【人生のほんの1日】20231028 直近のピアノ本番 演奏曲動画まとめてみました
【明日から11月にかけてピアノ本番が複数あります】
明日は東京、来週末は地元の前橋市でピアノの本番があります。
演奏曲は、
明日が
ドビュッシー 版画より「グラナダの夕べ」
スクリャービン エチュード嬰ハ短調 op.2-1、
来週末は
ドビュッシー 版画より「塔」
ラフマニノフ 楽興の時 第3番ロ短調 op.16-3
です。
今日は朝練も夕方の練習も、本番のセットを数回通しました。
心配な箇所は部分練習もかなりやり、まぁ、私のことなので本番では何かしらやらかす可能性は高いですが、表現の追求や演奏時の集中など、現時点でできることはかなりやり切った感があります。
これがゴールとも思っておらず、どの曲も一生のレパートリーとして磨き続けていきたいので、ひとつの途中計画〆としては、まぁ、良いかなと。
今回の本番に向けて今月で表現を磨き直したので、最新の感じとはかなり違う感じですが、これらの曲を演奏した動画をまとめておきますね。
↑2023年4月に母に聴いてもらったドビュッシー「塔」と「グラナダの夕べ」
202310月初めに弾いたスクリャービンop.2-1
この動画から、改善点を洗い出していろいろ表現を磨き直しました。
2023年7月に弾いたラフマニノフ op.16-3
これもこの数週間でかなり追い込みをかけてバージョンアップしています。
他にも手がけ中の曲がいくつもあるので、本番曲だけに縛られず、いつものようにひと通りおさらいしました。
以下、それ以外のピアノレッスン覚え書き
【ウォーミングアップ】
3和音のアルペジオ 全調
【ツェルニー 30番 25、26番】
レッスン持ち越しの26番の引き続き練習と、はじめましての25番譜読み
【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】
今進んでいるコンクールが一段落ついたら、この2曲を仕上げたいと思っています。なので、毎日の弾き込みを欠かさないようにしています。
できれば2024年の本番曲にしたいと思っています。
【ベートーヴェン
創作主題による32の変奏曲】
第24〜32変奏まで。
【ショパン バラード第2番 op.38】
1〜4ページを弾きました。
【スクリャービン エチュードop.2-1】
より劇的な表現を深められるように、集中を切らさずに弾き切れるように意識しながら本気演奏しました。
【コンクール用の新曲3曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」、 ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」】
11月のコンクールの2次地区本選では、前出のスクリャービンをメインに、コンセプチュアルなプログラムで、9分の持ち時間で小品を3曲弾きたいと思っています。
スクリャービン→モンポウまでは決まりで、3曲目はドビュッシーかファリャで迷い中でございます。
モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。
暗譜と表現を確かめながら数回ゆっくり通しをしました。
先週からプログラム3曲目の候補としてファリャの「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」が急浮上してきたのですが、今からの新曲準備は間に合わない可能性も高く、それまで練習していたドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」の練習も継続しています。
この曲は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。
この曲もスクリャービン→モンポウからの流れで聴いてもプログラムとしてひとつの世界観を作りたいので、まとまりと流れを意識しながら表現付けの練習をしています。
この曲は技術的に難しいということはありませんが、この曲の雰囲気を魅力的に表現しながら演奏するのはとても難しいと思います。
前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。
決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。
スペインの作曲家 マヌエル・デ・ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」は、まだ譜読みから日が浅く、私の新曲習得力だと相当頑張らないと2次地区本選までにはいい感じに仕上げるのは難しいと思いますが、2次で使わないにしてもいずれ舞台曲としてレパートリーにできそうなので、引き続き頑張りたいと思います。
もともとギターのために書かれた曲ですが、作曲者自身によるピアノ版があり、その版を弾きます。
この曲のラストでは、私が1次予選で弾いたドビュッシー「グラナダの夕べ」のラストのフレーズが登場するんですよ。
本コンクールでは、1次と2次も同じ先生が何人か重複で審査する場合があるので、1次2次を通して、ドビュッシーのグラナダで始まりドビュッシーの墓の捧げたグラナダで終わるプログラムを楽しんでいただけると嬉しいかなと。
この曲も練習と同時に暗譜を進めていて、1小節ずつ細かく練習しています。
【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】
次の本番ではドビュッシーの「塔」と楽興の3番を弾くので、今日は、まず3&4番を本気通し弾き、レッスンの最後に「塔」と3番を本気通しで弾きました。
4番は、ゆっくりですが、暗譜で通しました。
なかなか覚えられたなかった中間部も暗譜で通せて、全体の精度上げと表現を深めるステージに入ってきたと思います。
【ドビュッシー 版画より「塔」、「グラナダの夕べ」】
なので、今後の各舞台プログラム
「グラナダの夕べ」+「スクリャービン op.2-1」、
「塔」+「ラフマニノフ 楽興の時3番」
のセットで仮本番通しをしました。
グラナダの夕べは、福間洸太郞さんのギターライクな表現がとてもスペインの雰囲気が感じられていいなと思っています。
上の動画はドビュッシーの「グラナダの夕べ」とファリャの「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」を続けて弾いていて、まさに私のイメージにぴったりです。
【初見練習 リスト パガニーニ大練習曲 第6番 主題と変奏】
無謀にもこの難曲に手を付けてしまいました😅
今日は第1変奏を読みましたが、引き続き激ムズでした。