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時間との向き合い方は相手への配慮にも繋がる

学生時代はどちらかというとギリギリに行動するタイプでした。『あともう少ししたら動こう』と遅刻はしないけど余裕のない行動なので忘れ物をしたり、提出物も精度が良くないこともありました。(小中学生は運動部に所属していたので時間にはキビキビ動いていたのですが‥高校・大学はのんびりさんに‥苦笑)

社会人になり個人の行動が周りにも影響することを知り、気持ち的にも行動的にも余裕が生まれるよう意識改善を行いました。

秘書はただアポ調整をするのではなく、前後の予定への配慮や移動時間(交通手段も何パターンか検討してそれぞれの配分を計算するなど)も調整する必要があります。
また自分視点ではなく、相手の方の性格なども考慮しなければ時間通りに合わせることは難しくもなります。

新しい仕事を開始する際もチーム内で全体像や目標とするゴールのイメージ、スケジュール管理などの認識を合わせる必要があります。
時間に対しての感覚がチーム内でズレると他のメンバーへも迷惑をかけてしまいことにも繋がるため、わたしはとても重要視しています。

仕事柄、社外社内で多くの方と仕事をすることが多いのですが‥この『時間の感覚』が合わずに苦労することも少なくありません。

全体像が見えていると、期限に向けて「ここは自分ひとりで対応可能でこれくらいの時間を要する」「ここは○○さん(○○チーム)へ協力してもらう必要があるから早めに連絡して時間の猶予を可能な限り多めに作ろう」などと、自分の担当分野で質を高め、相手への配慮もできるようになります。

しかし「まだ期限まで時間があるから確認含め、あとでやろう」とする方も多く、直前になって‥または期限が過ぎ、相手からの連絡で慌てて行動して、周りを巻き込みかつ質が低い内容で実行せざる得ない状況にしてしまう方も残念ながら多いです。

わたしは仕事もプライベートも『すぐやる』『あとでやるにしても全体像の確認やスケジュール感、自分が対応すべき量などは早めに実行する』ように心掛けています。

それでも相手の方が前述のように「あとで」派であることが多く、はじめに確認すべきことを回答(提出)する直前で聞いてきて間に合わない…というケースに巻き込まれることも多々あります。
結果的に連帯責任なので‥悲しくなります。

そのたびに対策をして次回以降巻き込まれないように工夫をしますが『きっと何とかしてくれる』という相手の方の気持ちが大きいのでなかなか改善されず信頼関係も悪化してしまう可能性も高まります。

いつの間にか社内でも「あぁ、○○さんはね…いつもだから」というマイナスイメージがついてしまう状況に…

逆に相手への配慮ができている方は、余裕をもったスケジュールで依頼をして、投げっぱなしではなく定期的に進捗確認してくれたりとお互いが安心できる関係性を作り上げています。

これは仕事だけではなく、プライベートであっても、相手からの配慮を感じると、こちら側も相手に対して誠実に接しようとするので、時間を大切にすることは自分にも余裕が生まれ、相手への優しさにも繋がります。

慌しい時間が続くとココロに余裕が持てなくなります

みなさんは、待ち合わせには間に合うように行動していますか?
遅刻が当たり前となると、いつか人やチャンスが自分から離れてしまいます。
謝れば大丈夫!ではなく、相手の時間まで無駄にしてしまっていることを念頭に置くと行動を改められるかと思います。

わたしは「バタバタしていて」という言葉を耳にすると残念な気持ちになります。
おそらく発言した方は「自分は忙しいから仕方ない!」と思っているのかと思うのですが…受けた側は「余裕がないのかな。関わると巻き込まれてしまうかも知れないな」と感じてしまうかも…

この場合は「立て込んでいました」という表現の方が優先的に対応しないといけないことがあって、対応が遅れてしまったのかな‥と気遣う気持ちも持てるようになるかと思います。

時間は無限にあるわけでもなく、みんな平等に1日24時間。ただ同じ1時間でも有効に使える方と無駄に終わってしまう方もいるので工夫次第です。

わたしも先読み行動、先読み思考でココロに余裕をもった行動が出来るように日々意識しています。

時間に追われてヘトヘトな方は、行き当たりばったりの行動を見直してみると、ココロもカラダも楽になってくるかと思いますのでぜひ試してみてください。

2023年4月23日(日曜日)
aco


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