ウイスキーエキスパートに最短最安で合格する方法
ウイスキー文化研究所主宰、「2023年度ウイスキーエキスパート資格認定試験」にA判定(90点以上)で合格した筆者が、たった2ヶ月弱で5000円の教材代のみ(※受験料を除く)で高得点合格した必勝法を教えます。
⭐︎これから受験希望の方は必見です。
初めまして、マリーナと申します。
都内某所でバーテンダーをしております。
さてタイトルの通り、私はウイスキーエキスパートの保有者であります。(2023年5月受験)
しかもただの合格ではなく90点以上にあたるA判定での高得点合格。
この記事ではそんな私の最短期間×最低金額の受験体験記と必勝法をご紹介致します。
ウイスキーエキスパートに受けてみようと考えているあなたの参考になれば幸いです。
①筆者のスペック
まずは、自己紹介がてら筆者のスペックから。
冒頭述べた通り、私は都内でバーテンダーを生業としているアラサー女です。(アラサー女は初出情報)
バーテンダーの前は普通にOLとして働いたこともあり、コロナ禍にバリスタを経てバーテンダーとなりました。
なぜ、わざわざスペックに触れるのかというと、勉強にはどうしても向き不向きがあるからです。
このバーテンダーアラサー女は大卒であり、文系科目を割と得意とします。若干カタカナ横文字に苦手意識を持つものの、暗記科目が得意であるという前提条件をもとに、組まれたスケジュールと勉強法であることをご了承の上、お読みください。
反対に暗記科目はさっぱりで、数字にはめっぽう強いという理系の世界線の皆さま(私には全く手が届かぬ領域なのです)は私の情報だけを鵜呑みにせず、余裕の持ったスケジュールとメンタルで臨んでいただけると良いかと思います。
何はともあれ自分に合ったスケジュールと勉強法なんなのか。合格日から逆算して考えてみるところから始めてみましょう。
②教材、参考書
では、次に私が実際に使っていた教材、参考書をご紹介致します。
資格受験ってなんだかんだお金がかかる。
ウイスキーエキスパートも受験料だけで27,500円(一般価格)もかかるんです。これに認定料も加えたらあっという間に4万近くかかっちゃう。薄給の限界アラサー女からするとこれはかなり痛い出費…
そこで私は、後述する最短合格に最安合格という料金オプションをつけました。
上記の一覧をみてお分かりの通り、私の参考書リストにはウイスキーコニサー資格認定試験教本【上・中・下】がありません。(「ウイスキーエキスパート、教材」でググって最初に出てくるやつね。)
なぜかというと、この教材がなくても余裕で合格できるからです。なんて書くと角が立ちますから、教本は最安合格への必要条件ではないからです。
ええ、そしてなにせ、高い。
上中下全巻揃えたらそれだけで1万円オーバーです。あと分量もそこそこある。
※予算に余裕のある方は用意しても良いと思いますよ、読み物としては面白く参考になります。(私は、サラッと立ち読みして、買わないことを決めました。)
じゃあ、なんでわざわざウイスキー検定のテキストを使っていたのかと言うと、、、
3巻セット一万円のWE教本より一冊でお得で安いから!と言うだけでなく、それ一冊でウイスキーエキスパートの基礎となる知識を網羅できちゃうからです。
最初っからブーストかけて詳細をあれやこれや詰め込んでも人間は悲しき哉、必ず忘れます。
だとしたら、最初は最低限重要なことを写真や図も交えながらざっくり押さえといた方が後々楽だったりします。
さらにWEはウイスキー検定2級と1級の間くらいの位置付けだとも言われており、ますますウイスキー検定のテキストの有用性がわかりますよね。
③勉強法と勉強スケジュール
では、前置きはさておき、いよいよ本題に入ろうとしましょうか。(ここまでですでに2000字越えw)
お金もない、時間もないアラサー女(バーテンダー)の勉強法とそのスケジュールを合格までタイムライン形式で見ていきましょう。
いよいよ勉強開始、怒涛の詰め込みスケジュール
まず、前提としてこの時点で私のウイスキーに対する知識は知識ゼロの一般人に多少毛が生えた程度です。(五大ウイスキーとそのざーっくりした製法くらいは理解しているレベル)
つまり、ほぼ0に等しいと見なし、初手の初手から勉強を始めました。
そんなウイスキー初心者アラサー女の基本勉強スタイルは、
ウイスキー検定3級・2級過去問演習→(間違えたところだけ)復習→
WE過去問(10年分)演習→復習→ウイスキー検定1級過去問演習→復習
とにかく演習して復習するを徹底していました。
