の求人の紹介を受けた場合、文言ほぼ一緒というケースが生まれます。

なぜ人材紹介はライターなどをアサインしないかというと、人材紹介はビジネスモデル上、成功報酬型(紹介した人が入社しないと売上が上がらない)のためそこに投資する費用を出さないという理由があります。



それぞれの特徴があるものの、やっぱり求人票はちゃんとしているものを見たい!知りたい!!というのが、見る側の本音かと思います。


組織構成や社内の雰囲気、キャリアステップなどなど、細かい情報なども記載されているものも見ますし、そういう求人のほう一応説得力がありますよね。(全部正しいとは思わないように。脚色されてるものも多々あります。)


人材紹介求人の場合は、写真とか記載事項もそこまで詳しくないケースがあるので、その場合は媒体と並行してみたりすると情報は補填できるかもしれません。



ちなみにですが、べるうっど。が思う求人求人を見るポイントは以下です。


◆求人媒体の場合

・同じ社員ばかり写真で使われてないか?
・高収入とかめっちゃ収入押しになってないか?
・和気あいあいがめっちゃ押されてないか?
・飲み会の写真とか使われてないか?

これらがあれば、べるうっど。は基本怪しい認定しています。


◆人材紹介の場合

・空欄とかないか(以外に情報入ってないところある)
・基本掲載事項ちゃんとあるか(※職業安定法のやつ)
・フォーマット統一されているか(企業提供をそのまま使うとことかある)
・担当者が書いてあることしか説明してないか?


あくまで求人票ですが、いろいろ推察ができるポイントですので、もしみられる際はご参考にいただければ。

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