TGS雑記
はじめに
東京ゲームショウ2023の一般公開日(9/24,9/25)の両日行ってきたので個人的に面白かった体験を書きなぐっていきます。初日は舐め腐って寝坊して14時くらいに着いたら整理券が1枚もなかった(それはそう)のであまり収穫はないです。
筆者が重点的に見たのは1ホールの神椿関係のブースと9~11ホールのVR関係のブースだったのでその2つについて書いていきます。
神椿関連のブース
神椿関連のブースは4つ(MR花譜、神椿市建設中。REGENERATE/VIRTUAL REALITY、QuontanoID)あります。幸運にもVIRTUAL REALITY以外は体験できたので所感を書いていきます。
MR花譜
Quest Proを被って花譜ちゃんが目の前で邂逅を歌ってくれるコンテンツでした。
言葉で書くとこれだけですがぶっちゃけそんな多くは体験できていないとはいえ、TGS2023の中で一番良かった体験でした。
まずQuestProを装着するとパネルの方に全く同じ柄のCGのパネル(当然2D)が現実のパネルに重なっており、照明もCGで置いてありました。照明も一瞬現実のライティングかCGのライティングか分からなくなり、現実と同じものをCGでも再現して同じ場所に置くのは、そこらへんに3Dモデルを出すよりもずっとMixed Reality感が出るなと思いました。
2Dのパネルと照明を置くだけであれば、ほ~んという感想しかでなかったでしょう。しかしこのコンテンツの神髄はここからです。
少しすると、なんと(CG側の)2Dパネルがすっと奥に伸びていき立体的になるではありませんか。単純なUVスクールじゃない気がするしshader筋で頑張ったんですかね。再体験する機会があればじっくりこってりこのシーンを眺めたいところです。
閑話休題
パネルの3次元化に伴って花譜ちゃんも3Dとして顕現してきます。
いきなり3Dモデルを置くのではなく2Dとして見せた後にだんだん3Dにして行く魅せ方がとてもうまいなと思いました。とても参考にしたい演出だ。
タイポグラフィとともに花譜ちゃんは舞台を左右を歩きまわりながら邂逅を熱唱します。地味に足元にオーディオビジュアライザっぽいエフェクト焚いてるのえらい。目の前に花譜ちゃんが来たときは限界オタクみたいにアッアッってなってました。
1つ願わくは花譜ちゃんが舞台から降りてきてくれたら物理的に第四の壁を越えてきたような演出になって更によくなりそうな気がしますが、舞台を降りて推しが目の前に来ると筆者含めたオタクは泡を吹いて倒れそうなので危なかったです。まあ更に位置合わせや一段降りるときの高さ調整や接地が必要になり大変なので今後に期待です。
今回のように特定のロケーションで体験するのもいいけど、スマホであれHololensであれQuest Proであれ自身のデバイスで自宅でコンテンツが体験できるようになるといいですね。この場合色んな自宅の環境に合わせないといけないので更に面倒です。いつかチャレンジしたい課題でもありますね。
個人的にはいつか裸眼立体視で推しのライブを見たいと願っていましたが、意外とMRデバイスでも結構な破壊力があるなと気が付き始めました。そのうちそれぞれの推しが自宅で自身のために歌ったり、交流できたりしたらいいですね。ただし試遊後のアンケで自宅でMR花譜を体験したいですかという項目があり今後の動向に期待が持てます。
長くなりましたが、何が言いたいかというとこういう体験は文字だけでは価値が全く伝わらないので自身で体験しよう!!!!!!!!!!!!ということです。
神椿市建設中。REGENERATE/VIRTUAL REALITY
神椿市建設中(2021)を下敷きにしたノベルゲームです。ジャンルはミステリとかSFに当たるのかな知らんけど。
ハルという名の主人公が神椿市で魔女たちと過ごすうちに記憶を取り戻していく展開っぽい?(ネタバレ防止のため詳細は伏せます)。システム的には普通のノベゲーと同じで途中で選択肢が出てきました。
ストーリーは面白く途中からだんだん引き込まれました。途中、ラプラスを撃つミニゲームが挟まりましたが十字キーで3方向を選んでボタンを押すだけだったのでおまけっぽい感じはしました。早く撃たないとらぷらすが消えるので多少のゲーム性はありそうでした。
特筆すべき点としては試遊時点で全魔女が登場しそれぞれの簡単なセリフが入っていた点です。花譜ちゃんに至っては歌(試遊時点でそして花になる)が作中で流れていました。色んな曲が聞けたりフルボイスだったりしたらいいな。
まとめるとゲームシステムとしては普通のノベゲだけど観測者(神椿のファン)にとっては気になる1作です。
steamページはもうあるらしいです。
建設中VIRTUAL REALITY
えー神椿市建設中。REGENERATE/VIRTUAL REALITYで1タイトルだと思って多分整理券を取り忘れました。VRが専門なのになにやってんだ………..
とりあえずteaser movieだけ貼っておきます。
QuontanoID
QuontanoIDはコンテンツ自体は神椿とは関係ないシューティングゲームで、主題歌をヰ世界情緒が歌っています。
ゲーム自体はロボットを操作しつつ、botを破壊しつつレーザーを避けつつゴールを目指すゲームでした。筆者はbotを結構無視したのであまりスコアは伸びず1400点くらいでした。ぱっと見中央値のちょい上くらいでした。
VRブース
Pimax Crystal
2日とも並んだけどトラブルや試遊終了で結局体験できませんでした。
水平解像度がVarjo XR-3の周辺視野用のレンズと同じ解像度で気になってます。試遊した人は感想を聞かせてください。
LightMatrix Hologram Box
白幕の前に立つと3Dキャラクタと2ショットが取れるデモです。
最初はこの内部全てが3DCGだと思ったんですが、実は物理的な箱に透過ディスプレイをはめ込んで現実箱>透過ディスプレイ(キャラクタ)>人というレイヤになってるらしいです。プロジェクタが見えなかったんですが自己発光ディスプレイなんですかね。有識者教えてください!
立体っぽく見えるディスプレイはたくさんありますがトラッキング機材が必要なものが多いので現実の箱を置くことで裸眼立体視(っぽいもの)が実現できてよいですね。
VTuberさんのチェキ会などで導入されてほしいです。
Gateboxデジタルフィギュアボックス
箱にスマホを差し込んでVRMモデルを表示できるデジタルフィギュアボックスです。存在自体はTwitterで前から知ってたんですが、12月にリリース予定なのは知らなかったです。アプリインストールは無料らしいのでとりあえず自分のアバター入れてためしたいですね。
最後に
TGS自体は割とノリで参戦しましたが、いってよかったです。
やはりいいものを見ると創作意欲が爆上がりしますね。
頭がおかしいのでTGSで一日中歩き回った後にIb脱出というフリーゲームのIbを基にした脱出ゲームに行ってきました。こちらも最高でした!
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