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つれづれ弓道:道具あれこれ その2

しっかり弓具沼


(つづき)

弓を頂いてしばらくは道具を購入することはなかったのだが、徐々に欲がでてくる。
最初は小さく、二段昇段の自分へのご褒美にギリ粉入れを購入。ギリ粉というのはかけに使う松ヤニで、滑り止めだ。入れ物なんて何でもよくて、100均の小さなプラスチックケースで十分なのだが桜の木でできたそこそこするものを買ってしまった。

こんなやつ ↓

三段になった時は和服を買って、四段合格時には遠的用(長い距離競技用)の矢を、五段の時はオーダーメイドのかけを買った。そして、合格のご褒美とは別に矢を買い換えた。
しっかり沼にハマっている気がする。かけは高校の時から使っていたものがかなりボロボロになってきたので買い換え時だったけど思いきってオーダーメイドにしてかなり気に入っている。

矢の買い換えは完全に衝動買い。いいやつが欲しいなぁと思いながらネットを見てたら好みのデザインのものを見つけてしまって。それまではジュラルミンでできたものを使っていたけどカーボン製に。カーボンの何が良いのかとかはまた別の機会に・・・、たぶん。

これは個人的な考えだが、弓道している人の3人に1人は道具にハマってると思う。ハマりすぎて道具を手作りする人も結構いたりする。
道具なんて何をつかっても上達具合が変わるわけでもないし、何か得することがあるわけでもない。中りやすい弓、中りやすい矢とか言われることもあるが、当たり前だけど所詮射手の技術がその大半を占めるのだ。

他の武道や競技でここまで道具にこだわったりするものはないのではないかなと思う。以前、剣道の竹刀は〇〇型とかいろいろな型があると聞いたことがあるが、そういったこだわりに近いのかもしれない。剣道は道具を色々使うのでそういったものもありそうだ。

で、一番に言えることは結局こだわると一番影響が出てくるのは懐具合ということだ。

おわり


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