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「兄弟の中に愛を見る、兄弟の中のキリストを見る」ということについて

自我/幻想を看過して見る

コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)では、「兄弟の中に愛を見なさい、兄弟の中のキリストを見みなさい」というふうに述べられています。

なので、私たちはついその言葉通りに、「相手の中に愛を見る、相手の中のキリストを見る」というような実践をしてしまいます。

でも、私たちがよくよく理解しておかなければならないことは、相手を自分とは異なる他者として知覚しているなら、他者の中に愛やキリストを見るのは不可能だということです。

たしかに、コースには、そのように見なさい!といった表現で書かれてありますが、実際の実践においては、そのような実践の仕方ではないということを知っておくと良いでしょう。

もちろん、ワプニック博士も、「相手の中に愛を見なさい、相手の中のキリストを見みなさい」というような言い方はしません。

では、ワプニック博士はどのような実践をしていきなさいと云っているか?というなら、

「相手の中にある愛(キリスト)を見ることを邪魔しようとする自分の中の障壁(自我)を見なさい!」という言い方をします。

そして、

「相手の中の恐れを見なさい。それが(自分自身の)愛を求めている呼び声だと気づきなさい!」と。

実際に私たちがしていくべき実践はそういうものであるわけですが、多くのコース学習者が真反対の実践をしてしまうということです。

ようするに、コースの学びが浅い段階において、コース学習者は「相手の中に愛を見なさい、キリストを見なさい」というふうに学び、その言葉通りに実践しようとするわけですが、そうではないということです。

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コースをもっと深く理解していきたい方へ。コースの学びが進んでいくとどうなっていくのか?というテーマで、もりG自身が体現した実録レポートとして、一般には公開できないDeepな話が書かれているコラム集です。

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