役所あるある やめられない行政問題「ゆるキャラ」をリストラ選手権で解雇しよう。
「やめる勇気を持て」とよく言われます。
行政は一度やったことをなかなか止められないです。
例えば補助金。
始めた時は対象者が多く、有効な補助金だったけど、時代の変化で対象者が少なくなってきた時、ほかの制度に切り替えてもっと有効な補助金をセットすればいいのだが、前の補助金をなかなか止められず、2つの補助金を走らせてしまう。
そして、これもその一つだなと思っているのが「ゆるキャラ」だ。
一時流行ったのをいいことに、「地方創生と言えばゆるキャラとB級グルメ」といったことが、いまだに呪文のように唱えられている。
神戸市の多すぎるゆるキャラ
神戸市のゆるキャラは地方創生の流れだけでは説明がつかないくらい、古くからたくさん残っている。
調べても調べても出てくる
例えば各区ごとの公式ゆるキャラ
東灘区:コミの介くんとコミ姫
中央区:かもめん
兵庫区:ハートン
北区:キタールさん
長田区:なぁタン
須磨区:すまぼう
垂水区:ごしきまろ
西区:神戸ウエストン
とほぼ勢ぞろいで、唯一「灘区」だけがキャラが居ない状態
その他各部局別にもたくさんいて全部調べきれないけど
交通局:ばっしー君、ゆうちゃん、北神弓子
環境局:ワケトンシリーズ(ワケトン、ワケヘン、ワケニャン、トコトン、ワケピー、ヤラヘン)
消防局:ウーカン、ピーポー、しらすちゃん、ショウカッキー、ボウエンヌ、うっかりん
建築住宅局:オキールファミリー
水道局:一滴ちゃん
建設局:モグロー、もぐみ
危機管理室:どすこい防サイくん
健康局:どんまい、ハラデタゾウ(仮)
多分まだまだ出てくる・・・全部言えたら神戸キャラフリークですね。
身内から著作権がなんやらかんやら、言われそうなのでモザイクかけとく(笑) イラスト利用申請するにも多すぎてできないわ…
ちなみに平成22年に世間を騒がせた奈良県の「せんとくん」だが、神戸にも居た(笑) 奈良県の「せんとくん」は今はライセンスフリーになってすごい人気が出ているそう。当時対応して生み出された「マントくん」はどこにいったのやら・・・(スズキ自動車のCMにでてたとか)
公式、準公式、非公式あわせたらいったいどれほどのキャラがあふれてるんだろ・・・
提案:ゆるキャラリストラ選手権&再就職マッチング
これだけ多いと、いや多くなくても認知度がかなり低いキャラもいる。全国的に言えば、熊本と言えば「くまモン」、彦根と言えば「ひこにゃん」。兵庫県内限定で言えば「はばタン」を知っているくらいかな。
神戸はキャラクターが飽和しすぎてるので、整理しないといけないと思うな。
ってことで、全てのキャラを調べ上げて、著作権の有無もしっかり調べた上で、「このキャラは残してほしい!」という投票をすることを考えました。
線引きして。例えば1000票集まらなかったら、リストラ決定とする。だたし、そのままだとせっかく作ってきたキャラクター達が浮かばれない。
なので、リストラが決定したキャラを、著作権を整理して市民がいろんな活動に使っていいようにしてあげたらと思う。いわゆる再就職のマッチングです。社会通念的な悪用にならなければいろんなポスターやチラシに使ったり、ウェブページに使ったりすればいいと思う。
例えば(ごめんね)、元神戸市消防イメージキャラクターOBで現役△△地区消防団マスコットキャラクターなんてのが出てくるといいなと思いますね。
キャラを卒業させてやることで、また新たなキャラも必要に応じて生み出しやすくなると思うので、どうかなぁというアイデアでした。
最後にこの活動のイメージはこれ(野村再生工場)っすね(笑)