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つれづれ弓道:道具あれこれ

そして弓道沼へ


弓を引くのが面白くなってきて、毎週のように道場に出かけるようになっていくとどっぷりとはまっていくものである。

弓は道場のものを借りて、袴とかけ(右手に着けるグローブのようなもの)は高校時代のものをそのまま使っていた。矢は自分に合う長さがあるので購入した。で、そのうちに自分の弓が欲しくなる。

だいたい初心者であれば何年かは強い弓が引けるようになるまで弓を借りて、強いものに徐々に変えていって落ち着いてきたら購入することが多い。
だが、経験者であれば自分がどれくらいの強さの弓が引けるかはわかるのですぐに欲しくなるもの。

ただ、弓は私の高校時代よりも高価なものになっていた。当時は2~3万円で購入できたような気がするが、5~6万円くらいになっていた気がする。どうだっけな。
しかもそれなりに良さそうなやつはもっと高価だったりする。
どうせなら良いものが欲しいと思うのだが懐が厳しいという心のせめぎあいがつきまとうのだ。

さて、どうしようか。高校を卒業してすぐ購入したものが実家のどかにある気がするのだが、と思っていたら当時の先生が一張りの弓を使わないかと持ってきた。弓道辞めてしまった方が預けていった弓だという。
正直、当時の自分にはちょっと強いものだったがありがたく使わせていただくことにした。

頂いた弓

そして期せずして全ての道具が一通り揃ってしまった。その弓はそのままずっと使わせていただくことになり、結局その他の道具を購入していくことに。つまり、最低限のものが揃ってしまうと身の回りの色々なものがどんどん欲しくなっていくのであった。

(つづく)

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