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イマゴト活動報告2024.09.17-20TUNAGUプロジェクトで石川県能登町へ

きっかけは2024年6月9日、一枚の写真が添えられ「ウェルビーイングってなんだろう」から始まるfacebook記事でした。

楽天の立場さんの記事に載ってた写真

そこからTUNAGU PROJECTを知り「ピンと来て」、すぐにジョインしました。

一次産業ワーケーションを通じて自分らしい生き方・働き方の選択肢を増やす研修プログラムと説明がありますが、私は2023年3月末に役所を辞め、すでに15か月経っていて、もうすっかり役所の人ではなくなり、新しい生き方・働き方は実践しているんですよね。
でも、起業して新しいことを始めたので、毎年何かしら新しいコミュニティに飛び込んでいくことを目標にしていたので、「これだ!」と思って申し込んだんです。これがいわゆる「ピンと来た!」ってやつです。

このプログラムを運営しているのが島田由香さん

以前から色んなイベントで知っていたんですが、なかなかがっつり話すことができずちゃんとつながっていなかった方。でも明らかにこの方面白い!ってのは知っていたのでこの方と繋がれるだけでもお得じゃん!って思いました。

仕組みとしては研修費を支払って、実地地域になっている6つの一次産業のまち(和歌山県みなべ町・すさみ町、福井県高浜町、石川県能登町、富山県魚津市、三重県尾鷲市)から、3泊4日の研修プログラム2つと、7泊8日の研修プログラムを1つ選んで参加する形です。3つとも同じまちの研修を受けることもできます。合計で12泊16日の研修です。
ワーケーションプログラムと銘打っているので、研修と称して地域の実情を教わり・触れ、地域のために貢献できるプログラムを行いながら、その合間に自分の仕事をリモートでする時間が確保されています。
まあ私はほとんど仕事しないけど(笑)

今回は3か所回るうちの1回目で、私が選んだのは能登町でした。
能登町はご存じの通り能登半島地震で大ダメージを受けた奥能登の自治体です。
元旦に大地震が発生した後1月3日に自分の家を出発し4日に被災地入りしました。当時は奥能登は電波が届かなくなっており連絡が取れない状況で、電波がぎりぎり届くときに受信した「この集落孤立しています」という情報をもとに、現地の破壊された道路をのたうち回って辿り着いたのが能登町の山奥の当目地区と岩井戸地区でした。
2つの地区に支援物資を運んだときにはもう真っ暗だったので(街灯もないし)岩井戸公民館で泊まらせていただきました。

1月4日に辿り着いた岩井戸公民館

そんな縁のある能登町をもう一度訪れる機会が得られるのでとても嬉しかったですね。

研修の中身の詳細は記載しませんが、地域貢献作業として畑の手伝いや、稲作の手伝いをしました。TOP画面の写真は稲穂が実る収穫前の田んぼで、米と混ざると等級が落ちてしまう雑草をひたすら刈っていました。

こういう作業は没入してできるから好き

いろんなことを体験させてもらった3泊4日。一番良かったのはTUNAGUプロジェクトや能登町の人たちとたくさんの繋がりを得たことですね。
前述の島田由香さん以外にも能登町の研修リーダーである桐明さん(きりちゃん)、能登町の移住定住コーディネーターの森さん(しんちゃん)、アシスタントの深瀬さん(かずみん)、運営事務局のダブル山口さん(アニキとますみん)、昨年参加者の米永さん(よねさん)、そして一緒にこのプロジェクトに参加した藤本さん(けいこさん)と山崎さん(ざきちゃん)、さらに能登町役場の小川さん(かっちゃん)、灰谷さん、そして和歌山県海南市から能登町役場に出向している上田さん、さらには農作業をさせていただいた川畑さんや的場さんなどなど、たくさんの繋がりができて、能登町が身近に感じられたしまたすぐ行こうって気持ちができました。

能登町役場にて
神野地区の秘密の場所にて

実は研修を終えて帰った翌日から能登半島を豪雨が襲います。研修でつながった方たちの安否が気になり、作業した田畑の様子が気がかりでしょうがなかったです。豪雨後にまた能登に向かいましたが、この話はまた別記事で書きますね。


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秋田大介(社会課題解決コーディネーター)
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