人生は本当に暇つぶしなのか?
すべてが自分のために起きている
ノンデュアリティのティーチャーさんは、「人生は暇つぶしみたいなもの」というような言い方をします。
たしかに自我の目的で生きるならばその通りです。
コース(奇跡のコース/奇跡講座)では、それを「無益な旅」(T-4.In.3:1)というふうに呼んでいます。
でも私たちが知っておくべきことは、人生をまったくちがう目的で見ていく生き方があるのだということです。
それは、時間からの脱却、そして今この瞬間への帰還へと導くものです。
その目的で生きはじめるとき、人生は意味のある、価値のあるものとなります。
人生を暇つぶしとして生きるのか?
それとも
人生をこれまでとはちがう目的で生きるのか?
私たちにはその選択肢があるということです。
これまでとはちがう目的へと変えるならば、この人生のすべてを今この瞬間へ帰還していくためのレッスン(実践/訓練)として使っていくことができるわけです。
コースの言葉で言い換えるなら、人生を「教室」として捉えていくことができるということです。
そうなっていくとき、
自分はなぜここにいるのか?
自分は誰なのか?
自分は何のためにここにいるのか?
その真実を次第に自覚/認識していくようになるでしょう。
そして、
人生で起きるそのすべては自分のために起きているのだということを知る(悟る)ことになるでしょう。