見出し画像

僕はどう生きるか 8/3(火)

今日は名著で有名な「君たちはどう生きるか」を読んだ。この本は簡単にいうと道徳の教科書だ。人が真っ当に生きていく上で必要な考え方、在るべき姿について中学生の学校生活を題材に説いてくれる。

で、自分に刺さったかというと、そんな刺さらなかった。半分はまあそうだよね、半分はふーんだった。普通に読み物として面白かったし、なるほどなと思うこともあったが、衝撃が弱かった。目から鱗ではなかった。これはひょっとすると、僕自身の教育がうまくいっている証明に他ならないかもしれない(爆笑)だって大切なことだけど、まぁ当たり前だなと感じるのは既にその倫理観を身につけてるからだし、各章で伝えられる教訓を自分の過去の経験と照らし合わせながら反芻できたのは、知識として知っているだけでなく経験をもとに自分の考えに落とし込めてるからだろう。まさに本にも書いてあることを体現している。

もちろん自分の身についてない考え方もあった。でもそれについて、何とも思わなかった。道徳的な考え方って人間の根っこだからこそ、自分ごととして捉えるのはしんどい。よっぽどMPが余っていて、人生のモチベーションが高くないと目を向けられない。自分がサッカー部だとして、そもそもの蹴り方や走り方を見直すみたいな、やった方がいいんだけどねっていう基盤の工事はそう簡単にできない。

特に消費する人と生産する人の区別を意識し続けろ、生産する人にリスペクトを持て、のアドバイスは、どんな時代でも大切な真理なんだと再確認できた。が、今の僕は生産するのしんどいなのモードなのだ。消費専門家になってはいけないのはわかってる。その上で、生産する人というあるべき姿が眩しい。きちんと生きることのインセンティブを見つけられないでいる。きっとどう生きるかの観点ではインセンティブとか生言ってる場合じゃないのだろう。そういう打算的な考えがイケてない。どうやって幸せになるのか、打算して生きてる間は幸せにはなれなくて、強く正しく真っ当に生きた結果幸せになれたらいいねって話なのかな?知らんな、サッカー観ながら書いてるからよくわかんなくなってきた。スペイン強すぎ。アセンシオのゴール上手すぎだろ。アセンシオは家で一日中Netflixみて後悔することあるのかな、きっとないだろうな。僕は一日中Netflixみて後悔しない人生じゃなくて、そんな自分を愛せる人間になれたらいいな。

おわり

明日のラッキー石鹸は「ミューズ」

サポートは誠意を持って僕の生活費もしくは猫のご飯に充てさせていただきます。