6畳ワンルームから一人の平凡な男が日本の未来を変える物語〜第2章〜
「よし!起業しよう!教育で日本の未来を変えよう!」
そう思い、大学4年生になる少し前(2023年2月7日)に、内定をいただいていた会社を辞退し、本格的に教育事業を開始した。
今回は、そんな私が
「どんな想いで教育事業を始めたのか」
についてお話ししようと思う。
私は、中学生の時に、ある男の子と出会い、「人に何かを教えて、その人が成長すること。感謝されること」の面白さをまじまじと感じた。
鳥肌が立つレベルだった。
当時の話を綴っているもの↓があるので、ぜひ目を通していただきたい。
この経験が私を「教育の沼」へと引きずり込んでいったのだと、今になって感じる。
===約5年後===
時は流れ、大学に入学後、私は案の定、家庭教師を始めた。
そこで出会った複数の生徒様との関わりの中で違和感を覚えた。
とある質問をした時だ。この質問は絶対初回授業の時に質問しようと決めていたのだ。
すると、
ほとんどの生徒様がこう答えるのだ。
確かに、一人や二人そのような人がいてもおかしくはないが。。。
99%は夢がない。なりたいものはない。そんな状態で勉強をしていた。
えええええええええええええええええええええええええええええええ!
です笑
驚きのあまり、一瞬だけコミュ障になっていたかもしれない。笑
それと同時に妙な違和感を感じた。
「何がこの原因なのか?」と。
「何がそんなに子供たちの夢を奪っているのだ?」と
「この状態を作り上げている根源的な理由はなんなんだ?」と
===約2年後===
そして私の就職活動のタイミングが来た。
私はやりたいことが決まっていて、それを実現することができる会社様を応募して面接を進めていた。
すると、近くから
みたいな、会話が聞こえてきた。
えええええ⁈人生ってそんなもん?
もっと、「これをやりたーーーい!」とかってないの?とかって思った。
確かに、お金は大事だし、福利厚生が大切なのはわかるけど。。。
そこだけですか?って本当に思った。
そして、また妙な違和感を感じた。
「何がこれの原因なんだ?」
「子供たちに夢がないことと、関係はあるのか?」
そう思いながら電車に乗ると、疲れ切って、目に光が宿っていない、サラリーマンの方々がたくさんいらっしゃった。
そこで私は確信した。
「日本は全体的に人生にワクワクしてる人が少なすぎる」
子供も、大学生も、社会人も自分の未来にワクワクしていないのだ。
これには必ず共通した原因がある。
そこをどうにかして変えることが私の使命だと思った。
======
日本中が全体的にワクワクしていないのはなぜか。
結論はこうだ。
これが全ての原因だ。
遡ること、約30年前。
日本は高度経済成長の真っ只中だった。
「JAPAN AS NO1」と国際的に称賛されていた。
あの経済大国アメリカさえも、終身雇用、年功序列、トップダウン式の日本の企業形式を模倣するレベルだった。
その時代は、とにかく「敷かれたレールを走る時代」
それでどこの国よりも成果を出すことができていた時代だった。
そして、バブルが弾け、一気に日本は下落していく。
日本はナンバーワンではなくなった。
海外では、アップルやマイクロソフトなど、どんどんとユニコーン企業が出てきたのだ。
それらは、従来とは全く違った形式の企業ばかりだった。
つまり、日本の企業は在り方を変える必要があったのだ。
しかし、日本は変えることができなかった。
保守的な考え方が裏目に出たのだ。
安全ではないレールを、幻の船を信じて30年間走り続けた。
結果、今の日本が完成したのだ。
あなたが子供の頃、親に言われなかっただろうか。
「いい高校へ行き、いい大学へ行き、いい会社に就職しなさい。
そしたら人生安泰だから」と。
この幻のレールを代々受け継いでいったことが全ての原因であると感じたのだ。
令和時代にこのレールは通用しない。
自分で考えることができない集団を作るだけの、最悪の装置だ。
会社に入社できると、いるだけで給料が上がっていく。
事業主は雇用者を解雇することはできない。
最悪の状況だ。
そしてさらに最悪なのは、今の社会はもうレールが通用しないことだ。
レールに乗っていても、大型船に乗っていても、全く人生安泰ではない。
こと日本においては特にそうだ。
必ず、自分で考えて自分なりのレールを敷き、走り出さなければならない。
なのにも関わらず、教育の現場がそのような仕組みになっていないのだ。
受動的に授業を受け、先生に今の課題をアドバイスされ、宿題を出される。
自分で考えることを放棄し、言われたことだけやっていれば、勝手に答えを出してくれる。
レールを敷いてくれるのだ。
こんな教育は今後の社会に適していない。
もちろん、熟は必要だともう。だが、それと同時に、じぶんでレールを敷くために、考える環境も必要だ。
そんな想いでアチハピを作った。
教えない授業。
自分で考える学習計画表。
これらがアチハピのサービスの軸だ。
これからの時代は、目標を自分で設定し、現状を自分で把握し、ギャップの課題を自分で炙り出し、成長していかなければ、生きていけない。
勉強というツールを利用して、その力を社会に出る前に養って欲しい。
心からそう願っている。
夜に、ヨーグルトを飲みながら走り書きがきをしてみた。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?