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【2024】「オランダの小鳥の巣箱」ストリートビューの窓 その8

ストリートビューで鳥の巣を見つけることは結構ある。
私は人間のそばで、人間の作ったものを思いがけなく(用途は人間のためのものなのに)利用して動物たちが生活しているという事実と状況がたまらなく好きだ。それは人間の生活にも関係して、時にはお互いの間に摩擦もあるけれど、したたかないきものの生命力を感じるシーンだと思う。

「ストリートビュー散歩」の方でも、道路から見ることのできる鳥の巣について何度か記事を書いている。
どれもお気に入りの記事なのでぜひ読んでみてほしい。

◆ハンガリーのシュバシコウの巣のはなし
ストリートビュー散歩55-1 それはハンガリーの電柱から始まった
ストリートビュー散歩55-2 そして電柱には鳥の巣があった
ストリートビュー散歩55-3 ポーランドで何とか見つける。まだ探索中……

◆ケニアのアフリカハゲコウの営巣地
ストリートビュー散歩108 ケニアの大きな鳥を調べてみる

◆南アフリカ共和国の電柱に作られたシャカイハタオリの巣
ストリートビュー散歩120 南アフリカの鳥の巣がまるで団地のよう

今回は、思わぬものに作られた鳥の巣ではなく、人間が用意した巣の話。

オランダの家に設置された小鳥の巣箱

ロッテルダムで見つけた鳥の巣箱。

屋根のすぐ下あたりにある小さい巣箱が見えるだろうか。とてもかわいい。

もしかしたらほかにも、庭の木などにつけた巣箱などはストリートビューでも見ることが出来ていたのかもしれない。しかしなかなか見つけるのは困難だ。それに比べて、こうやってすっきりした家の壁に突然現れる小さな巣箱はとてもよく目立つ。

私は見つけられてうれしいけど、これは小鳥は使うのだろうか?
いったいこのあたりではどんな鳥がこの巣箱を利用するのだろうか。
これも今度調べてみたいなと思って今のところ着手できていない。調べたらすぐにわかりそうではある。

上記のリンクのように、私は今までにも「この鳥はなんだ?」と調べてきたので、そういうことも好きである。でも今はとにかく「この巣箱かわいいなあ」と、小鳥のために? 設置した住人に思いをはせるのだ。


きょうも二枚紹介してしまう。
二枚目も、真ん中あたりに小さな巣箱が設置されている。

両方に共通しているのは、人間がアクセスしにくい場所にあるということ。
道からは良く見えるが、観察するには高い位置にあるし(蛇などをよけるためには有効だと思う)、庭にあるわけでもないので「あ、小鳥が庭に来た!」と往来を楽しむような設置の仕方じゃないと思う。 ではなぜ設置しているのだろうか。小鳥の巣箱ではない可能性もまだあるが……

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さらに詳しく調べて書いている記事シリーズ「ストリートビュー散歩」もぜひよろしくお願いします。
ストリートビュー散歩記事一覧
https://www.blackstrawberry.net/yoshida/?p=972

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藤村阿智 AchiFujimura
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