神戸の街中のミューラルアート(壁画)とAR(拡張現実)を組み合わせて、街を回遊しながら謎解きをするイベント
078KOBEって知ってます?
078KOBEは2017年から始まった取り組みで、市民・民間・行政が参加型でつくりだす、未来の都市生活を体現するイベントです。
新しいテクノロジーや、それを利用した新しいサービス、さらにはそれを活用した未来の生活、、、そんなことを考えたり、体験したりする未来のための実験を行うイベントとも言われています。
始まって数年は、旧態依然とした音楽イベント的な見方をされていたし、実際そこはぬぐえない部分があったけど、徐々に新しい、チャレンジングな取り組みが増えてきて、2020年はコロナ禍で自粛が呼びかけられているなかで、オンラインを駆使して開催した先進的なイベントにもなりました。
でもリアルも大事ってことで、今はフルオンラインではなく、オンライン+リアル会場とのハイブリッド形式にていろんな取り組みを模索しています。
Kobe Mural Art Project
私が昨年取り組んだ、Kobe Mural Art Projectも実は078KOBEとタイアップして行っていました。このプロジェクトは、アートに携わる人が、アート活動で生活ができるクリエイティブなまちにしようと思って始めたものです。
アーティストを正当に評価し、対価(お金)を支払える街にしようというもので、とりあえず解体予定だった神戸市の市庁舎に巨大な壁画を描きました。詳しくは神戸クリエイターズノートでも見ていただけるとありがたいです。
このプロジェクトは結構な反響があり、その一つが、神戸に多々ある大学に通う学生たちに響いたようで、このミューラルアートをPRしながら、何か若者が街を楽しむ仕掛けをしたい。と提案を持ってきてくれました。
そして出来上がったのが、この周遊型謎解きイベント。3DCG(立体コンピューターグラフィックス)とAR(拡張現実)の技術を駆使し、スマホ片手にアートから出てくる謎を解きながら街をめぐるというもの。
期間も29日までなのであと数日ですが、密にならず一人でも楽しめるコロナ禍にふさわしいイベントです。お時間ある方はご参加ください。
受付けはアナログにここ、神戸ソーシャルキャンパス (兵庫県神戸市中央区雲井通5-3-1サンパル2階)です。
サポートいただいた時は、NPO、アスミーの活動やアートプロジェクトのために使わせていただきます。