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イマゴト活動報告2024.08.06全国初!河川堤防上の賑わい施設のプロポを獲得したよ!

タイトル見てもなんのこっちゃかもしれませんが、加古川市が募集したプロポーザルを獲得(正確には優先交渉権)しました!
獲得したのは8月で、記事書いている本日(12月27日)、正式に契約書を交わしたので優先交渉権獲得から正式に事業者になりました。

株式会社イマゴトを立ち上げて関わった(イマゴトが主体になってプロポを募集はしてないので仲間企業としてですが)プロポーザルとしては6勝目!この後また取れた案件があるので1年半で7勝!自分で言うのもなんですがなかなかの実績(暗躍)っぷり。

7つのうちでもこれは特に主体的に動かさせてもらったので思い入れが深いです。
読売新聞の記事にもあるように地元中堅企業メーカーである株式会社ムサシのローカルプランニング部(僕はここの一員です)が中心となりチームを組みました。
工事施工は地元の前川建設株式会社さん!なんと明治40年創業の歴史ありまくり、信頼度抜群の建設会社です。そして設計は株式会社クル。僕が起業する前に通った京都芸術大学大学院の同級生が社長を務めるイケてる会社です。

整備や事業はこれからになりますが、来年度(2025年度)はまず国土交通省が一級河川加古川の堤防(土手)・河川敷・親水護岸の整備がはじまります。
自然豊かで生物多様性が生まれている護岸をうまく活かしながら整備できるようにと協議をさせてもらっています。

その間に土手の上のカフェ・遊具・トイレも詳細に設計していきます。
土手の上の遊具には特にこだわっていて、最近全国で導入されている既製品の大型遊具は使いたくなかった。自然豊かな加古川の土手にどこでもあるような構造物を置きたくなかった。
あれはあれで楽しいんだろうし、子を持つ親としても楽なんだろうけど、ここで整備する遊具は遊び方を限定しない、子どもたちが自由に遊べる自然を活かしたものにしたかった。
ってことで今回の事業のコンセプトは「加古川の未来をつくる、もうひとつの土手をつくる」というものを掲げ、堤防としての機能の土手の上に、子どもたちが楽しめる土手をもう一つ設けるデザインを提案しています。

遊具やカフェのオープン予定は2028年4月ってことでだいぶ先ですが、河川敷や加古川の水面を活用できるようにいろいろと調整していく予定です。

加古川で地元企業によるまちづくりが着々と進んでいます。これが進められている最大の要因は株式会社ムサシの社長である岡本篤さんのスタンスです。「ビジネスで儲けを出したい」という意識が低く(笑)、もっと面白いことをやりたい!ってのが判断基準。もちろん、それが持続的に運営できるための経営者の顔も持っていますが、チャレンジャー・冒険家といった資質でまちの在り方を考える視座が高いのでワクワクしますね。
そしてもう一つ大事なのが行政。加古川市の市民協働部の方たち。行政なので守りに入らないといけないことも多いのですが、結構なチャレンジ性試飲を持って、この事業の調整に入ってくれています。
そもそも土手の上でカフェやるなんて儲かる事業ではないんです。採算性だけ考えたら誰も手を上げない。だからこそ官民でこういうタッグが組めないと進まないですよね。今のところとってもいい感じなので、今後もお互いをリスペクトしつつ、かつ良いものを生み出すために妥協はせず進めていきたいですね。

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秋田大介(社会課題解決コーディネーター)
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