Audiostockの報酬率改定への想像
来月からAudiostockのクリエーターへの報酬率改定が実施されます。
私の場合、現時点で46% → 40%となります。
大きく減ってしまいますが、これはもはやルールがそうなるのでこれだけはしょうがないです。私は今40%の報酬率だなと知っておくのみです。
私が興味を持ったのは、この報酬率分布から想像できることです。あくまで私の想像・妄想の範囲ですが、数字から客観的に見えることなので、嘘は書いていません。
分布が興味深い
視覚化してみるとある特徴があります。とはいえ、このnoteの中でも何人かの方が見つけていらっしゃることではあります。
年報酬100,000円を境に5%と大きな段差があります。ほかは一定に2%ほどの増減です。となるとここの100,000円になにか意味があるように思えます。
ここが大きな分岐点?
当然ながら、Audiostock側も利益が出ないとこのサービスそのものが成り立たないので、このレギュレーションにはしっかりした意味づけがあるというのは間違い無いでしょう。
この区切りが1つ下がっても上がっても良くない、ここがベストな位置ということなんだと思います。
おそらく、過去のデータ(または未来の予測データ)から弾き出せば、ここに行き着くと数字が証明してくれたところなのでしょう。
いずれにせよ、Audiostockが潤ってくれないとユーザーが増えない=クリエーター側も報酬が増えない、となりますから、適切な設定をしていただくのがありがたいですね。
数年前と価値観が変わってきているかも
一方、自分の報酬率が下がるということは、何かの価値が下がったという見方もできます。私の報酬レベルでは、こういうサービスでの価値が過去より相対的に下がったとも捉えられます。
厳しい考えですが、世の中のモノの値付けとはいろいろうまいことできてる気がするので、冷静に捉えるべきとも思います。
一番わかり易い例として「自動生成BGMがそれなりに出てきて、これらのコスパに負け始めている」「数多くのBGM販売サービスが相当数の作品を確保してきた」。こういう、他のサービスとの相対的な厳しさはあるように思います。
結局のところ基本は変わらない。今にあう工夫が必要
現在のところ私はありがたいことに、報酬率40%のところにいます。しかし、もしもこれを切ると一気に35%と5%ものダウンなります。
本来、報酬率云々よりも個人の報酬額をアップさせる考えのほうがいいとは思います。そういう考えのほうがやっていけそうです。しかし、それでもここの大きな差は厳しいです。
以前は月間作品数によって報酬率がプラスされていてこれが小さな目標でした。初心者であった自分が、制作を継続するためにはいい目標だったのですが、ちょうどこの半年で報酬が横ばいに転じたこともあり、やり方を検討し直すいい機会になりました。
この改定で新規参入されるかたは報酬率30%スタートとなりますが、まずはこの40%を目指すようにされる方が増えると思います。私も、これを下回らないように、それどころか少しでも率を上げるよう考えたいと思います。
・・・とはいえ、100,000円の次は500,000円です。これで2%アップ。ただただ作品数を増やせばなんとかなるレベルではないです。