◇結婚式トラブル②~忘れ物~
◇結婚式トラブル②~忘れ物~
こんにちは。
結婚式当日に持参するはずだった、花嫁からの手紙を自宅に忘れてしまった話をします。
これから結婚式を控えている花嫁さんの参考に。そして、こんな人もいるんだっとクスッと笑っていただけたらいいなっと思います。
遠方の親戚の為に、ホテルも兼ねた式場を選んだので、せっかくならと私たちも結婚式後は宿泊することにしていました。そのため、車に積む荷物がたくさんありました。当日バタバタしないようにと、前日のうちに何度も確認をしながら玄関寄りのリビングにまとめて置いておきました。
いよいよ結婚式当日。車までその荷物を運ぼうとすると、夫が「これから長時間ドレスを着て疲れるだろうから、俺が全部運ぶよ」っと言い、車のキーを私に渡しました。「トランクを開けたら車に乗って待っててね」と言ってくれたので心がほっこりした私は、その言葉に甘えることにしました。
車に荷物を運び終え、式場へと出発しました。車内では「準備大変だったけどあっという間だったね」「今日はお天気はいいけど風が結構強いね」「久しぶりに会う親戚は元気かな?」などと話していました。式場が近付いてきた時に「まさか忘れ物ないよね?」「ここまで来てもう戻れないぞ」っと談笑していました。
式場に着いて車を停め、夫は何度か往復しながら控室まで荷物を運んでくれていました。私はプランナーさんと挨拶を交わし、両親と共に受付に飾る風船を膨らませていました。荷物を運び終えた夫も合流して一緒に風船を膨らましていると、プランナーさんが駆け寄ってきました。「荷物はまだ車にありますか?」っと声をかけられ、夫は「いえ、先ほどので全部です」っと答えると、だんだんとプランンナーさんの顔が曇っていきました。??と思っていると、「新郎新婦さん、ちょっとこちらへ」っと控室へ呼ばれました。
とても慌てた様子で「花嫁から両親へ渡す手紙がないのですが…」っと言われ、私は荷物を見渡しました。そしてゾッとしました。私が用意したものは、便せんに書いたいわゆる手紙ではなく、ミニブーケのようなハート型に切り取られた木彫りのメッセージボードっと少しこだわったものでした。それをダンボールに入れて他の荷物と一緒に置いておいたのですが、夫に確認すると「たしかにダンボールあったけど、今日使うものだとは思わなかった…」とリビングにそのままにしてしまったということでした。
そこからはもう大変です。私はドレスの着付け時間が迫っていたため、そろそろ準備に…とヘアメイクさんに呼ばれてしまいました。そこで、着付け時間にまだ余裕のあった夫が「これは俺が戻るしかない」っと自宅まで取りに行ってくれることになりました。車で戻って、もし渋滞にハマってしまったら大変なので、少し遠回りでも電車で向かうことにしました。
夫と連絡を取り合いながらも、間に合うかなっと心配でたまらない中、着付けやヘアメイクの準備はどんどん進んでいきました。不安が一層積もっていく私でしたが、プランナーさんの方が気が気ではない様子で、廊下と控室を行ったり来たりしていました。
夫が式場を出てから2時間後、ダンボールを抱えて戻ってきました。予定していた夫の着付け時間には少し遅れてしまいましたが、汗だくになりながら頑張ってくれたおかげで、大幅な変更になることはありませんでした。私もプランナーさんも、ほっと一息をつきました。
これは後から考えたことですが…ネットで発注したものだったので、手紙の内容はデータとしてスマホに残っていました。なので、とりあえず今日はコンビニで便せんを購入し、空き時間に手紙を書き写し、ミニブーケ風花嫁の手紙は後日、両親へプレゼントすればこんなに慌てることもなかったかなっと。
でもやっぱり、あの場でプレゼントできてよかったよ。汗だくになりながら頑張ってくれた夫くん、本当にありがとう。
夫はというと、「さあ急いで着付けをしましょう」っと案内された時に問題が発覚しました。Tシャツにサンダルという軽装で来ていたため、Yシャツの下に着る肌着を着用していませんでした。持参もしてなかったため、またまた大慌て。
受付係を終えた友人がたまたま廊下にいたため、コンビニで購入してきてもらうように頼んでいました。「さっき家に戻った時に肌着も取ってこれたのにね」なんてことは言えませんでした。
挙式を2週間後に控えたある日の夫の交通事故に続き、当日はあんなに大切なものを忘れて大慌てしてしまうなんて…
踏んだり蹴ったりだったけれど、結婚式がやっと始まるな!!っと一息つきましたが、トラブルはまだ続きます…。。。
これから結婚式を控えている新郎新婦のみなさん、忘れ物にはくれぐれもご注意を!!
もし忘れてしまっても、今の世の中コンビニにたいていのものは売っています!!どうぞ慌てず冷静なご判断を…