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イマゴト活動報告2024.05.21㈱官民連携事業研究所と一緒にやった埼玉県と高知県でのガバメントピッチ

2023年度に割と大きな割合で一緒にやらせてもらった業務が官民連携のコーディネートです。
株式会社官民連携事業研究所(以下、研究所って略します)と一緒にやった事業なんですが、そもそもこの研究所とは役所を辞める前から「秋田さん、どうせ役所辞めるでしょ。うちにジョインしてください!」って声を掛けてもらっていました(笑)
役所辞めて最初に一緒にプロポーザルに挑んでゲットしたお仕事が「埼玉版スーパー・シティプロジェクト 市町村と企業等のマッチング強化業務」でした。

内容は埼玉県下の市町村に募集をかけて、コンパクト、スマート、レジリエントの3つのテーマに関する自治体が持つ課題を企業企業との連携によって解決していくためのマッチングをお手伝いするという業務でした。

マッチングをするには各自治体が提示してくれる課題をキチンと精査して深掘りして、本当の課題にすることが大事です。今見えている課題ではなく、本当に解決しないといけない課題にたどり着き、それを民間企業に向かって自治体職員が発表する「ガバメントピッチ」というやり方を行いました。

2023年度は9市町から10のテーマでピッチがありました。ちなみに私が主担当として動いたのは所沢市と久喜市でした。

①横瀬町 「中心地の賑わいを拡げ活気あるまちへ ~乗ってラクラク、歩いて楽しく~」
②本庄市 「振興でまちを活性化 ~農業とゼロカーボンを育む「道の駅」~」
③所沢市 「エコタウン× エリマネで住宅地の価値をUP」
④久喜市 「再エネの創出、公園の賑わいUPにチャレンジ」
⑤秩父市 「観光MaaSによる二次交通などで移動を快適に楽しく」
⑥北本市 「ファンが広がり、好きがつながる北本団地」
⑦杉戸町 「交通資源を120% 活用し、高齢者も暮らしやすいまちへ」
⑧小鹿野町 「五感で感じる自然の町 ~森の道の駅から始まる観光の再生~」
⑨美里町 「町の中心拠点を核に、すべての町民が生き生きと活動する町へ」
⑩本庄市 「まちの動きの見える化を! 歩きたくなるまち 本庄」

埼玉県のHPより

ガバメントピッチを聞いた民間企業からたくさんの提案を受け、それらを精査して自治体とうまく協働ができて課題が解決するパートナーを選び、協業に向けてコーディネートしていきます。

というようなことを高知県でもやっていました。高知県はヘルスケアに特化した官民連携で、これも研究所と一緒になってプロポーザルを行い事業をさせてもらいました。ここで私が主担当になったのは四万十町でした。

埼玉県、高知県、どちらの事業も官民との協業で自治体の課題を解決していくためのコーディネートを行っていましたが、この取り組みをやったからといってすぐに成果が出るわけではないです。難しい課題であればあるほど、民間企業と何度も対話を重ねて、小さな実証事業で効果を検証して、徐々に進めて行くことが大事です。

2024年度も引き続き研究所と一緒に全国の自治体の課題解決のための官民連携コーディネートを進めていきますよ。何なりとお声がけください。


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秋田大介(社会課題解決コーディネーター)
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