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復活した母 / 楓 知子

皆さんこんばんは
楓 知子です。


私の母は2年前に膀胱がんで膀胱を全摘出し
その後は経過観察で3か月に1回のペースで
検査のため通院していたのですが


この10月の検査で
リンパにがんの再発が見つかり
11月から抗がん剤治療が始まりました。


2年前は父が亡くなり、その後すぐの
自分のがんが見つかり、手術し
人口膀胱になってしまったことに
かなりショックだったのと
入院中はコロナで
私たちとも面会出来ず
辛かったからか


退院後は、すっかり元気を
なくしていましたが
なんとか神奈川に住む姉の家で
半年以上お世話になり
姉夫婦の献身的な介護で



少しずつ元気を取り戻して
今年はとても元気で10キロ
減っていた体重も戻り
なんでもおいしく食べて
私も安心していたので


私も姉も今回の再発は
ショックでした。


2年前の手術がよほど
辛く嫌だったようで
「今度再発しても手術はしないし
治療もしない」
と言い切っていました。


今回治療しないと言うかな?
と思っていたのですが
姉夫婦の子供に来年また
孫が兄妹それぞれに
生まれることがわかり


母は「またひ孫が生まれるから
私がその時に死んだら
姉に申し訳ないよね。
来年は死んでられないから
やるだけがんばるわ」
と言ってくれました。


11月に1クールの
抗がん剤治療で入院し通院。
12月には2クール目で
入院します。
今回は4クールするとのこと


母は私がいてくれて
本当にありがたいし
心強いしうれしいと言ってくれます。


以前の私なら
母を病気のかわいそうな人と
見たかもしれません。
でも今は母を復活したキリスト
としか見えなくなりました。


これは本当に奇跡のコースの
学びの力だなと思います。


肉体は本当の自分ではない
私たちの本質は変わらない


入院の手続きで
母と受付で待っていた時には
いろんな方がそれぞれの
お仕事をされていたのですが


見た目はみんなそれぞれ
違うけれど
なぜかみんなが一つに
見えてきました。


形は違えど
一つの塊のような感じ
初めての感覚だったのですが
なんとなく違和感なく
みんな1つで同じだよね
と思いました。

ワークブック
レッスン30

私が見ているあらゆるものの中に
神がいる理由は、
神が私の心の中にいるからである

4.真のヴジョンは「近い」とか
「遠い」とかいった概念に限定されない。
あなたがこの考え方に慣れていくよう
助けるために、今日の主題を適用する際には
あなたに実際に見えているものだけでなく
現在の視野を超えたものについても
考えるようにする
5.真のヴィジョンは、空間と距離によって
制限されていないばかりか、肉体にもまったく
依存していない。心が唯一の源である。


~奇跡講座
ワークブック編
中央アート出版~


私は今、日々
とても幸せを感じています。
今ここに意識を合わせ
普通の小さな幸せに
感謝しています。


母とは毎日ラインしたり
電話していますが
いつも笑って元気そう。


「もう十分幸せやから
あと何年かはがんばるわ。」


母はぼけないようにと
自分のためにも
丁寧に料理を作ったり
姉が送ってくるひ孫の写真に
癒されているようです。


だれでも肉体は
いつか朽ちるけれど
心はいつまでも永遠


これからも
今ここに意識を向けて
感謝の心で
生きていきたいと思います


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