駅活チャレンジ(現在挑戦者募集中)のプロジェクトが面白い形で出来たので経緯を書きとめておく
昨日のnoteに書いた神戸電鉄×神戸市の連携協定で始める「#駅活~チャレンジ」について、経緯でたくさんお世話になったし、面白い形でプロジェクトを作れたので、ちょっと書き留めたいなと思いました。
つなぐ課として取り組んだ課題は「ローカル鉄道(神戸電鉄)の活性化」です。
ローカルな鉄道網を持っている自治体ならあるあるで、鉄道乗車数を上げるためにあの手この手のイベントを色々考えますよね。
つなぐ課として何に取り組むかってのを取材や勉強した結果、「乗車人員を増やす」を目的にするとダメになりそうだと感じたので、ちょっと問いを深めて「駅に用事を増やす」ってところに行きつきました。
そこからは事例調査するのですが、そこで助けてもらったのが「HOLG(Heroes of Local Government) 地方自治体を応援するメディア」の仲間たち。全国のイケてる公務員さんがたくさん集まっていたので、無人駅を活用して地域活性している事例を教えてもらいました。
その情報からピックアップしたのが群馬県の土合駅と、新潟県の帯織駅、そして岩手県の上米内駅です。コロナの緊急事態宣言の合間を搔い潜り、全ての駅の関係者に突撃インタビュー。
駅を活性化している民間の人たちの想いをたくさん教えてもらいました。
そしてこの3つの駅のプロジェクトを動かしていたのがJR東日本グループの人たちだったので、知人からつないでもらってヒアリングし、いろんな仕組み、契約関係や効果なども教えてもらいました。
https://jrestartup.co.jp/news/2020/08/3317/
ある程度かたちが見えてきたので、神戸電鉄と協議開始!ワクワクを軸に神鉄を巻き込む。
幸いなことに市役所の公共交通課が神戸電鉄の一番面白くて動きの軽いチームに引き合わせてくれたので、「是非やろう!」と意気投合。
なんと数か月後には神戸電鉄の若手から生え抜きのプロジェクトチームを選定し兼務発令してくれました。
そこからこの若手のみんなの頑張りがすごかった。細かくは話せないけどワークショップやったりプロジェクト名を決めたり、PRストーリー考えたりと一緒にやってて楽しかった。
このプロジェクトにはほんとに色んな人を巻き込ませてもらいました。
・神戸電鉄は当事者
・市役所内でも都市局(都市計画課・公共交通課)、企画調整局(新産業課・未来都市政策課)、区役所(西区・北区・北神区・兵庫区・長田区)、建設局(駅魅力創造課)、行財政局(資産活用課)
・先日オープンしたANCHOR KOBE(神戸新聞社、アドリブワークス)
などなど
その中でも新産業課のイノベーション専門官である西川さんがいろいろアイデア出してくれてほんとにアイデアを社会実装するスキームが生まれてきたと思います。
そしてプロジェクトのすべてを受け取って資料作成からステークホルダーの調整まで全方向で頑張ってくれたのが公共交通課でした。
まあ、まだ始まったばかりなので、結果はどうなるか、これから頑張らないといけないことも山ほどあるんだが、とりあえず経緯は残しておいてまた振り返ろうと思っています。
関わってくれた皆さんに感謝!