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不要なプライドを手放す

歳を重ねると【自分の考えが絶対正しい】と自分を軸にして物事を判断したり、人と接する方もいらっしゃるかと思います。
確かに経験してきた年数を考えると自我が強いことはステキなことだと思います。
しかし自分を軸にし過ぎてしまうと、気付きも機会も失うことも増えてしまいます。

わたしは30代前半で、理想な30代像を見つめ直したことがありました。20代の頃に接した年上の方たちを見てきて、年齢の上下は関係なく、ちゃんと『ありがとう』『ごめんなさい』が伝えられる、わからないときは見栄など持たずにちゃんと聞き入れることができる人でありたいと思っていました。
10代、20代と『自分』の意志や考えが強かったので、プライドも高かったと思います。自分なりに頑張ってきたのでその時は必要だったのかなと思うのですが‥わたしは今の方が断然生きやすいです。

それは不要な見栄やプライドを捨てたから。

決して自分の軸を手放した訳ではありません。
自分の思いや考えはちゃんと持ちますが、相手のこともしっかり受け入れようという気持ちで接しています。なので意見が違っても『なんでわかってくれないんだろう』というより『そういう考えもあるのか』と一旦受け入れる方が寄り添え合える関係になれるかと思います。
年下の方が職場でも増え、パートナーとも6歳離れていることで、気付かされることもたくさんあり、新鮮な気持ちになります。

水の流れの音を聴くと心穏やかになります

不要なプライドを手放したことで、新しい気付きも多かったですし、悩みに対しても『納得するまでやってみて、ダメだったら方向を変えればいい』とすぐに行動できるようになりました。
また人からどう思われるとか気にすることがなくなると挑戦する怖さも減少するようになってきました。以前は失敗すると、ダメな自分と思われるのではないか、など人の目を気にしていて、言い訳も用意していた自分も居ました。
納得するまで向き合ってみると、また新たな方向性も見つかったりします。

わたしはこれから歳を重ねても、否定から入らず、相手を受け入れられるココロの余裕を持ちたいです。

2023年4月11日(火曜日)
aco

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