最初の時点でほぼ知識0だろうととりあえず、過去問を解くクセをつける。
復讐では、間違えたところだけテキストやネットで調べて、ノートに書いて簡単にまとめる。そんでまた、過去問を解く。すると正答率が少しずつ上がっていく。
このルーティンを繰り返すことで、まず試験はほとんど合格可能です。
とはいえ、毎日仕事をしながら勉強時間を捻出するのはかなり大変な話です。
大変だからこそ、心が折れないスケジュールの組み方がとても大事。
例えば、「毎日これをこれだけやる」と決めるのではなく、「1週間の中でこの量を完結させる」と決める。すると、例え今日80しかできなくでも、明日120できれば、2日で200やったことになります。こんな感じで1週間分のタスクを毎日ちょっとずつでも回収していくことで、心に余裕を持ちながら、勉強を進めることでができます。ただし、1週間でやると決めた量は必ずその週で回収してください。
次週に持ち越し禁止です。
あとは、1日の中でどう勉強に時間を捻出するかですよね。
例えば、このバーテンダーアラサー女の場合は基本的に夜型の生活で、17時出勤25時退勤が基本シフトでした。なので、夜(というか朝)はいつも4時か5時くらいに寝て、昼12時くらいに起きます。
大体こんな感じで1日4時間勉強くらいのペースでやっておりました。
昔から自宅だと勉強が進まない性格なので、職場のバーのカウンターに座って勉強したり、時には気分を変えてカフェやファミレスでも勉強していました。
また、こんな生活を毎日繰り返していると、当然飽きも来るので、仕事がない休みの日は思い切って机に向かって勉強をせず、テキストをぼーっと眺めたり、ウイスキぺディアという番組の過去回をネットで見たりして、「このウイスキー美味しそうだなー」とか「蒸留所行ってみたいなー」とかぽやんとしたことを考えながらも、なるべくウイスキーに触れる生活をしておりました。もちろんバーで飲んで学ぶも良し、ですね。
そして、個人的に超オススメなのが、BAR Chip Inさんのウイスキー検定対策塾の2級の過去問サイトを活用しまくることです。
まず、何が良いって、お金がかからないこと。
無料で大量の過去問に触れることができちゃうんです。ここまで、書いておいてなんですが、正直このサイトさえあれば、検定の紙の過去問集はいらないかも、、。(小声)
このサイトでは、ウイスキー検定用の過去問集が級別に公開されています。
しかも、ミニテストと模擬試験の二つに別れており、ミニテストは一回100問の過去問が各回10問ずつに細部かされており、ほんのちょっとした隙間時間にも気軽に演習ができます。また、模擬試験の方は本番さながらに100問いっきに解くことができます。そして、両方とも最後に詳しい問題解説が掲載されているため、間違えた問題もこのサイト内で復習することが可能です。
ああ、なんて一石二鳥超えて三鳥、四鳥・・・
本当に使わないのはもったいないくらい有用なサイトなんです。
(私、回し者でもなんでも無いですが、非常に良いものであることは間違いないです。)
※改めて、注釈しますが、WEはウイスキー検定2級と1級の間くらいのレベルであり、検定2級がしっかり頭に入っていれば余裕で合格できますし、なんなら満点を取得することも可能です。
④最後に
ここまでズラズラとはや5000字近く、、。だいぶ長い記事になってしまいましたが、もし、今ウイスキーエキスパートを受けようかどうかと迷っているのであれば、声を大にして、受験をおすすめいたします。
お金がなかろうが、時間がなかろうが、準備と対策で誰だって合格することができる試験だと思います。それが5000字かけてでも伝えたかったこと。
世界には大量のウイスキーが存在し、スコットランド、アイルランド、カナダ、アメリカ、日本を総称する5大ウイスキー以外にもインドや中国でもその生産が増えています。日本のウイスキー人気もまだまだ健在で国内には現在123の蒸留所があると言われています。(https://jwic.jp/distillery/)
WEの資格を取ったとて、これら全てのウイスキーを網羅することは当然できません。しかし、基礎から体系的に勉強して、知識を得ることはウイスキーという大海を航る上のコンパスのような存在になってくれるはずです。
得た知識はぜひ活かして、楽しくお酒を愛せたら幸せですね。
以上、バーテンダーアラサー女によるウイスキーエキスパート必勝法でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。