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障がいがあっても1人でできるもん!ソロキャンプ2日目

ソロキャンプチャレンジ2日目

1日目の記事はこちら

寒~い、朝から始まった2日目。というか前日夜からかなり冷えててすでに夜露がついてテントが濡れてました。朝はもうびっちょり。でも寝袋と、一緒に寝た次男の体温が最高に温かい(笑)

まずは朝食のホットサンド。ハム、玉子、キャベツ、チーズをはさんで焼くだけ。簡単。

朝からMIRAIも大活躍。みんなスマホ充電しまくり。

穂高湖にてカヌーとSUPを堪能。

昨日みんなで作った竹SUP(竹のイカダ)もなんと水陸両用車イスで乗れた!しかも結構しっかり浮いてる。

次男はSUP終えて穂高湖の河童と化していました。竹で作った水鉄砲はお気に入りで結局家まで持って帰ってきました。

障がいあってもソロキャンプのチャレンジで、ソロテントの撤収にもチャレンジ。

実は1日目の設営したテントとは違うの方テントを撤収しています。あとで解説。

2人とも片付け完了!

テントも撤収して12時過ぎに解散!

障がいあってもソロキャンプチャレンジ意外にも
・竹のランタンづくり
・竹での飯盒
・スペアリブ祭り
・竹イカダづくり
・ナイトハイク
などコンテンツ盛沢山でした。

今後NPOとして、ユニバーサルアウトドアツーリズムを提供していくコンテンツ作りの礎になったチャレンジでした。

ちなみに記載してないナイトハイクは私は行ってないけど、神戸の最高の夜景が見えるハイキングです。

最後に「障がいあってもソロキャンプ」についての振り返り

やはり、ハードルは高かったです。
ホントにソロで出来るかと言えば、「練習すれば出来るようになる」という可能性は見えましたが、まだまだリスクも相当感じました。
テントについても障がいを加味してほんとに自分に合ったものを選ぶ必要があります。
今回は2タッチテントを木戸くんが、普通のテントを内藤くんが設営しました。設営のしやすさでそれを選びましたが。
でも寝るとなると、移乗(ベッドから車イスへの乗り換え)などの関係で高さのあるベッドが必要になるなどで、実際に寝たテントは入れ替わっています。

今回は晴天に恵まれましたが、天気は変わりやすいというリスクもあります。そうった予期せぬことがアウトドアの醍醐味でもあります。

NPOとしては本気で障がい者がソロでキャンプするということを目指すよりも、複数で一緒にキャンプをしつつも、一人でやれることを増やしていき、お互いに助け合って、遠慮なく楽しめる「ソロ集団キャンプ」ってのがいいなあと感じました。次回期待してください。

キャンプの途中でNPOによく参加してくださる家族が様子を見に来てくれました。
「ほんとは参加したかった。でも障がい持っている娘はやはりリスクがたくさんあり、迷惑をかけてしまうと思ったので遠慮した」
と言われました。

その気持ちもとても分かります。でも僕らはそんな「できない」を「できた!」に変える喜びを分かち合う集団なのです。

今回は検証会ということで手探りのチャレンジでしたが、この家族が参加できる、安心してチャレンジできる企画を一緒に考えたいなと思いました。

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秋田大介(社会課題解決コーディネーター)
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