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Audiostock 作曲活動初心者(12)

Audiostockで曲を販売するようになって、数字を確認することも継続しています。まずは「再生数」です。

全体の過程の中で「再生数」とは?
おおまかに、下記のような過程の後に報酬が得られると思います。

・曲を完成させる
・Audiostockにアップする
・審査後問題あれば修正。のち販売開始してもらう
      ↓
・利用者の方に再生してもらう:再生数
・この曲がいいと判断してもらう
・ダウンロード or 単独購入して使っていただく

この流れになります。
・最初の3つは音楽製作者側の手順、かつ必須の「すべきこと」です。
・最後の3つは利用者様の行動で、そのための「工夫が必要なこと」です。
その中でまず最初の関門、「再生してもらう」ついて考えてみました。

再生してもらう
「見つけてもらう」とも言えそうです。利用者の方はあるイメージや構想をもって「こういう曲が欲しい」と思われるはずで、それを頭の中でキーワードに変換して検索して探されると思います。

下のグラフは、私の曲の再生回数を月ごとに集計したものです。Audiostockでは、累計再生数が表示されますが、月ごとの推移は自分で記録しておかないとわかりません。これは、自分で数字を残しておくしかありません。

スクリーンショット 2020-09-24 17.31.36

まず、すぐわかることとして「再生回数が伸びている曲」と「伸びない曲」が明確にわかれていることです。また、

・上位2曲は期間も長く再生量が目立つが、7月以降伸びが鈍化している。
・それ以外で、最近3ヶ月増加傾向の強い曲が3, 4曲ある。
・上記以外は横ばい。再生ほぼゼロの月もある。
 これは「キーワード見直し」「曲の見直し」等が対策が必要。

「再生数」とはどういう条件?
もし、冒頭2-3秒しか再生されなかった場合、これが上記の「再生数」にカウントされているかどうか。これによって見方も変わってきます。

私の予想では、これはおそらくカウントされておらず、ある程度の秒数聞いてもらわないと「再生数」とはみなされない気がします。
もし、再生ボタンをクリックしただけでカウントされるとしたら、

・検索結果を上から順に聴くとき、「これは違うな」とすぐ再生停止されて
 も「再生された」とみなす事になる。
・間違えてクリックしても再生数にカウントされる。
・上記のようだと、作曲者に「再生数」を知らせる意味が薄くなる。

となりそうだな思いました。

再生され、かつ選ばれる
しっかり数十秒再生してもらえても購入・ダウンロードされていないとなれば、再生数は伸びつつも報酬がないという状態で、これも対策が必要です。
その場合は、

・自分が設定した検索タグと曲調が一致していない
・聴かれた方にとっていい曲ではなかった(響かなかった)
・長さ、展開等、曲の仕様面で使いにくかった

等の問題がありそうです。また他の方の曲と比べた結果、私のは選ばれなかった、という可能性もあります。

まだサンプル不十分ですが・・・
20曲程度しか作っていない自分にとっては、傾向観察よりもまず曲数増やさねば・・・、とも思うのですが、まずは具体的な数字を知るには、必要なことと思いました。(私が「見える化」するのが好きというのもあります。)

また、曲数が増えるとここまでの統計は取れなくなるので、そういう意味でも今はちょうどいい時期かもしれません。

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