Audiostock 作曲活動初心者(23)
効果音
これまでバンドや曲作りはやってきましたが、「効果音」というのは別世界だと思っていました。正直なところ報酬的にも小さいというのもありますが、やはり音楽が作りたいというのが正直なところでした。
しかし、Audiostockで活動するようになってから、この「効果音」にも意識がいくようになり、先月あたりから考えつくものは作成してみました。やらず仕舞いでは何もわからないかな、と思ったためです。
結果、11月まではゼロだった効果音をコツコツと作ってみて、今時点で「曲:66点、効果音:23点」と急増しました。
狙いをつける
効果音制作に至った経緯は、
・曲を作っていて「需要」というものを再度考え出した。
・そうなると、ジングルくらいのサイズが意図を明確にしやすいかと思った
・なら、いっそのこと、短い効果音はさらに「用途」が見出しやすそう。
という流れでした。なので、今後効果音にシフトして行く、という考えはないのですが、やったことのないことへのチャレンジです。
わかってきたこと
・効果音もMIXやマスタリングは行うので、結構楽しい。
(私自身、楽器演奏と同じくらいMIX作業は好きなので)
・ものによっては、Audiostockでの再生回数がかなり多い。
Youtube等での活用を考えると、効果音の需要はありそうですね。
・Audiostockでの単価は安いので、報酬的には少なめ
報酬目的というより、どういう需要があるかの調査となりそうです。
・生録音ものはノイズ混入等、録り方時点で難しいということも多々あり
特に再生、購入・ダウンロードされたもの
上記の2点は、特にご利用いただいています。これらはそれぞれ、ひと月の再生数も100回近くと、私の中では破格に多いです。やはり「盛り上げ」要素のあるものは、好まれるようですね。
実際、テレビやYoutubeを見ていると、会場の笑い声とか「え〜」「お〜」というような集団の声はよく使えわれていそうです。その辺から連想して、自分の考えつくものを作ってみたのが、上記のものです。
実際の作成
予想以上に作成に手間はかかりました。1つ目の「歓声→アンコール」は、数種類のこの手の音源を集めて、タイミングやミキシング調整を行っています。そうすることで、シンセ内蔵のシンプルな「歓声」サウンドにはない、ステレオ感や賑わい感や、いい意味でのばらつき感を作っています。
また、大きな会場のライブでアンコールが始まった時、微妙に拍手にずれが起こりますね。で、徐々にそろってくるというのはよくある光景です。そういうことも表現しつつ、音的クオリティーも維持したいな、とそこそこ時間はかかりました。
2つ目の「歓声+パフパフ+ドンドン」も、ある意味ランダムさというか、いつも曲作りをしている時の、グリッド(メトロノーム)感はまずい感じがしました。とはいえ、単なるランダムではなく、鳴り始めから終わりまでにある程度の変化感は欲しくなります。
結局、音量・パン・EQのオートメーションを細かく書くことになり、いつもの曲作りの詰めとはちょっと違う感覚がありました。
本当の希望・着地点
本当は「自分が好きな曲調で、かつ需要のある曲」というところに行きつきたいのですが、どういう曲が必要とされるか、というところがまだよく分かてないというのが気になって、どうも落ち着かないという感じです。
ですので、まずは、遠回り的ですがいろんな実験行動をしてみようと思います。やはり、「使ってもらえた」というのは、何にも変えがたいやりがいですね。