【植栽家の日常】20240410 生け花お稽古のおさらいなど
【生け花のお稽古おさらいしました】
一昨日は生け花のお稽古日でした。この2日間はいろいろ仕事のバタバタや予定が詰まっていて生け直しができなかったのですが、今日は少し落ち着いた時間を取れたので、持ち帰った花材でおさらい生けしてみました。
今回の花材はサンゴミズキ、スターチス、カーネーション、アルストロメリアでした。
今回のお稽古では、花材を比較的横並びに使って組み立てる型を学びました。その型の練習用専用花器があるのですが、ウチにはないので、自宅の花器で「株分け」の手法で概ね再現を試みました。
並列な型なのですが、お稽古で生けた時は、平面的にならずに立体感も出せた点、この花材の組み合わせだと色合い的に野暮ったくなりやすく難しいカーネーションとスターチスを、色の分布のグラデーションで分けてまとめた点などを好評いただきました。
私自身としても、結構満足のいく出来に生けられた作品になりました。
引き続き、師範への道を精進していきたいと思います。
今日のピアノ練習覚え書き
【ウォーミングアップ】
反進行のスケールフラット0〜3個の長短8調。
ロシアの教本によるドから始まる11のアルペジオ
【ツェルニー 30番 13、23番】
【坂本龍一 「andata」】
秋頃に1時間程度まとまった時間ソロで弾かせていただく本番の予定があり、そのプログラムにこの曲を入れたく、より高度な仕上げに向けてレッスンを進めています。
【スクリャービン エチュードop.2-1】
この曲も前出のandata同様、多声部が入り組んでいるのですが、声部の歌い分けを意識して弾きました。この曲も秋のソロ舞台で弾きます。
【スカルラッティ ソナタ K.466、ソナタ K.87】
K.466は秋のソロ舞台で弾きたいので、表現も本番仕様に向けて高度仕上げ中。
K.87は、まだ弾き込み段階初期なので間違えないようにゆっくり通しました。
【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード 1-1 ファンキー、1-3 ボレロ、1-2 ブレリア】
ファンキーは、メトロノームに合わせて少しずつ速度上げ練習。
ボレロも淀みなく、少しずつ速く弾けるように部分練習も含めて丁寧に。
2番のブレリアはまずは曲を全体的に把握するためにゆっくり弾き込み。
【ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲】
主題〜第18変奏までを間違えないように気をつけて弾きました(それでも間違えるけど😅)。自分比では以前よりは速く弾けるようになってきました。
【スクリャービン エチュードop.8-11、12】
今日はお休み
【バッハ トッカータ ホ短調 bwv 914】
今日はおやすみ。
【ドビュッシー 版画全曲】
全曲を暗譜で通しました。
【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】
3、4番を暗譜で通しました。4番は、メトロノームで少しずつ速度を上げる練習。まだミスはしてしまいますが指定速度までいったん上げられました。
また超ゆっくりの速度に落として、丁寧に少しずつ上げていく練習を繰り返して仕上げていきたいです。
【ショパン バラード第2番 op.38】
今日は9〜10ページを弾きました。
【フランク「前奏曲、フーガと変奏曲」(バウアー編)】
今日は前奏曲を弾きました。
【モンポウ「前奏曲第7番」】
やや忘れかけているのでゆっくり取り戻し練習
【ラヴェル ソナチネ 第1、2楽章】
4月から全楽章を取り戻し練習をしていて、今日は第3楽章を思い出し練習しました。
正直この曲はとても難しくて、一昨年はよくぞコンプリートしてコンクールに出せたなぁ、と我ながら楽譜を見直してビックリしました😅
【初見練習 トゥール 「ピアノソナタ」 第3楽章 前半】
【今日の読書】
最後に私 太田敦雄の著作や掲載誌をいくつかご紹介します。
2024年1月16日発売(本記事執筆時点では発売前)のガーデニング雑誌「Garden&Garden vol.88 (Spring 2024)」。
巻頭特集「風景ガーデニング」にて、私 太田敦雄 / ACID NATURE 乙庭 を8ページにわたり掲載いただいています。私の設計案件の中でもこれまで一般誌で解説紹介していない2つの住宅を実例に写真豊富に、自分が思い描く植栽風景を形にしていく思考のコツなどについて解説しています。私のページ以外も人気ガーデナー、ガーデンデザイナーさんの多様な植栽事例をお楽しみいただけます。
私と、おぎはら植物園の荻原範雄さん、フローラ黒田園芸の黒田健太郎さん・和義さんご兄弟との共著作「グリーントータルプランツブック」。前半の1/3を私が執筆担当しており、実例も交えた植栽論と植物の解説をしています。
私の最初の著作本「刺激的・ガーデンプランツブック」は、出版社のご都合で現在絶版となっていますが、この本に書いた内容も含めて、今後の出版物に盛り込んで、なんらかの形で情報としてこれからも手に入るようにはしていきたいと思っています。
noteの「乙庭植物図鑑」では、これまでの著書では解説していない植物も積極的に取り上げていく予定です。
自分だけの特別なお庭造りの参考になれば幸いです😊✨