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重陽の節句

9月9日 重陽の節句

重陽の節句は五節句のひとつ。
宮中では、邪気を払い長寿を願う行事が行われていたそうです。延寿の力があると信じられていた「菊」を使って、菊の花をお酒に浸す「菊酒」やお風呂に入れる「菊湯」なんていう風習があるようです。
「菊の節句」と言われるのは、こんな由来からなんですね。

ちなみに、もともとの旧暦の9月9日は、今でいうと10月にあたります。(今年は10月11日)
庶民にとっては農作物の収穫をする時期と重なっていたため、重陽の節句は「栗の節句」とも呼ばれていたそうです。

庶民な我が家では「栗の節句」ということで、ここ数年はこの日が“栗はじめ”。

秋の気配はどこ?という暑さの中スーパーに行ったら、たまたま生の栗を発見!今年はちょっと諦めていたので、ウホウホとかごに入れました。

やっぱり最初は栗ごはんです。

ホクホクでほんのり甘くておいしかった

栗というと、甘く味付けられたものが多いのですが、私はこの素朴な甘さが大好きです。

最初は夫と「ちょっと甘さが足りないかな〜」なんて言っていたのですが、味わえば味わうほど、求めていたのはこの甘さなんだと実感。

娘も「明日も栗ごはん!」と、美味しさをわかってくれた様子。

これからどんどん、秋らしい美味しいものが増えてくるかと思うと、うきうきしてしまいますね。

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