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【ドローン仕事レポート04】:イベント上空で係留撮影

昨年に続き、イベント会場上空で係留撮影。1年間このために練習したと言っても過言ではない。なお、会社の業務のため具体的な内容はヒミツ。


◼️飛行申請

昨年は40日前に申請したにもかかわらず補正指示が続き、「イベントの11日前に独自マニュアル作成」という地獄を味わったが、今年は軽めの補正1回で認可取得。もろもろ流用できたのは大きい。


◼️係留装置リードロン

20万円超えのこの機材は、昨年同様レンタル。事前に自宅で動作確認&準備。

電源は別売(レンタルは込み)。
結束バンド取付。下方センサーの誤作動を避けるために距離を離す。

◼️撮影当日について

現地でゲインを微調整し、最高高度10mで「そつなく」撮影。
このイベントを想定したジンバル練習(練習場トレース、プラレール、サーキット)は、決して無駄ではなかった。

映像については、光学ズームの無いmimi 3proでは被写体の望遠撮影ができず、係留のため構図も限られる。そのためドローンを「地面に置いて接写」し、変化を出した。前回はそんな発想すら浮かばなかった(^_^;)

係留の「糸」は、つねにピンと張っているわけではない。そのため風下を撮影すると映像に糸が映り込むことがあり、下降ではそれが顕著に現れる。
次回はあらかじめもっと強めのテンションにするか、補助者と連携して飛行しながら調整するか・・・。

また、mimi 3proの送信機は再起動すると「C・N・S」の位置にかかわらず勝手にNモードに戻る
練習場では気づいた時に入れ直していたが、これは本番。あやうく大事なシーンの撮影で失敗するところだった。

スイッチはCモードでも、機体の動きはNモード。

◼️動画編集

今回は「地上撮影班」も同行。そのため元動画の点数は倍増(^_^;)
前回のサンプル動画の編集に2ヶ月もかかった原因のひとつは、BGMを後回しにしたこと。今回は先に音楽と構成を決め、その尺に映像を落とし込んだ。
執筆時点では編集中だが、少なくとも去年の映像よりはいいはず。


このブログは「会社の営業ツールの一部」のつもりで書いているが、守秘義務以前に肖像権への配慮などで、公開できない作品がどんどん溜まっていく。
世の映像クリエイターさん達は、一体どうやって営業しているのだろう?

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