Audiostock 作曲活動初心者(24)
今回はちょっと番外編的な内容です。
Audiostockを通じての「音楽配信」のことを書いてみます。上の画像は、iTunesで「Acore sounds」を検索してみた結果です。現在17曲配信中です。
Audiostockにおける「音楽配信」申請:
Audiostockで「音楽配信を希望する」と申請することにより、Apple Music、Spotify、Amazon Music、dミュージック、LINE MUSIC、等々でも、Audiostockに登録した曲を販売してもらうことができます。
そして、報酬が得られると、曲ごとの私たちへの報酬は知らせてもらえます。今回私は初めて報酬をいただきました。報酬は「2020年10〜12月分」で11曲合計で169円でした。金額としてはかわいいものですが、今の私だと「音楽配信で報酬もらってしまった!」という感じで喜んでいます。
再生回数はどのくらい?
しかし、それぞれのサービスで単価は異なるようで、何回再生されたか?を知ることはできません。そこで、正確な単価はわからないですが、一番金額が少ない曲が¥0.4130だったので、これを1回再生分と仮定してみます。(かなり大雑把ですが・・・。)すると、
¥169÷¥0.413=409.20回
私は11曲で409回再生してもらえたというのが、ざっくりした計算です。
(ただし、サブスクでなく「楽曲購入」していただいた曲があった、となればぐっと計算が違ってきますが・・・。それはそれでとっても嬉しいですね。)
「ほんとですか・・・?」と思ってしまいました。宣伝活動を全くしておらず、無名な自分がそんなに再生される?というのが正直な感想でした。
「音楽配信」と「実用音楽」
とはいえ、通常のAudiostockでの販売と楽曲配信も「音楽のオンライン販売」ですが、コンセプトは大きく異なります。つまり、
・実用音楽(=Audiostock):映像やイベント、店舗で使っていただく曲
・音楽配信(=リスニング音楽):「聴いてもらう」ために配信するもの
となります。
よって、現状のAudiostockでは「実用音楽を基本に作っているが、音楽配信でも出してみていただこう」という感覚が基本になると思います。正直なところ、Audiostockさんの基本コンセプトと音楽配信は違うよなぁ・・・というのが最初の印象で、ちょっと不思議な感じもしていました。
しかし、せっかくのチャンスなので、「これは音楽配信希望可能です」とリストアップされたものは、全て「利用します」と登録させていただきました。可能性を自分側からストップをかける必要はないと思ったからです。
「実用音楽でない」としても作ってみよう
もともとバンド活動をやっていた自分としては、気分的には「音楽配信」はワクワクしてしまいます。以前も書きましたが、「自分の音楽がiTune等で販売されている」というだけで、数年前からは想像もつかないことです。
そこで、いっそ起伏にとんで「面白い曲」というのも中には混ぜてもいいかな、とも思うようになりました。これまでは「実用BGMとしてあまり無駄な起伏を持たせない」「映像の邪魔をしない」ということだけに着目して、そういう曲は工夫して再アレンジしたり、作成中止したこともありました。
しかし、あまり遠慮せずいろいろ出してみるほうが、頭が硬くならなくていいようにも思いはじめました。
いろいろ広がる考え
Audiostockさんの様々な仕様(機能)はどんどん増えていきます。利用させていただいている自分としても、今回書いた音楽配信だけに限らず、いろんなインプットをもらっています。
私がはじめてから1年たちましたが、「再生数」「報酬」「コンテスト」「音楽配信」「TicTokでの利用」「PIXTAでの利用」等々、常に何がしかの情報を受けていて、常に頭の中が賑わっている感じがモチベーション維持につながっています。
とはいえ、私としての主活動は、基本部分の「Audiostockでの販売」になります。それは自分の特性・考え的なことを総合して、それが一番いいと思います。
これから、Audiostockに参加しようとしている方もさらに増えて、もっともっと大きなムーブメントになるといいなぁ、と思います。