プロンプト入力補助「Easy Prompt Selector」導入したよ!
こんにちは、あるいは こんばんは。
Stable Diffusionを使用して描画を進めたいところですが、拡張機能を充実させて、環境を整えていこうと思います!
先日、再セットアップから再導入など行ってきましたが、拡張機能が一部使用できないことが判明し、オリジナルのStable Diffusionを再導入しています!今回はxformersも使用できるようになりました♪(anaconda仮想環境から動かしていないからと思われます)
もし、ご興味がありましたら簡単なセットアップをおまけに記載しますので参考にしてください。
プロンプト入力補助ツール
いろいろなツールがあり、わたしも試しながら導入しています。
ずっと気になっていた(というよりまだ使いこなせていない)のが、ぶるぺん(blue-pen5805)様のsdweb-easy-prompt-selectorです。
カスタマイズできるようですので、今後の制作活動のために勉強したいと思います。
とりあえず入れてみた拡張機能
sdweb-easy-prompt-selector:今回紹介するもの
ボタンでポチポチしてプロンプトを入力できるようになります。sd-dynamic-prompts:以前の記事で紹介したもの
ワイルドカードを使用してプロンプトにランダムな変化をもたらします。stable-diffusion-webui-text2prompt
簡単なテキストを詳細なプロンプトとして認識してくれます。a1111-sd-webui-tagcomplete
Danbooruタグというものを予測変換して入力補助してくれます。sd-webui-better-prompt
プロンプトの色やスタイル、表示される情報のカスタマイズができます。novelai-2-local-prompt
NovelAIのプロンプトをWebUIで使えるように変換してくれます。
Web UI起動します
後述していますが、わたしは以下のバッチファイル「SD.bat」をデスクトップに作って、ダブルクリックで起動しています。
chcp 65001
cd C:/Users/user/Dropbox/GitHub/clone/stable-diffusion-webui
C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python310/python.exe launch.py --administrator --xformers --skip-python-version-check --skip-version-check --autolaunch
GitHubから導入するよ!
拡張機能(Wxtensions)タブのInstall from URLに、「https://github.com/blue-pen5805/sdweb-easy-prompt-selector.git」を入力してインストールしましょう。
うまくいかないこともありますので、GitHubからダウンロードして、
フォルダを「/Users/user/Dropbox/GitHub/clone/stable-diffusion-webui/extensions」に入れましょう。
(パスは各自の環境で変更をお願いします)
なお、コマンドプロンプトなどでgit cloneするのもおすすめです!
(わたしは、エラーが絶えないのでもっぱら以下の方法で行っています)
cd /Users/user/Dropbox/GitHub/clone/stable-diffusion-webui/extensions
git clone https://github.com/blue-pen5805/sdweb-easy-prompt-selector.git
Web UIを再起動すると、トップページにボタンが増えていると思います。
ボタンをカスタマイズする
設定ファイルは「.yml」で作成します。
格納場所は「/Users/user/Dropbox/GitHub/clone/stable-diffusion-webui/extensions/sdweb-easy-prompt-selector/tags」になっています。
ChatGPTに相談して、テストファイルを作ってみました。
ITEM_NAME: <項目を作成>
__BUTTON: WORD, WORD, WORD <冒頭にスペース入力(ボタンとなる):プロンプトに入力される呪文>
fantasy job:
Knight: sword, shield, armor, boots
Wizard: wzard, robe, hat, magic
Priest: priest, robe, healing magic
modrn fashion:
casual: casual style, jeans, t-shirts, sneakers, hoodies, accessories
business: suits, ties, formal shoes, tailored pants, blazers
military: military style, camouflage, cargo pants, bomber jackets, combat boots, dog tags
gothic: gothic style, dark clothing, black lace, corsets, velvet, chokers, makeup, accessories, mysterious
まとめ
これまでstyle.csvで管理していた内容を整理して、.ymlでシリーズ化し、ボタンぽちで入力するようにすると良いのではないかと思います。
ポジティブ用とネガティブ用で整理すると効率が上がりそうですね!
よく使用する単語は、.ymlファイルを作成するたびに入れておくとよいでしょう。
おまけ
オリジナル版のStable Diffusion Web UI再導入したよ!
前提として、pythonとgitが導入されている環境で、コマンドプロンプトなどから導入していきます。
導入先のパスは適宜変更していただければと思います。
わたしはDropboxにGitHubからcloneした内容を格納するフォルダに入れるようにしています。Macと共有することが可能です。
## install Stable Diffusion Web UI
cd /Users/user/Dropbox/GitHub/clone
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
バッチファイルで起動する!
あらたに作成された「stable-diffusion-webui」フォルダ内の「webui-user.bat」をダブルクリックして初回起動し、環境構築します。
その後、モデルを配置するなど、好みに合わせるとよいのではないかと思います。
@echo off
set PYTHON=
set GIT=
set VENV_DIR=
set COMMANDLINE_ARGS=--administrator --xformers --skip-python-version-check --skip-version-check --autolaunch
call webui.bat
set COMMANDLINE_ARGS=
はブランクになっていますが、「--xformers」を入れると高速処理してくれるようになるようです。(うまく導入できない場合もありますが、解決策はワカンネェんだわ~。。。何度もコケてます)
わたしは以下のバッチファイル「SD.bat」をデスクトップに作っています。
chcp 65001
cd C:/Users/user/Dropbox/GitHub/clone/stable-diffusion-webui
C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python310/python.exe launch.py --administrator --xformers --skip-python-version-check --skip-version-check --autolaunch
ではでは!