Audiostock 作曲活動初心者(25)
※ 今回初めてCanvasでタイトル画像をつくりました。すごく使いやすいですね。こういうのがブラウザーでできてしまうなんて、ありがたいですね。
では、以下本題です。
「効果音」について思ったこと
前々回、「効果音をはじめて登録しはじめました」といったことを書いてみました。現在27点作成していますが、今でも再生数がすごく伸びているものもあります。
よく再生されるものの傾向
今自分の実感としては
・タイトルがわかりやすいもの
・作品自体の傾向がわかりやすいもの
・盛り上げるもの、イメージが強く出るもの
が多く試聴され、他と大きく差がでています。「歓声」「恐怖」のように、どういうものかがわかりやすいものは、意識していただきやすいようです。
しかしこれは「曲」も同様で、わかりやすさ・見つけやすさは必要ですね。
Audiostockに「効果音」ってどのくらいある?
そこでふと思ったのですが、Audiostock全体に登録されている作品の、「効果音」の占める数ってどういう比率なのかな?と思いチェックしてみました。
Audiostockで、上記画面でカテゴリごとの件数みて、数日前時点で、これを比較してみると下記のようになりました。
これをみて思ったのは、
■「BGM」の数は36%、世間のAudiostockのイメージはこれが強いかな?
しかし、構成比としては半分いかない。
かつこの中には「曲」「ジングル」両方を含む。
■「効果音」の作品数は全体の60%近く。作者側も手掛けやすいから?
■「ボイス」「歌」は5%、0.5%と、極めてレアな存在。
特に「ボイス」は需要もありそうなのに、ここまで少ないとは意外。
声優さんがAudiostockの利用する機会が少ない?
という感じです。
必要とされる「効果音」とは?
「効果音」は数が多いということは、競合も増えるということですので、そこに注意が必要かと思いました。購入される方が検索したとき「似たようなものがたくさんでてきて、探しにくい」となるかもしれません。
とはいえ、微妙なニュアンス違いで利用者の方の「欲しい音」に選んでもらえる可能性もあります。そこのバランスは考える必要がありそうです。
「PIXTA」でのご購入
下記の効果音はAudiostockで販売しているのもので、単品購入していただきましたが、初めてPIXTA経由でご購入いただきました。Audiostockで、「提携サービス販売設定(PIXTA)」を申請しておくと、こちらでも販売してもらえます。
正直なところ、PIXTAのメインは画像・写真販売なので、自分の音素材を購入いただくとはあまり期待しておらず、連絡いただいた時は嬉しくもありびっくりでした。
音を探している方が相当いろいろ聴かれて、私のがニュアンス的にちょうどよかったのかもしれません。ありがたいです・・・。
「作業量」と「有用性」のバランスを考えつつ
効果音は短いものが多いので、作業量(工数)が少ないと思われがちですが、楽器数の少ないジングルよりも手数がかかることもあります。
例えば「アコギとメロディーだけのジングル」と「音数の多い効果音」だと、後者の方が作業が多めになる可能性があります。それでも販売単価は、曲・ジングルは1,100円〜、効果音は550円です。
このくらい競合の多い「効果音」だと、そこまで手を掛けるならば、他の方の作ったものに対して「こういうバリエーションもいいね」となれるものでないといけないなと思います。
「効果音」をやってみる価値はあり、と思いました
報酬的には少ないですが、世間で必要とされる音を知るには、いい情報源になります。また、制作上の学習にもなります。なので、今後も「あっ、こういう音使われるかも」と思った効果音は、できるだけやってみようと思います。
どうやって作る?録音する or プラグインの組み合わせで可能?ミキシング・マスタリングの傾向は?等々工夫しますが、曲作りの時とはちょっと違う感覚になる部分もあります。これが自分の制作スキルアップにも役立ちそうです。